★★☆☆☆ (2点:個人的な感想)
2015年幻冬舎
作家デビュー30周年記念作品。書き下ろし。
【あらすじ】
薫子の、幼児の娘がプールで溺れて脳死状態に。
一部の身体の機能は残っていて、眠っているようにしか見えない。
一方で、臓器移植を待っている家族がいる。
人間の死とは、どのような状態からなのだろう。
どのような状態なら、死を受け入れられるのだろう。
【感想】
脳死・子供の死・臓器提供など難しいテーマを扱っています。
考えさせられる部分はたくさんあって、
ただ・・・
私は、読書は趣味としての娯楽を求めています。
東野圭吾氏の作品ということで、ミステリーを期待していました。
なので、期待外れな感じでしたね。
深く考えたら、気持ちが沈んでいきそうで、
現実でもないこの物語で、そういう気持ちになるのは、
今はちょっとしんどいかな。