乃木将軍が執務した部屋 乃木館(陸上自衛隊 善通寺駐屯地資料館) 1泊2日 高松~松山一人旅⑥ | 1泊2日一人旅

1泊2日一人旅

休みは取れても2日。
だから旅はいつも1泊2日。
1泊2日でも日本全国行ってみたい。
そんな1泊2日一人旅の記録です。

鳥取旅から帰ってきたあとブログをサボってしまいましたが、途中だった1泊2日 高松~松山一人旅に戻ります。

 

 

間が開いてしまったので、これまでを振り返ります。

 

岡山駅前に前乗り宿泊して

 

 

 

翌朝、岡山6時37分発の快速マリンライナーに乗車。

 

 

 

瀬戸大橋を渡って

 

 

 

高松へ

 

 

 

高松駅前で朝食に讃岐うどんをいただき

 

 

 

8時、スズキ・スイフトでレンタカー旅のスタート

 

 

 

大崎ノ鼻を経由して

 

 

 

瀬戸大橋記念公園

 

 

 

瀬戸大橋記念公園では瀬戸大橋タワーに登って、瀬戸大橋記念館も見学。

 

 

 

 

ランチは宇多津町の回らない回転寿司店で旬のオリーブハマチをいただきました。

 

 

 

食後は青ノ山山頂展望台から瀬戸内海と瀬戸大橋を一望し

 

 

 

丸亀市の宮池で讃岐富士(飯野山)を眺めてきました。

 

 

と、ここまで書いておりました。

 

 

続きはここから

 

丸亀市の宮池から善通寺市の乃木館に向かいました。

 

 

乃木館は、陸上自衛隊善通寺駐屯地にある資料館です。

 

 

入口で自衛隊員さんに乃木館を見学したい旨を伝えゲートを開けてもらい駐車場へ。

 

 

 

ただ今の時刻は12時55分

 

乃木館は13時までお昼休みのようです。

 

 

 

なので先に敷地内に展示してある陸上自衛隊で使用された戦車や戦闘機・ヘリコプターなどを見学。

 

▼60式装甲車

 

 

▼61式戦車

 

戦後初めて開発された国産戦車です。

 

 

▼74式戦車

 

61式戦車の後継、2代目戦車です。

 

 

 

▼74式自走105mm榴弾砲

 

 

戦車と自走榴弾砲の違いって何?と素朴な疑問。

 

ググったけど、書くと長くなるので各自で調べてね。

 

 

▼75式130mm自走多連装ロケット弾発射機

 

 

 

▼Vー107(しらさぎ)

 

 

▼F86Dジェット戦闘機

 

 

PKO部隊派遣記念碑もありました。

 

 

PKOといえば、牛歩国会を思い出します。

 

令和になっても牛歩やってるアホな議員もいるけど・・・

 

 

一通り見て回ったら乃木館に向かいます。

 

 

日露戦争の戦勝を記念して植えられたという貝塚イブキ並木の中を進んでいくと

 

大きな建物が出現。

 

 

こちらが乃木館(陸上自衛隊 善通寺駐屯地資料館)です。

 

 

明治31年10月1日、旧陸軍第11師団が四国全域を管区として編成された際、師団司令部として建てられた歴史的な建物です。

 

瓦葺、漆喰塗り壁という和の要素も取り入れた木造2階建ての西洋風建築になっています。

 

 

旧陸軍第11師団の初代師団長は乃木希典

 

日露戦争で日本を勝利に導いた乃木将軍です。

 

 

乃木将軍は明治31年10月3日から明治34年5月22日までのの2年8ヵ月ここで勤務。

 

これ以後昭和20年の終戦まで25代の師団長が着任しました。

 

 

現在は資料館となっていて、初代師団長の乃木希典にちなんで乃木館と呼ばれています。

 

 

入口から中央階段へ

 

 

自衛隊員さんが2階まで案内してくれます。

 

 

階段は当時の姿のまま

 

雰囲気があって重厚な造り

 

 

 

ここでウェディング撮影も行われているようです。

 

 

 

 

2階が各部屋に分かれた資料館になっています。

 

 

 

 

11師団の誕生から

 

 

 

日露戦争

 

 

 

圧倒的な戦力差を覆し、ロシアの旅順要塞を陥落させ日本を勝利に。

 

 

 

 

大正11年に、この地で行われた陸軍大演習

 

 

 

陸軍大演習の指揮をとられた摂政宮殿下(のちの昭和天皇)

 

 

 

11師団のシベリア出兵記録

 

 

 

南京攻略後の善通寺駅前でのパレード

 

 

 

写真や資料だけでなく銃や軍服なども展示してありました。

 

 

 

 

 

 

 

歴代師団長の写真も

 

 

 

 

そして乃木記念室へ

 

 

 

この部屋は乃木希典をはじめ歴代師団長が執務していた師団長室です。

 

 

机も椅子も当時のもの。

 

 

右が初代の乃木師団長から第5代師団長が使用していた椅子で

 

左は第6代~第25代の師団長が使用していた椅子です。

 

 

当初、師団長室ということで床には豪華なじゅうたんが敷かれていましたが、乃木師団長の「ぜいたくは不要」の一言で撤去されたそうです。

 

 

 

じゅうたんなどの装飾をよしとしなかった乃木師団長でしたが、天井の四隅には菊の装飾が。

 

 

菊といえば、天皇家の御紋。

 

明治天皇を崇拝していたからだそうです。



乃木将軍は明治天皇の大喪の礼が行われた大正元年の9月13日の夜に、明治天皇のあとを追って自刃し命を絶ちました。

 


生い立ちから乃木将軍と呼ばれるまでを描いたイラストもありました。

 

 

 

歴史的な建物の中で貴重な資料や写真、展示物を見てきましたが、そろそろ時間が・・・

 

もう少し細かく見ておきたかったのですが、スケジュールに組んでいた50分では足りなかったです。

 

倍は必要だったかも。

 

展示内容はもちろんのこと自衛隊員の方もとても親切、しかも無料で見学できる素晴らしい資料館でした。

 

 

最後に来館証明書に旧第11師団司令部職印を押して

 

 

建物の裏側を見学して次の目的地に向かいました。

 

 

つづく