地球の空に二番目の太陽が現われるとき・・・・ その6
地球に二つ目の太陽が現われる”連星太陽現象”
「さあ、以上「人の子→イエス」説から解放されたからには、今度はまったく別の視点からこの「雲に乗って」やってくるものの正体を探るべきでしょう。
まず、前出「ダニエル書」のなかで「年を経た方」という語が出てきました。これは神秘学では有名な言葉で、「太陽(その主宰神)」のことを意味します。
そして、古来多くの宗教が(日本の天照大神もそうですが)太陽(もしくは、その光輪)を神と崇めていたことはご存じのとおりです。そして「人の子」とは「神に準じるもの」とありました。ということは、ダニエル書のいう「人の子のような方は」、「神(太陽)に準じるような方」ともいい換えられます。
その証拠に「人の子のような方」も「年を経た方」も、両者敬語つきで呼ばれています。イエス生誕より600年ほど前の人であるダニエルが後世のイエスに敬語を使うでしょうか。しかも、旧約(ユダヤ教)ではイエスをキリストとは認めていないのです。
一方、旧約では「人の子」という言葉は預言者を呼ぶときに多く使われています。この預言者(ナービー)の原義は、①ぶつぶつ沸騰する、②呼び出される、③宣言する、の意味だといいます。
さあ、少しずつみえてきました。以上をひととおり整理してみましょう。「人の子」とは。それが実質的に意味している内容は何か。
それをまず、前記黙示録の”口に牙の生えた”「人の子のような者」からみていきましょう。
この場合、人間の顔にこだわるから奇怪なイメージになってしまうので、いまこれを象徴として考えてみたらどうなるでしょう。
上部(頭と髪の毛)は”真っ白”に輝いており、中心(目)は”燃える炎のようで”、すそ(足)は”光り輝く真鍮のようであり”、音(声)は”轟き”のごとく、右側(手)に”七個の星”がみえ、中央(口)からは”剣”のような光り輝くもの(発光ガス体か)が吹き出ており、全体(顔)は”照り輝く太陽のようであった”。さらにそれは、天から火や硫黄が降ってるような状況のなかで、ぶつぶつと沸騰(噴煙をたてながら)し、(宇宙の果てから)呼び出された、(神)太陽に準じる方であり、空から火を噴いて落ちてくる星の、たいまつのように燃えている星で、”太陽のような顔”をしており、女(太陽が男、女は月や星の暗喩だとか)が”太陽を着た”ような姿で、稲妻のようにひらめき渡りつつ、雲(ガス状の煙か)に包まれてやってくる・・・・
これはいったい何を意味しているのでしょう。
実は、かのノストラダムスがこの人にしては珍しいほどの明快さでこの答えを出しているのです。
「大きな星が七日の間 燃え続け
雲が二つの太陽を現わすだろう
どう猛で巨大な犬が一晩中吠え続ける
法王が在所を替えるときに」(諸世紀Ⅱ/41)
素直に解する限り、”雲が二つの太陽を現わす・・・・”ということは、なんと!! この星は”太陽(恒星)化”するのです。
驚いたことに、私どもの地球は一時期”連星太陽”をもつことになる(らしい)のです。」
「ヤハウエの巨大潮流預言」柴藤甲子男著より
感想
>さあ、以上「人の子→イエス」説から解放されたからには、今度はまったく別の視点からこの「雲に乗って」やってくるものの正体を探るべきでしょう。
一応、流れを知りたい人はこちら。https://ameblo.jp/hitorinomeaki/day-20181021.html(前回の記事。)
>まず、前出「ダニエル書」のなかで「年を経た方」という語が出てきました。これは神秘学では有名な言葉で、「太陽(その主宰神)」のことを意味します。
「実はこれも原典は「ダニエル書」にあります。「みよ、人の子のような方が、天の雲に乗ってやってこられ、年を経た方の元に進み、その前に導かれた」(7/13)。」
引用元:https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12411784574.html
一応、原文を抜き書きしよう。
「13 わたしはまた夜の幻のうちに見ていると、見よ、人の子のような者が、天の雲に乗ってきて、日の老いたる者のもとに来ると、その前に導かれた。」
「ダニエル書」第7章13節(口語訳)
「07:13夜の幻をなお見ていると、見よ、「人の子」のような者が天の雲に乗り「日の老いたる者」の前に来て、そのもとに進み」
「ダニエル書」第7章13節(新共同訳)
口語訳と新共同訳で「日の老いたる者」と訳されているので、これで行こう。一応、「太陽」と考えてもいいだろう。ただし、私は「真理の御霊」(契約の使者)の事だと考えている。その理由は、
「11 わたしは、その角の語る大いなる言葉の声がするので見ていたが、わたしが見ている間にその獣は殺され、そのからだはそこなわれて、燃える火に投げ入れられた。
12 その他の獣はその主権を奪われたが、その命は、時と季節の来るまで延ばされた。
13 わたしはまた夜の幻のうちに見ていると、見よ、人の子のような者が、天の雲に乗ってきて、日の老いたる者のもとに来ると、その前に導かれた。
14 彼に主権と光栄と国とを賜い、諸民、諸族、諸国語の者を彼に仕えさせた。その主権は永遠の主権であって、なくなることがなく、その国は滅びることがない。
15 そこで、われダニエル、わがうちなる霊は憂え、わが脳中の幻は、わたしを悩ましたので、
16 わたしは、そこに立っている者のひとりに近寄って、このすべての事の真意を尋ねた。するとその者は、わたしにこの事の解き明かしを告げ知らせた。
17 『この四つの大きな獣は、地に起らんとする四人の王である。
18 しかしついには、いと高き者の聖徒が国を受け、永遠にその国を保って、世々かぎりなく続く』。」
「ダニエル書」第7章11節~18節
これは未来の映像で、黙示録の獣、イエスの再臨、真理の御霊(契約の使者)と当てはまるからである。因みに、イスラームの伝承とも符合する。
「イスラームの伝承によれば、イーサーはマフディー(正義の導き)による戦の最中に降臨すると考えられている。マフディーとは、イスラームの終末論ではイスラームの救世主として知られており、反キリスト(al-Masīh ad-Dajjāl。偽メシア)とその支持者に対抗する者である。イーサーは、ダマスカスの白い拱廊に、黄色いローブをまとい頭に油を塗って降臨し、マフディーに加わって偽メシアと戦う。イーサーは、イスラームではムスリムであり、イスラームの教えを遵守する者と思われている。最終的にイーサーは偽メシアを圧倒し、すべての啓典の民(ahl al-kitāb、ユダヤ教徒とキリスト教徒をいう)が彼に従ってイスラームの教団ひとつにまとまるという。」
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/イスラームにおけるイーサー#再臨
念のため、イーサーはイエスのイスラム名で、マフディーは「真理の御霊」(契約の使者)と一致する。
>その証拠に「人の子のような方」も「年を経た方」も、両者敬語つきで呼ばれています。イエス生誕より600年ほど前の人であるダニエルが後世のイエスに敬語を使うでしょうか。しかも、旧約(ユダヤ教)ではイエスをキリストとは認めていないのです。
翻訳では「人の子のような者」「日の老いたる者」と「方」ではなく「者」となっていて、よく分からないね。仮に、ヘブライ語では敬語になっていたとしても、ダニエルはイエスの事を知らなくて「主」と思えば、敬語を使うだろう。
ただし、個人的には、ダニエルは「終わりの時」から過去に送られた人物ではないかと考えているが。(究極の「終わり」を知る前に送られたか。)その根拠は、
「13 しかし、終りまであなたの道を行きなさい。あなたは休みに入り、定められた日の終りに立って、あなたの分を受けるでしょう」。」
「ダニエル書」第12章13節
普通に生まれて不老不死で現在も世界のどこかに潜伏しているなんて、イエスが天国で待機している以上に非科学的である。ダニエルは、(未来の)真の十二使徒の内の一人と考えるのが筋だろう。
>これはいったい何を意味しているのでしょう。
実は、かのノストラダムスがこの人にしては珍しいほどの明快さでこの答えを出しているのです。
「大きな星が七日の間 燃え続け
雲が二つの太陽を現わすだろう
どう猛で巨大な犬が一晩中吠え続ける
法王が在所を替えるときに」(諸世紀Ⅱ/41)
素直に解する限り、”雲が二つの太陽を現わす・・・・”ということは、なんと!! この星は”太陽(恒星)化”するのです。
驚いたことに、私どもの地球は一時期”連星太陽”をもつことになる(らしい)のです。
私は単純に「小惑星の衝突」と考えている。以前にも書いたと思うが、それ以上の事が起こる必要がないからである。目的は、現在の社会構造の破壊と「艱難」。
補足:https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12389298663.html
「そして彼らのはっきり表れた魅惑と共に、ずっと以前から放蕩にされていた聖性を再び身に付けて、なんと、大きな魅力の後で、全てを破壊するだろう最も太った大型番犬が出てくるだろう。それ以前に犯罪を遂行するだろうそれと同じものが存在しているだろう。(あなたは)最高(最初)の時のように教会を立て直します。そして聖職者が彼の元の状態(高い身分)へ復権させられるだろう。そして(彼は)メリトゥリケーし繁殖させ始めるだろう。数限りない大罪を作りそして犯します。」
「アンリ二世への手紙」の一部
おまけ