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育児と仕事と離婚 続き

小学校に上がると、共働き以外の家庭も増えて、最初のうちはアフタースクールクラブになんの文句もなく行っていた息子も、

学校が終わったらすぐに、お母さんが迎えに来てくれる子がいる!とついに気づいて、ブーブー言いだすように( ;∀;) 
耳が痛いよー。
 
 
クラスに、アフタースクールクラブが一緒の子が殆どいないので、働いていないママが多いのかな?(今だにイマイチ把握出来てません)
おばあちゃんが毎日お世話してくれているとこもあるみたいですが。
あと、兄弟がいるところはナニー雇っているケースも多いみたい。
 
さて、そんな息子は、アフタースクールクラブでYくんに出会います。
 
Yくんのご両親は、ふたりとも私と同業。
でも、お父さんは大きい建築事務所の共同経営者、お母さんは有名若手事務所のアソシエイト。
ヒラ社員の私なんかとは立場も違うし、忙しさもケタ違いだろうことは、容易に想像がつく...
 
ふたりとも、さぞや忙しいのだろうなーと思っていたら、なんとこちらも離婚されていました。
そして、こちらも、たぶん親類は近くにいない... 
 
 
お母さんの方と、一度ゆっくり話しをしたのですが、
ぶっちゃけ、離婚してからの方が、「週に2日は必ずお父さんが迎えに行って、一緒に過ごす」とかハッキリ決まったから、色々楽だと言っていました。
 
確かにそうかも... 、と私も激しく同意。
 
お父さんと過ごす日は思い切り残業が出来る、ってわけで、変な話、少し魅力的... (おっと)
 
そして、Yくんのお母さんは、離婚を機に、10年ほど務めた事務所辞め、某有名、若手建築事務所に移籍したのです。
 
とても忙しく、しょっ中海外出張があるみたいですが、やり甲斐もあるみたい。
 
夏休みに、Yくんが我が家にプレイデートに来て、子供達がゴハンを食べたのですが...
 
うちの旦那曰く(私はいなかった)、いっぱい食べるのはいいことだけど、食べ方が汚くてちょっとビックリした。
とのこと。
 
(うちの息子も、別に自慢出来るほど行儀はよくないですけど。少なくともビックリするほど悪くはないはず)
 
あれは、親が一緒に食べていないんじゃないか、と。
 
(ちなみに、Yくんはうちの息子の2倍は食べたそうです。それはとても羨ましい。)
 
なので私が、
あそこは両親とも、すごく忙しいだろうからね。
 
と言うと、
 
お互い、忙しくしたいから離婚したんだろ?
 
鋭いひと言。
 
なんだか、グサっと刺さりました。
 
言われてみれば、
Tくんのところも、離婚前後に部長に昇進していたし... 
 
逆に私は、思うように昇進/出世出来ないことを、常々歯痒く思っていました。
 
上手く出来てる夫婦もいると思いますが、
共働きで、両方がキャリアアップを狙っている場合、サポート(例えば親)を簡単に得られる環境にないと、お互いに無理がかかって、下手をすると壊れる可能性が高いのかもしれない。
 
実際、我が家は、私が少し仕事量をセーブすることで、ぎりぎりバランスが取れているような... 
私がセーブする理由としては、「もしかしたら、いつか二人目を... 」という気持ちが薄っすらあったことと(その場合、私がマタニティーに入ることを考えると、旦那の仕事が軌道に乗った方が良い)、
あとは、私が息子にちゃんとゴハンを作ってあげたいとか、宿題を一緒にやるとか、母親としての役目を出来る限り全うしたいからで。
 
 
 
お互いの仕事に対して理解がいくらあっても、どっちかが譲らないと、やっぱり共働きって難しいなって思った6年間でした。(でも、親が近くにいれば、また全然違うんだろうなぁ)
 
もしくは、フルタイムナニーでも雇う?!
(我が家には、そんなお金はない)
 
 
でも、子供が親を必要としてくれる期間なんか、たかが知れてるわけで....
やっぱり、ここでなんとか上手くバランスを取らないと、子供との信頼関係にも響きそう。
 
 
 
 
徒然と纏まりがない文章ですいません。
 
要するに、親が近くにいない、夫婦ふたりの海外共働き子育て生活は、こんな感じで山あり谷ありで、周りの共働き夫婦から考えさせられることもいっぱいありました。
 
日本と大きく違うのは(たぶん)、お父さん側なのかなーと思います。
未だに、本当の意味での男女平等ではないと言われるイギリスですが、お父さん側が、家族に使える時間は、日本よりもずっと長いかと。
子供が病気だからって、休む共働きお父さんも結構います。
でも、日本の人が思うより、共働きに優しいわけでもなく、共働き家庭が多いわけでもない。(ナーサリーが高いせいかも)
 
 
7年を経て、再び一からやろうとしていることに、今は少しビビっています。
せっかく息子は、自分で自分のこと結構出来るようになって楽になったのになーって(^_^;) 
 
まぁ、前回と違うのは、息子もきっと結構手伝ってくれるんじゃないかなって、ことかな。
小さい子の相手をするのが上手なので、それなりに、相手してくれそうだし。
 
 
それにしても、育児を挟んだ夫婦関係って難しい。
夫婦だけなら、問題にならずに行けることも、ここに子供っていう大きな共同作業が入ることで、関係も変わっちゃうんだろうなーって思います。
 
ちなみに、TくんのとこもYくんのとこも、10年近くの結婚生活だったみたい。
それが子供が生まれた途端に破綻。
 
うちも10周年過ぎたけど... 二人目が生まれたら、また崖っぷちかなぁ〜。

育児と仕事と離婚

あ、うちが離婚するって話じゃないんですけど...

 

 

息子が生まれてから、色んな家族に接することがあって、色々と思うことがあったので、ちょっと書いてみようと思います。

 

 

 

息子が生まれてもうすぐ7年になります。

 

私は18歳からイギリスで、大学も大学院もこっちで終わって、仕事の経験もイギリスでしかありません。日本でいう1級建築士の資格もイギリスで取りました。

手に職があるというやつで、出産前から勤めていた建築事務所で産休・育休をとって、息子が7ヶ月の時に、まずパートタイムで復帰して、1歳の頃にフルタイムに戻りました。

 

イギリス在住の方なら、ご存知かと思いますが、イギリスのナーサリー、とっても高いですガーン

うちの子が行ってたところは、その当時、フルタイムで行って、だいたい月1350ポンドでした。(約20万円くらい)これ、相場です。

3歳くらいから少し値下がりますけど。

 

そういうわけで、仕事に戻りたくても戻れないママは多いようです。

もしくは、そこまで払って戻りたいと思わない、などもよく聞きます。

(近くに親類がいて、サポートを得られたら一番ですよね)

 

私もその当時は、アーキテクトになりたてだったので、お給料のほとんどはナーサリー代で消える感じでした。

それでもやっぱり、長い時間をかけて、資格を取って経験も積んだし、キャリアとしてはこれからってところだったし、長い目で見れば、と思って必死にやって来ました。

 

 

そして今、復帰して5年くらいになります。

まぁ、そこそこ遠くまで来れたな、ってくらいまで、キャリアを進めることが出来ました。

ただ、やっぱり、子供の送り迎えなどで、子供がいない同僚に比べると(もしくは奥さんが子供の面倒を見てくれている)、進みはゆっくりでしたが、

ラッキーなことに、直属の上司も子供がいるママだったので、どういう方向に進むのがいいか一緒に考えてくれました。

新人の頃に思い描いていたのとは少し違うけれど、通常業務だけじゃなく、自分だけの特別な役割やスキルが備わって、大きな自信も付きました。

 

ただ、キャリアは積めたし満足もしているけど、この形に落ち着くまでには、自分自身や会社内での需要、家族(旦那&子供)との折り合いが、ものすごく難しかったです。

 

本来、私はもっとバリバリ働きたかったし、正直、子供もいらないと思っていたくらいです。

旦那氏と結婚して、彼がものすごく子供が欲しい人だったこと、この人となら子供欲しいな、と思ったので、こういうことになりましたが。

 

両立に関して、旦那とはかなり衝突しました。

 

 お互いの締め切りが重なったり、忙しかったりすると、

 

彼→ 会社にいるんだから、仕事を変わってくれる人くらいいるだろ?

 

私→ 自分ひとりでやってるんだから、時間に自由がきくでしょ?

 

 

こっちの言い分としては、私の仕事を代われる人なんてそうそういません。

設計の中でも、少し特殊な部分を担当することが多いからです。

それに、チームとの折り合いもあるし... 

みんなが残業している中、毎回毎回、「お迎えがあるから〜」って帰るのも難しい。

 

 

 

 

そんなこんなで、息子が小さい頃は、夫婦間で険悪になることも少なくなく、この頃、離婚は常に頭の根底にありました。

 

実は、うちの両親も離婚していて、母も手に職があったので、揉めることも少なくスッパリと別れてるんですよね。

なので、自分の中では、なんとなく離婚に対するハードルは低いような気がしています。

 

 

 

 

 

 

息子が通ってたナーサリーは、所謂私立にあたるのですが、

だから、お金さえ払えば誰でも入れるし、仕事の復帰に合わせて、いつでも入園出来ます。(事前に予約しておかないと難しいですけど)

ちなみに公立だと、抽選とか、世帯収入で優先順位があったりで、希望のタイミングでは、入れない可能性の方が高い。

 

なので、うちのナーサリーは、仕事を持っていて、バリバリ続けたいお母さん達ばかりいました。

共働きなので、当然お父さんも送り迎えに来ていて、話をする機会も多かったのですが、役割分担している感じがとても伝わって来ました。

 

 

 

 

 

そんな家族が多い中、少し違う感じがしていたのが、息子の相棒で、6歳の今でも大親友のTくんのところ。

 

お母さんを見かけたことが一度もなく、お父さんが毎朝連れて来ていたものの、挨拶もなく(イギリスではこういうの結構珍しい。仲良くならなくても、挨拶くらいはにこやかにする)、いつも電話中。子供と一緒にいる時も電話。

 

赤ちゃんの頃からずっと一緒だったけど、プレイデートをするようになったのは、3歳半くらいだったかな?

お母さんと出会ったのも、話をするようになったのも、確かこの頃。

 

そして、このご夫婦は、4歳の誕生日目前に離婚が成立。

 

突然、離婚したから引越した(近所)と連絡があって、突然のことにビックリはしたけど、「やっぱり」とも思いました。

 

彼女、博士号も持っている才女で、しかも長身の超美人。

大きな会社の部長クラスの立場。

当然、仕事も忙しそう。

家にはオーペア(住み込みの学生さん)がいて、送り迎えは、基本的その子がしていました。(離婚後も彼女の方にオーペアいます。)

 

お父さんの方は、会社を経営しているらしく、こっちもやっぱり忙しいのですが、

私は、この人に対して、違和感がずっとあったのです。

 

 

 

うちのナーサリーの家族って、送り迎えはパパとママが交代/当番制で行なっているところが殆ど。

週末、近所の大きな公園で会うと、家族みんなで遊びに来ていることが多くて、お父さんだけの場合も多かった。

 

同じナーサリーの子のバースデーパーティーには、やっぱり両親で来ていることも多くて、とにかく家族仲がいいのと、お父さんの育児参加率がすごい。

(イギリスでは普通ですけどね。でもママが専業主婦のお家よりも断然高い感じです)

 

 

共働きって、夫婦のチームワーク力が問われると思うんです。普段のコミュニケーションがすごく大事。仲良くないと、難しいんじゃないかな?

 

ナーサリー時代からのお友達のご両親からは、互いをものすごく尊重しているのを感じます。

まぁ、月20万のナーサリー代を払ってまで仕事に復帰したい女性と一緒にいる相手ですからね... 

尊重出来なかったら、即離婚とかあり得そう。

 

 

今にして思えば、

うちは、私の仕事に対する理解はあるものの、夫婦のチームワークが、そこまで上手くいっていない夫婦だったかと思いますσ(^_^;) なんとか乗り切りましたけど。

 

 

Tくんの家の場合、お父さんは常に電話。

公園で一緒になって、子供達が遊んでいる時も、気がついたらいなくて、遠くで電話。

それだけじゃないんだけど、子供と向き合っている感じが、あまりしませんでした。

 

離婚後、

日曜日は、お父さんの家で過ごす日らしいのですが、日曜日にお友達のバースデーパーティーがあると、絶対に来ない。

Tくんの仲のいい友達でも来ない。

プレイデートに誘っても来ない。(すっぽかされたことも!)

たぶん、子供関係の付き合いとか嫌なだろうなーって思います。会場に連れて行く時間とか労力とかも。

 

お母さんの方からチラッと聞いたのは、

こちらの話をあまり聞かない、

いつも仕事の電話ばかりしている、

子供を優先的に考えることがない、ということでした。

 

実際、私も旦那氏も、ほぼ同じことを感じ取っていました。

 

偶然、Tくんの父方のおばあちゃんに会って、話す機会があったのですが... 

 

ふたりが離婚したのは、サポートする親類が近くにいないせいもあるって言ってました。(私たちのとこも、親兄弟が誰も近くにいないって話から)

それは一理あるかもなーって、確かに思います。

サポートがないから、ふたりでどうにかするしかなくて、両方忙しいと、本当にどうにもならない... 

子供が病気とか、仕方ないけど、本当に困る。

 

 

というわけで、長いので一旦区切ります。

まだ続きます。

 

6th Birthday Party

更新ついでに、ずっとアップし損なっていた、去年の息子の6歳のバースデーパーティーのことを。

 
5歳のパーティーの教訓から、エンターテイナーにお願いすることにしたパーティーでした。
仕事してるし、準備が本当に大変だったので... ( ;∀;) 
 
お願いしたのは、Puddlesというところ。
夏のパーティーなので、外で楽しめるアクティビティーがいいなーと思って、ここに決めたのでした。
ここの売りは、「自然の中で海賊宝探し」!
こっちの男の子達って海賊大好きですよねー(´ω`) 
うちも例に漏れず大好きなので、ここに決めました。
ただ、超人気らしく、6月末のパーティーを、2月頃から予約しなきゃならないという... (しましたとも!)
 
フレキシブルにプランが選べて、何個かオプションがあるのですが、
うちは、パーティーバッグをオプションで付けました。(これも前年地味に苦労した部分... )
 
スナックとケーキも用意してもらえるのですが、そこはちょっと節約して、自分たちで。
 
 
タイムテーブルは事前に知らせておいてくれるのですが...
さすがプロ、当日はほぼその通りに進行しました!
 
 
 
 
 
まずはフェイスペイントから... 
 
 
 
 
 
外に出て本番前のウォーミングアップ(?)
 
 
 
 
それから森に出て、宝探し開始!
 
 
都会のど真ん中に、こんな森があるなんて知りませんでした。割と近所なのに。
天気が良くて暑い日でしたが、森の中は気持ち良かったです。
 
宝箱は、事前に隠してあるらしく、みんなで競争しつつ探します。
 
 
 
結構ガッツリお宝を見つけて、スタート地点に戻って、今度はゲームタイム。
その間に、こっちはケーキとスナックの用意をします。
 
 
 
そういえば、午後のパーティーだと、大抵はサンドイッチなんかが出されるんですけど、
スナックにしては重くないか?ってずっと思ってて。まぁイギリスの習慣なんでしょうが...
 
なので今回は、会場まで持って行くのと、帰りに手早く片付けられるように、プラスティックカップ(蓋つき)にフルーツサラダを詰めて、小さいパックのポムベアとyoyoにしてみました。
 
エンターテイナーの会社の人も、「お、それいいね!」と言ってくれたので、ちょっと安心(笑)
たぶん、ちょっと珍しかったのかも。
 
最後にまたちょっとゲームをしてから、
ケーキタイム。
 
 
息子の希望は、「パワーレンジャー」ケーキだったのですが、悩んだ結果、M&Sで注文したレインボーケーキに、パワーレンジャーの人形を飾るという荒業に(笑)
誰かのパーティーでそういうのがあったので、真似させてもらいました... 
 
結果的に、子供達には好評。
おもちゃも後で遊べるしね。
 
そして、このケーキが思いの他美味しくてビックリでした。(←全然味に期待してなかった)
ちなみにこれです。
 
 
断面が可愛い!
 
 
今回は少数精鋭メンバーだったので、そっちも楽でしたー。
まぁ、やっぱりそれなりに準備には追われたんですが... 
 
当日は大変だったけど、子供達の楽しそうな姿を見たら、やってよかったなーって思います⭐︎