駒王丸 | お山の杉の子

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詩吟・なんの負けるか今にみろ…

今日の大河ドラマ「平清盛」の再放送で、源義朝が息子義平に、義仲の父である弟の義賢を殺させる場面を放送していた。
関東地区の地盤は兄弟仲よく折半すれば良いものを、自分が源氏の頭領になろうと、弟を殺してしまう。
源氏の歴史は、骨肉の争いの歴史だ。
平家は、策略にはまり親子が戦うときもあったが、一族が仲良く繁栄している。
史実を知り、義朝や頼朝がまったく嫌いになってしまった。

義朝や義平の行動は家臣からも支持されなくて、義平は、まだ2歳の駒王丸(木曽義仲の幼名)や母の小枝を殺そうと必死で捜す

が、畠山重能は命に背いて母子を助けて斎藤実盛に預けた。
斎藤実盛は、母子を信濃の中原兼遠の元に逃がしてやることにした。
長い彷徨の末、木枯らし吹きすさぶ寒い日、旅に疲れた母が、中原兼遠に助けを求める。
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駒王丸は、兼遠や、その妻千鶴の愛情に支えられ、その子、次郎や四郎、後に生まれた巴とともに、木曽谷の山の中で文武両道に励み、たくましく成長した。
13歳、元服し、名を木曽次郎義仲と改める。
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「平家物語」では、京都の石清水八幡宮で元服したとあり、、木曽町の旗挙八幡宮にも元服の伝承がある。