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Margate 2023

お久しぶりですー。

イギリス南東のMargateへ行っておりました!

我が家の短いサマーホリデー。

我が家はMargateが好きで、これが3度目。

地理もお店もそこそこ知っております。



娘ちゃんには、初めての砂のビーチ。

踊る様に歩いてます爆笑 




このサンダル久しぶり〜。

ビルケンで海は無理だよねキメてる

ペディキュアするの忘れてて、テンションだだ下がりの瞬間。まあいいけど...



まさか海に浸かるなんて思ってなくてびっくりの母昇天 

この日は26度くらいだったんですが、それでもここは北海ですよ〜驚き

対岸はベルギー辺りかな


波打ち際でパシャパシャする程度を考えていて、まさか肩まで浸かって泳ぐとは!!


この日はこれで、Airbnbで予約してたお家へ移動。電車で昼過ぎに到着して、荷物はTurner Contemporaryのロッカーに預けてありました。



翌日は、Tidal poolへ。

イギリスにはよくあるのかな?

潮の満ち引きを利用した浅瀬にあるプールなんですけど、

満潮の時は海の下、

潮が引くと、コンクリートのフレームの中に海水が残るって仕組みです。


ちょっと歩くので、途中でカフェイン投入。

カフェイン中毒なんです、私爆笑 


Fortsのコーヒーは美味しいですニコニコ




Tidal pool。

好きなんですよねー。

なんか不思議じゃないですか。。。



ここで何をするかというと、



カニ釣り!



バンバン釣れるんですよー!

まあ、日本人なのでね、食べたいなーとか思うんですがよだれ 

気が済んだら海に返します。


前回来た時も今回も、中国人の家族がいて、

前回は浜辺でBBQしてて、もしかしたらカニ焼いてた?

今回も、子供よりも親が躍起になって捕まえてたので、もしかして持って帰る?

なんて思ってたんですけど、真実はいかに爆笑 




波がたってる方が海で、右側の静かな方がプール。泳いでる人も結構いました。


場所に寄ってはかなり深いみたい。






私のお気に入りスポット!

インスタ映え爆笑 





定番の、Turnerのカフェ。

ここ大好き。

Chipperfield設計のこのギャラリー、何度来ても素晴らしいです。ギャラリーとしてだけじゃなく、コミュニティーの中心としてしっかり機能しているし、建築としては開口部の位置が完璧で。

好きだなーって純粋に思いますニコニコ


どうでもいいいけど、トイレのデザインが、ザ・アーキテクトって感じで、私がするのとソックリ過ぎて笑える... 

アーキテクトがすると、あんな感じになりがちってことですね。

インテリアデザイナーがすると、また違います。




チョコレートクッキー食べてニコニコ。

汚れてますよ〜。



妹大好きお兄ちゃん。




毎日必須のカフェイン魂が抜ける




帰る前にひと遊び。

気温は上がらなかったけど、天気が良かったので助かりました。


トータルで4日。

鉄道のストライキで、延泊したんですけど、結果ちょうどよかったかな。


Margate はロンドンから来やすいので、当然ロンドナーが多くて、ロンドンから来てるなーっていうのは、結構雰囲気でわかりますよね。

うちがどうなのかはわかんないですけど爆笑


なんか、カフェで売ってるものも値段もロンドンプライスで、ロンドンの延長線上にいるような、いないような。

でも、美味しいエスプレッソコーヒーと、オーツミルクがないと生きていけないので、有難かったですニコニコ


チョイっと思ったのは、白人の男の子が坊主っぽい頭だと、結構な確率でロンドンの子じゃないのかも、って思った凝視

小学生の女の子は全国差がなさそうだけど。

大人もそうだけど、男性って見た目で色々とわかりやすいのかも。

子供達が海に入ってる間、暇だったのでどうでもいい観察です笑



以上!

次は庭記録します〜。


H&dM展

下書き保存のつもりが間違ってアップしていたようです驚き

最後、ちょっと追記して完成させてます。



Royal Academy of Artsで開催中の、Herzog &de Meuron展へ!!



久しぶりに会う、アーキテクト仲間の友達と行ってきました。


H&dMの代表作といえば、

ロンドンですと、

テートモダン(新旧館両方)

Laban Centre 

One Park Drive (カナリーウォーフの高層マンション)


東京だと、プラダ青山


スタジアム建築でも有名で、北京オリンピックのメインスタジアム、通称鳥の巣なんかが有名です。


結構奇抜なものを作る方達なので、どれも好き!にはならないんですが(私は)、上記の作品は好きですね。




まずは、大量のスタディーモデルがお出迎え!

宝の山だなぁ。

今は手でモデル(模型)作ることが減ったので貴重かも。




写真家、Andreas Gurskyによる、プラダ青山。ガースキーを見れるなんてお得よだれ 




Thomas Ruffのもありました。すごい!!さすがです。


展示自体は、スマホを使ったVRも導入されているし、建築に関係ない方にも驚きと発見があるかと思います。




プラダ青山のスタディーモデル。

無数のモデルがゴロゴロ。

ぜひ、アーキテクトの試行錯誤に思いを馳せてもらいたいです魂が抜ける 




こっちは、One Park Driveですね。

私の高層ビルの概念を覆した建物です。

自分は高層ビルのデザインは出来る気がしないけど真顔




最後は、H&dMがここ数年取り組んでいる病院建設について。

VRで、現在の現場と3Dレンダリングを見比べることが出来たり、臨場感がありました!


うちの息子も、こういうのだったら結構楽しめるのかな。

アーキテクトの適正あると思うんだけど、

一番重要な「興味ある!」の部分がないのよね爆笑

勧めるつもりはないんだけど、選択肢の一つとして持っているのは悪くないと思うの。


例えば、建築に触れる機会がなく育てば、適性があって本来なら興味を持つかもしれないのに、アーキテクトになろうなんて考えもしない人生で終わるかもしれない。


建築じゃなくても、不動産だってあり得るし、こういうVRを作る仕事だってある。

構造エンジニアとか、色々関係のある仕事も多い。(一般の人は何それ?って思うくらい、建築の現場の職業は多岐に渡ります)

さっき紹介した、写真家のGurskyとRuffは、建物を題材にした写真を撮ることが多い。


だから、選択肢を見せることは大事なんじゃないかなぁ、と思いました。



業界の変化

うちの会社、最近新しい人を雇おうとインタビュー(面接)をガシガシやっているのですけど、

ちょっと興味深い現象が起こってて、メモ。


インタビューを始める前に、まず高校生が3人、Work experience(職業体験)に来ていて、

それがね、黒人の女の子と男の子、白人の男の子だったんですよ。


普通じゃない?ってイギリスに住んでる方は思うかもしれないんですけど、

案外、建築業界って保守的でして(批判されているんですけど)、人種と性別がかなり偏っておりまして。

まあ、要するに白人男性が圧倒的に多いんですよね。

白人女性でトップにいる方は、結婚されてても子供がいないってパターンも多く(これはどこも共通かな)


ちなみに、大学の同期の女の子はアーキテクトの資格を取る前にキャリアチェンジした子ばかり。同期でアーキテクトになった女の子はあまりいないです。

現在イギリスで、日本でいう1級建築士登録しているのは、圧倒的に男性が多いという現実。

中々のボーイズクラブです!


ただ、年々変わって来ているなって感じはしてました。

私のちょっと上の世代から(今の40半ば)、子供を持つ女性アーキテクトが増えて、男性の方も奥さんと共働きで育児分担。

肌が濃い色の方もチラホラ増えました。(インド系含む)


ただ、やっぱりたどり着くまでが長い資格なので、女性は途中で辞めちゃうパターンが多くて、女性が少ないのは相変わらずかな。

結婚出産を考えると、やり辛い職業です。


それも、つい最近始まったApprenticeshipsっていう制度で、大学院にフルタイムで通う必要性が無くなったりと、資格取得への道が拡がったのもあるのか、所謂ソーシャルモビリティーってやつが拡がったせいもあるのか、ワークエクスペリエンスに白人以外の子が来た!っていうのは、変化だなぁ、と。


で、

その後、まずはジュニアレベルのアシスタント(新卒含む)の採用インタビューが始まって、偶然、名前のリストを見たんですけど、なんと白人な名前が少ない!!

黒人っぽい名前と、あとは中国系の名前ばかり。

(香港人って今特別に就労ビザ取れるんですよね?)

そこでも大きな変化を見ました。



それでね、次にちょい上のレベル(院卒、資格取得後すぐくらい)のインタビューが始まって、まだ5人くらいしか来てないみたいだけど、

そしたら今度は白人ばかりなの!


逆にビックリしたわ驚き 

私の5つ〜10こ下くらいかな

その辺では、まだミックスされてないってことなんだろうな。



クライアント側、大手のデベロッパーの方が、ぶっちゃけ白人男性率が高かったのですけど、そこにインド系や中国系の若い男性が混ざるようになって、白人の若い女性も増えています。

パブリックセクターだと、黒人率高いです。特にロンドンのカウンシルとか。(公営住宅の設計の時)


仕事相手のエンジニアにも女性が増えたし、中国系の女性が急激に増えた気がします!



10年後はきっとちょっと違った景色になっているのかもなぁ。

うちの子供たちが大人になる頃には、女性だとか、肌の色が違うとか、もっと関係なくなってるといいな。



それと、某ロンドンの大学の有名建築学部で先生をしている友人に聞いたのですけど、

今時の建築学生は、図面をオールドファッションド(古臭い)と言って描かないそうです凝視 

どこに就職するつもりなんでしょうか.... 


図面があるから、建物が建つのだよ。

そりゃ、今時の図面は確かに3Dで起こすのだけど。


一回、現場のリアル話しに来てよって、その友人にお願いされてて笑

事件は現場で、ってやつですね魂が抜ける