これ、いいな♪ -8ページ目

これ、いいな♪

縁があってわたしが出会ったものたちを書いています。最近は、自分の忘備録にしています。

★★★☆☆ (個人的な感想:★3点)

2019年8月25日 双葉社

【あらすじ】

シリーズ3作目。

神奈川県警捜査官巻島が、

前作取り逃がした主犯格リップマン淡野を追う。

 

【感想】

読み終えてしばらくの間、とても微妙な気分でした。

途中中だるみしながら、

やや強引なネットテレビ捜査に違和感も感じつつ、

それでも後半盛り上がり、わくわくもしました。

けれど、終わってみたらがっかり感がぬぐいきれず。。

 

本作では、犯人側の淡野が描かれています。

2ではクールで頭の切れる、

けれど人物像がつかみきれない淡野でしたが、

生い立ちや2の事件後や、周りの人達との関係が描かれることで、

その人物がくっきりと浮かび上がっていました。

 

それでも私は、犯人側の人物や背景を知ったところで、

人を陥れる犯罪を犯す人間を、肯定したくはありませんけど。

 

 

この物語は、続編があるのではないかと思います。

警察組織に入り込んでいる、犯罪組織の一員「ポリスマン」の正体を、

やっぱり物語にして明かしていただかない事には、

読者は納得できないでしょう。

少なくとも私は。

 

 

この後、ややネタバレ含みます。

テレビを使った公開捜査につながった時は、感動しました。

「おぉ。そう来たか!」って。

それから数ページはわくわくしながら読み進めたのですが、

・・・これ、途中で終わってるよね?ショボーン

事件は解決していないし、巻島たちがどうなったのかわからない。

消化不良のままでした。

 

続編に期待します。

 

 

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クリアクリーンプレミアム使いました。

 

私は虫歯になりやすいので、

歯磨きには気を使っています。ウシシ

歯ブラシも歯磨き剤も。

 

私が使ったのは、こちら。

リアクリーンプレミアム むし歯予防

 

この歯磨き剤は、大人用のむし歯予防を謳っていて

高濃度フッ素で、エナメル質の修復を促進してくれるそうです。

そして、歯の表層を産に溶けにくい性質にしてくれるそうです。

歯磨き剤の色は、白です。

味は、プレミアムミントです。

甘くもなく、辛くもなく、じっくり歯磨きできます。

使用感は、クリアクリーンらしく、顆粒入りで、ザラザラしていますね。

 

そして、使った後は、歯がつるつるになっています。

 

私は、いくつかの歯磨き剤を使っていて、

(普通使い用・寝る前用・会社で使う)

そのうちの1本は、クリアクリーンダブルプラスです。

ランク的には低くはない歯磨き剤ですが、

それよりもずっと、つるつるに磨けている印象です。

 

しっかり磨けているのを実感できます ニコニコ

 

 

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★★★*☆ (3.5点:個人的な感想)

 

1987年の綾辻行人氏のデビュー作を、

4年後の文庫化からさらに改訂された。

2007年刊行。

 

【あらすじ】

孤島を旅行した大学生7人。

そこは、半年前の殺人事件現場でもあった。

「被害者」「犯人」「探偵」と書かれた謎のプレート。

そして、連続殺人事件が始まる。

 

【感想】

あまりにも有名な作品ですが、

今まで読んでいなかったのか、忘れてしまったのか、

記憶にありません。

 

ただ、どこかで読んだような物語、と思ったので、

読んだことがあるのかも。

アガサクリスティの『そして誰もいなくなった』に、

とても似ているなぁ、と思いながら読んでいたので、

そんな気がしていたのかもしれませんが。

 

本格ミステリーと言われていますね。

まさに「推理小説」です。

設定も孤島の連続殺人事件で、

推理しながら読める、とても王道な作品でした。

 

残念ながら、

犯人らしい人物は、分かってしまうし、

動機も想像がつくのですが、本当にその通りで、

そして連続殺人の動機としてはとても弱くて、

読後、その真相が期待外れ。

 

ただとても読みやすくて、

うまくミスリードして読ませてくれるので、

ところどころ、「え?」という驚きがありました。

ついつい、ページを遡って読んでしまうことも、

何度かありました。

 

館の殺人シリーズは何作もあるので、

こんなふうに読みやすい作品なら、

機会があったら読んでたいと思います。

 

 

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★★*☆☆ (2.5点:個人的な感想) 

 

2014年9月幻冬舎

 

斉藤和義氏との企画から始まった

繋がりのある短編集。

 

【あらすじ】

普通の人々の、普通の生活。

過去や現在。

 

【感想】

スタートが企画ものなので、

伊坂幸太郎氏の作品には珍しく、恋愛ものです。

伊坂氏なので、ベタベタでもドロドロでもありませんが(笑)。

 

ただ、「普通」の話です。

すでに映画化されていますが、映像向きな話だと思います。

 

時間の流れや人の繋がりがおもしろいです。

伏線と回収は、それは伊坂氏の得意とするところですね。

 

 

 

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★★★★* (4.5点:個人的な感想)

 

2015年9月 双葉社

 

【内容】

「犯人に告ぐ」の続編。

巻島警視が新たな誘拐事件を捜査する。

 

【感想】

おもしろかったです。

続きを読むのが楽しみで、わくわくしていました。

このまま最後まで進んだら、

久しぶりの★5の作品に出会えるかと思ったほどです。

 

犯人側も捜査側も、よく練られていて、

事件に向かう捜査員たちが、かっこよくてしびれました。

 

残念だったのは、

クライマックスでの、女性警察官のゆるーい台詞です。

「うわあ」「そうなんですかぁ」「どうしましょう」「うわわわ」

こういうセリフが続くんです。

緊張感が緩んで、がっかりしました。

 

「犯人に告ぐ2」というタイトルですが、

「犯人に告ぐ」のような劇場型捜査というわけではありません。

舞台の警察が同じってことですね。

まぁ、同じ印象的なセリフは使われていましたけど、

明らかに続編を匂わせる終わり方でした。

 

なので、続編読んでみることにします!

 

 

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今さらですが、以前書いたブログの続きです。

 

 

ここ何年かの私は、

時間的にあんまり余裕がない生活を送っています。

なので、という理由にしてしまうのですが、

結局、BDレコーダーを購入しました。

 

意外にもブログには書いていない気がするのですが、

私は嵐が好きです。

誰押しって言うのは無くて、5人がそろっているときが一番好きです。

 

 

このビデオクリップも、嵐5人が楽しそうにわちゃわちゃしてたりして、

観ていて楽しい気持ちになります。

 

買って良かった!

 

全63曲中 

ルンルン私のベスト5ルンルン

 1 GUTS!

 2 Troublemaker

 3 Happiness

 4迷宮ラブソング

 5ワイルドアットハート

曲が好きなのと、

メンバーが楽しそう!っていうのが理由かなっニコニコ

 

考えて考えてベスト3にしてたんだけど、

もう少し選びたくなって、あとで追記しちゃいました照れ

 

 

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★★★☆☆ (3点:個人的な感想)

2005年5月光文社

1991年サントリーミステリー大賞佳作受賞作。

改稿して刊行されました。

 

【あらすじ】

15年前の自殺が、殺人事件であるとのタレコミが入る。

時効まであと1日。

 

 

【感想】

この作品は以前にも読んでいますが、

完全に忘れてしまっているので、再読です。

 

すでに映像化されていますが、

映像向きの物語だと感じました。

 

おそらく、

自分の体調とかプライベートの忙しさが原因だと思いますが、

自分の中にスムーズに入ってこないエピソードがいくつもあって、

それで読みにくい感じになってしまったのだと思います。

 

この後、少しネタバレ含みます。

 

自殺で処理されていた事案が、

時効目前でいきなり殺人事件として再捜査になる、

これって普通の事なのでしょうか。

まず、そこに引っかかりました。

 

そして、

事件当時の出来事が描かれているのですが、

取り調べ中の事件関係者、喜多の回想としてとらえるには、長い。

そのバランスが気になりました。

 

他にも、人の嗜好や行動とか、

いくら卒業生寄贈だといっても、 

使用されない金庫が置いてあるとか、

過去の犯罪の証拠物件の保管場所とか、

すんなり自分の中に落ちて行かない部分がありました。

 

そして、事件そのものの真相が弱いです。

 

だから、記憶に残っていないのかな。。

 

全体として、伏線の回収や物語の運び、

それはさすが横山秀夫氏だと思います。

 

 

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★★☆☆☆ (2点:個人的な感想)

2015年幻冬舎

作家デビュー30周年記念作品。書き下ろし。

 

【あらすじ】

薫子の、幼児の娘がプールで溺れて脳死状態に。

一部の身体の機能は残っていて、眠っているようにしか見えない。

一方で、臓器移植を待っている家族がいる。

人間の死とは、どのような状態からなのだろう。

どのような状態なら、死を受け入れられるのだろう。

 

【感想】

脳死・子供の死・臓器提供など難しいテーマを扱っています。

考えさせられる部分はたくさんあって、

胸が締め付けられるようなエピソードもありました。

 

ただ・・・

私は、読書は趣味としての娯楽を求めています。

東野圭吾氏の作品ということで、ミステリーを期待していました。

 

なので、期待外れな感じでしたね。

深く考えたら、気持ちが沈んでいきそうで、

現実でもないこの物語で、そういう気持ちになるのは、

今はちょっとしんどいかな。

 

 

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★★*☆☆ (2.5点:個人的な感想)

2016年講談社

書き下ろし長編

 

【あらすじ】

名作『チルドレン』から12年。

その後の家裁調査官・陣内と武藤とその周りの人々の物語。

 

【感想】

「チルドレン」は、大好きな本でした。

読みやすくて、人にも勧めやすくて、いい物語だと思っていました。

 

でも、何がどう違うのかな。

ここに取り上げられているエピソードが、きついのかな。

 

少しネタバレです。

と言っても、知ったからってどうということはないとは思いますが。

 

無免許の少年が、交通事故で人を死なせました。

この少年は、子供時代に、逆の立場で友人を亡くしていて、

加害者を憎んでいました。

事故を起こして、当時の加害者と同じ立場になった少年は、

それでも当時の事故を恨んでいます。

そういうエピソードも、すごく違和感があります。

 

他にも、小さなエピソードが、

例えば、

盲目の人が悪人を退治するアクションシーンみたいな部分がね、

カッコいいんだけど、

すんなり受け入れられるほどの積み重ねがなくて、

違和感の方が残ってしまいます。

 

相変わらず陣内さんは変人で、マイペースで、愛すべき人物です。

そこは変わらない。

そして、陣内さんの行動に、ちょっと感動して涙が出てしまいました。

 

 

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ビター・ブラッド 雫井脩介

幻冬舎 2007年8月25日

ジャンル:ミステリー/警察小説

個人的感想★★☆☆☆2.5

 

このところずっと仕事に時間を取られていて、

趣味に使える時間が少ないです。

ストレスもあって、気分転換に読んでみました。

 

【あらすじ】

警視庁の新人刑事佐原は、

両親が離婚して父親と別離、母親はその後失踪していた。

佐原は、現場で父親の刑事とコンビを組むことになった。

その後起きた殺人事件の被害者は刑事。

事件そのものに、父親や捜査一課に関わりが?

 

【感想】

ふつう。ですね。残念ながら。

ミステリーの謎の部分も、引っ張った割にすっきりすることもなく。

父親と息子、刑事同士という関係もそれほどのおもしろさはなく。

事件も黒幕はありきたりで、よくあるパターン。

 

雫井脩介氏の作品は、他に傑作もあるので、

残念に感じてしまいました。

 

検索してみたら、以前ドラマになっていたようですね。

ドラマは見たことがありませんでしたが、

映像になって人物に焦点が当たれば、面白いかも、と感じました。

 

 

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