●私のスーパーマン

 

 

 


このお話は、昨日のブログ(●単身赴任中の夫の浮気しないお守り)の続きです。

 

 

 

従って、昨日のブログ(http://ameblo.jp/hirosu/entry-12256134317.html

 


を先にお読みください。


そしてから下をお読み下さい。
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[前回までのあらすじ
 


「ああこれは、もう私は力になれないなぁ。」と、さじを投げた時、

 

最後に、その相談者自身の運にかける時があります。例えば、こんな相談です。

 

それは、ある女性からの電話相談でした。ずばり言って、「ご主人の浮気」でした。

 

そのご主人とは、3年前に結婚。二人の間に子供はいませんでしたが、

 

彼女には5歳になる女の子がいます。つまり、シングルマザーでの再婚だったのです。

 

結婚後ご主人は連れ子にもとても優しく自分の子供の様に可愛がってくれたといいます。

 

ただ、1年半前に、彼は大阪本社に5年という予定で単身赴任になってしまったのです。

 

最初は2日に一回電話をくれていたのが、週に一度になり、

 

月10万円の仕送りも、月5万になり、今では月3万になっているといいます。

 

また、一ヶ月に一度は帰って来たのも、半年が過ぎた頃から、

 

正月に3日だけ帰って来ただけになったといいます。

 

その後、居ても経ってもいられない彼女は、親に相談すると、

 

父親が、オレが金を出すから探偵に調べてもらえ。と言われ、

 

最初は断っていましたが、このままだと気が変になりそう。という事で、

 

大阪に支社がある探偵事務所に夫の浮気調査を父親と一緒に頼みに行きました。

 

その結果、ご主人は浮気している事が判明。

 

相手の女性もなんと、シングルマザーだったといいます。

 

普通なら、この証拠を突きつけて、離婚となるのでしょうが、

 

彼女の場合、違いました。友人やご両親は、離婚を勧めたのですが、

 

彼女は別れたくないと言い張ったのです。

 

結局彼女は、夫に証拠を付きつける事も、浮気を追及する事もありませんでした。

 

私の所にも、ただ元の仲が良かった頃に戻りたいと相談に来たのです。

 

別れたくないという彼女の意向をくんで、色々考えましたが、

 

最終的には、難しいという判断でした。

 

お子さんも彼の子では無いので、離婚して新しいスタートが無難な結論でした。

 

彼女いわく、やはり私の他にも2ヵ所で占いをして離婚を勧められたといいます。

 

しかし、彼女は彼の事をホントに愛していた様で、

 

それでもあきらめられない様子だったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の相談の様に、

 

 

相談者の希望に添えない結果が出て、

 

 

それでも、その相談者があきらめ切れないという場合には、

 

 

最後に、その相談者自身の運にかける時があります

 

 

 

 


私は彼女に、こう尋ねました。

 

 

「亡くなった人で、貴方を自分の子供の様に可愛がってくれた人はいますか?」

 

 

通常は、亡くなった両親だったり、亡くなったお祖母ちゃんお祖父ちゃんなのですが、

 

 

変わった所では、育ての親や、隣に住んでいたオバサンや、学校の先生でも、

 

 

貴方を自分の子供の様に心配して世話してくれた故人なら可能性があります。

 

 


すると、彼女は父方のお祖母ちゃんが、生前よく私を可愛がってくれました。と言う。

 

 

 


そこで私は彼女に、

 

 

「お祖母さんの写真はありますか?」と尋ねると、

 

 

「無いです。」という。

 

 

「では、実家に行って、お祖母さんの写真を2つ選んで

 

 

 それを写真屋さんに持って行って、焼き増ししてもらって下さい。」

 

 

「多分、ネガは無いと思います。」と彼女が言うので、

 

 

「いえ、今はネガが無くても、焼き増ししたい写真を持っていけば、

 

 

 いくらでも焼き増ししてもらえますから。

 

 

 そして、お祖母さんのお墓参りをして、まずはご無沙汰を謝った後、

 

 

 お祖母さんにお願いしましょう。

 

 

 そして、写真を1つは枕元に飾り、1つは持ち歩いてください。」

 

 

 

 

 

ちなみに、お祖母さんにお願いする時は、

 

 

○○さんと寄りが戻る様にとか、相手を限定しないで、

 

 

幸せになれるように導いて下さい。という様な漠然としたお願いにして下さいね。

 

とアドバイスした。

 

 

これは普通の方でも、神様やご先祖様にお願いする時も同じである。

 

 

神社に行くと、山田君と結婚出来ます様にとか、個人名を出して、

 

 

限定しない方がいい。それよりも、幸せな結婚が出来ます様にと願い、

 

 

もし神様が山田君と結婚した方が良いと判断すれば、山田君と結婚出来るだろう。

 

 

そこの所を詳しく知りたいという方は、下記をお読みください。

(●結婚できないという、ある女性 http://ameblo.jp/hirosu/entry-11925003957.html

 

 

 

 

 

その後、彼女はお祖母さんの墓参りをして、写真を枕元に飾り、

 

 

いつもお祖母さんにお願いし続けたと言う。

 

 

 

 


すると、それから約1ヵ月が経った頃、

 

 

 

 

 

彼女にとって、最悪の事態が起きたという。

 

 

 

 

ご主人が久しぶりに帰宅したと思ったら、

 

 

離婚届を出して、「離婚して欲しいと、彼女に嘆願したのだ。」

 

 

既に離婚届の夫の欄には、彼が記載捺印済みで、

 

 

それが冗談では無い事が見て取れたという。

 

 

 

 

 


当然彼女は直ぐに拒否。絶対離婚しないと言い張った。

 

 

夫は泊まらず、その日の内に大阪へと帰って行った。

 

 

 

 


せっかくお祖母さんに毎日お願いしたのに、何にもならなかった。

 

 

むしろ最悪だ。彼女はその日ずっと泣いたという。

 

 

ひとしきり泣くと、泣き疲れたのかそのままソファーに寝込んでしまった。

 

 

 

 


すると、彼女は不思議な夢を見たという。

 

 

 

 

彼女が独りで大阪に出かける夢だった。

 

 

しかし、夫の元では無い。

 

 

どうやら、そこは夫の浮気相手の家だった。

 

 

 

 

夢の中の彼女は、その浮気相手にありったけの思いを伝えると、

 

 

相手は謝り、やがて夫とは別れると約束する。そんな夢だった。

 

 

 

 

 

 

彼女は目が覚めても、その夢をはっきりと覚えていて、

 

 

今の夢はどういう意味だろうと、起きてもずっと考えていた。

 

 

 

やがて、これはお祖母ちゃんが教えてくれているのかもしれない。

 

 

そう思うと、よし!大阪に行ってみよう

 

 

 

浮気相手の住所は、探偵事務所から教えてもらっていた。

 

 

それに写真から見る限り、相手の女性は強そうな感じはしない。

 

 

彼女は意を決して、相手が居るだろう日曜日の朝を狙って、

 

 

浮気相手の家に乗り込む事にしたのだ。

 

 

ついでに夫が置いていった離婚届をもっていき、

 

 

その後に、夫の元に行き、離婚届を突き返してやる。

 

 

彼女は子供を実家に預けると、大阪へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

前日、予めインターネットで、住所を調べて、

 

 

どこの駅で降りて、どう歩けば浮気相手の家に行けるか調べていたので、

 

 

ほぼ迷う事無く、彼女は夫の浮気相手の女性の家を見つける事が出来た。

 

 

 


そこは安い賃貸アパートの一階だった。

 

 

部屋も直ぐに見つかったのだが、いざとなるとドアをノックする勇気が出ない。

 

 

手も少し震えている。

 

 

彼女はドアの前で、10分位ただ佇んでいたという。

 

 

 

自分を落ち着かせて、自分に言い聞かせたと言う。

 

 

「悪いのは、この女だ。」

 

 

「悪いのは、全部この女だ。」

 

 

最悪、慰謝料を請求してやる。

 

 

彼女は大きく深呼吸して、気持ちを落ち着かせてから、ベルを押したという。

 

 

 

「ピンポン!」

 

 

 

なかなか出てこない。

 

 

いないのか。

 

 


まさか、夫の所に泊まっているのか!

 

 

 

再び呼び鈴を押す。「ピンポン!」

 

 

 

 


すると、中から鍵をあける音がして、

 

 

 

ドアが開いた!

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女は息をのみこんで、背筋を伸ばして、キリッと顔を引き締めた。

 

 

 


ところが、ドアを開けたのは、男の子だった。

 

 

 

多分、息子さんだ。

 

 

「お母さん、居る?」

 

 


「母さんは、仕事に行きました。」

 

 

 


どうやら日曜日も朝から働いているらしい。

 

 

「お母さんの知り合いなんだけど、いつ頃帰るかしら?」

 

 

すると、男の子は、「いつも日曜日は、お昼に帰って来ます。」という。

 

 

「良かったら、中で待たせてもらってもいい?」と笑顔で言うと、

 

 

男の子は、「どうぞ」と言ってくれた。

 

 

 


靴を脱いで、中に入ると、

 

 

玄関の隣がすぐ風呂になっていて、玄関を入ったすぐ右に台所がある。

 

 

そして、目の前に6畳らしき和室があるだけだ。

 

 

いわゆる1Kという作りだ。台所がある部分を除けば、一部屋しかない。

 

 

 

 

 

男の子は、彼女に気を使って、

 

 

何か飲みますかと言ってくれたが、彼女は断った。

 

 

 


しばらく部屋に居ると、ある事が分かった。

 

 

 

 

どうやら男の子の右足は不自由な感じだった。

 

 

松葉づえを使う程ではないが、歩くたびに右に傾く。

 

 

まだ小さいのに可哀想にと思ったが、

 

 

彼女はお母さんが戻って来るまでに、どうしてもこの子に、聞きたい事があった。

 

 

それは、夫がここに度々来ているのか確認したかったのだ。

 

 

 

「あのう、ぼうや。

 

 

ここに、メガネをかけたおじちゃん来てるでしょ?」

 

 

と思い切って聞いてみた。

 

 

 


すると、「ああ、スーパーマンのおじちゃん?」

 

 

 

スーパーマン?」

 

 

 


「そうだよ。ボクと母さんを助けてくれたんだ。

 

 

ボクが病気になっちゃって、ここを追い出されそうになった時、

 

 

スーパーマンのおじちゃんが、悪い大家さんから守ってくれたんだ。」

 

 

 


「どうして助けてくれるの?っておじさんに聞いたら、

 

 

スーパーマンは、困っている子供の見方なんだよって。」

 

 

 

 

「ボクが難しい病気になって、母さんを困らせてるんでしょ。って言ったら、

 

 

 

違うよ。

 

 

子供はね。病気になるのが仕事なんだよ。

 

 

そんな事心配しないで、ぜんぶおじさんに任せておきなさい。って、

 

 

言ってくれたんだ。」

 

 

 

 

 


夫にはそういう所があるのだ。

 

 

 

 

私の時もそうだった。

 

 


私が前の夫に捨てられて、娘と途方に暮れていた時、彼と出会ったのだ。

 

 

絶望していた私に、夫は優しく「大丈夫。これからはオレが守ってあげる。」

 

 

と言ってくれた。

 

 

それから私は立ち直り、約2年間とても幸せだった。

 

 

 

 

 


なぜか、その時、目の前の男の子を見て、

 

 

3年前の自分が居る様な感じを受けたと言う。

 

 

 


もう、貴方の心は、わたしの所には居ないのね。

 

 

 

 

彼女はその時、自然と夫とは別れようと、思ったという。

 

 

 

 

 


そして、不倫相手の女性とは会わずに、その家を出た。

 

 

 


その足で、近くの喫茶店に行き、

 

 


彼女は離婚届の残りの部分に記入すると、

 

 

それを夫のマンションのポストに入れに行ったという。

 

 

 

 

 


「さよなら、あなた。

 

 

 

  さよなら、私の

 

 

 

 

 

 

 

 

スーパーマン。」

 

その後、彼女は別の方と結婚した。

END

 

単身赴任中の夫の浮気しないお守り

 

 

 


占い師の所に相談に来て頂いても、どうしようも出来ない問題は沢山ある。

 

 

せっかくお金を払って頂いているのに、力になれないのは、

 

 

とても残念だが、占い師も魔法使いでは無いので仕方がない。

 

 

 


ただ、

 

 

ああこれは、もう私は力になれないなぁ。」と、さじを投げた時、

 

 

最後に、

 

その相談者自身の運にかける時があります。

 

 

 

 

 


例えば、こんな相談です。

 

 

 


それは、ある女性からの電話相談でした。

 

 

相談内容は、ずばり言って、「ご主人の浮気」でした。

 

 

 

 

 

そのご主人とは、3年前に結婚。

 

 

二人の間に子供はいませんでしたが、彼女には5歳になる女の子がいます。

 

 

つまり、シングルマザーでの再婚だったのです。

 

 

 

 

 


結婚後、ご主人は連れ子にもとても優しく、

 

 

自分の子供の様に可愛がってくれたといいます。

 

 

ただ、1年半前に、彼は大阪本社に5年という予定で単身赴任になってしまったのです。

 

 

最初は2日に一回電話をくれていたのが、週に一度になり、

 

 

月10万円の仕送りも、月5万になり、

 

 

今では月3万になっているといいます。

 

 

その度に、慣れない土地で付き合いにお金がかかると言われたといいます。

 

 

また、一ヶ月に一度は帰って来たのも、半年が過ぎた頃から、

 

 

正月に3日だけ帰って来ただけになったといいます。

 

 

 

 

 


初めて彼女が、ご主人の浮気を疑ったのは、

 

 

久しぶりに帰宅した時に、ブランド物のワイシャツを着ていた事だったといいます。

 

 

それまでは、衣類にはまったく気に留めないという人で、

 

 

ワイシャツなどスーパーの安いもので構わないという人だったのにです。

 

 

しかも予備のワイシャツにも、きっちりアイロンがかかっていました。

 

 

洗濯屋に出したら付いて来る、紙のタグやビニール袋にも入っていません。

 

 

その時は、ただちょっと変だなと感じただけでしたが、

 

 

夫が帰った後も、ずっと頭の中でモヤモヤが消えなかったといいます。

 

 

 

 

 


そして翌月、夫が帰宅した時に、

 

 

夫がお風呂に入っている時に、思い切ってカバンの中を調べたそうです。

 

 

 

 

すると、夫のカバンの中に、携帯電話が2台あったそうです。

 

 

1台は彼女が知っている携帯で、時々話すものでしたが、

 

 

もう一台は最新型のデザインだったといいます。

 

 

しかも、彼女が知っている携帯は無防備でしたが、

 

 

最新型の携帯は、ロックがかかっていて、彼女が中を見る事は出来ませんでした。

 

 

友人にその事を相談すると、絶対浮気していると言われたそうです。

 

 

 

 

 


その後、居ても経ってもいられない彼女は、親に相談すると、

 

 

父親が、オレが金を出すから探偵に調べてもらえ。と言われ、

 

 

最初は断っていましたが、このままだと気が変になりそう。という事で、

 

 

大阪に支社がある探偵事務所に夫の浮気調査を父親と一緒に頼みに行きました。

 

 

 

事務所の人と色々話した結果、

 

 

調査の決行は、ご主人の給料日の後の方が浮気しやすいだろうとという事で、

 

 

次の夫の給料日後の金曜日と週末に尾行調査する事になったそうです。

 

 

私が、興味本位で費用はどのくらいかかったんですか?と聞いてみると、

 

 

3日間で20万円ちょっとかかったといいます。

 

 

 

 

 

 

 


その結果、ご主人は浮気している事が判明。

 

 

相手の女性もなんと、シングルマザーだったといいます。

 

 

 

 

 


普通なら、この証拠を突きつけて、離婚となるのでしょうが、

 

 

彼女の場合、違いました。

 

 

 

 

 


友人やご両親は、離婚を勧めたのですが、

 

 

彼女は別れたくないと言い張ったのです。

 

 

 

 


結局彼女は、夫に証拠を付きつける事も、浮気を追及する事もありませんでした。

 

 

私の所にも、ただ元の仲が良かった頃に戻りたいと相談に来たのです。

 

 

 

 


一応ネット経由で、ご主人の顔写真も見せてもらったのですが、

 

 

第一印象でも、ちょっと難しいなと感じる程でした。

 

 

 

 

 

 


たまに単身赴任しているという女性から、浮気の心配を相談される事がありますが、

 

 

そんな時、私はよく、こうアドバイスします。

 

 

もし、単身赴任中のご主人に、絶対浮気して欲しくないと思うなら、

 

 

浮気しないお守りをもらいないさい!」と。

 

 

 

 

それは、

 

 

例え夫の赴任先が、遠くて絶対行けないという場所でも、

 

 

 

とにかく合鍵をねだりなさい。

 

 

 

そして、冗談でいいから時々、行ってあげるかもしれないという事をほのめかしましょう。

 

 

 

 

 

 

男という者は、絶対来ないと思っても、

 

 

万が一を考えてしまい、もし突然来たらと考えて、浮気を控える事があるのです。

 

 

だから、どんなに信頼している人でも、合鍵を貰うぐらいなら、

 

 

別に浮気を疑ってもらう訳では無いので、とても良いお守りになるのです

 

 

 

 

今回の相談者の場合は、合鍵ももらっていないという事でした。

 

 

まぁ、合鍵をもらっていても、やる人はやりますが・・

 

 

 

 

 

別れたくないという彼女の意向をくんで、色々考えましたが、

 

 

最終的には、難しいという判断でした。

 

 

 

 

 

お子さんも彼の子では無いので、離婚して新しいスタートが無難な結論でした。

 

 

彼女いわく、やはり私の他にも2ヵ所で占いをして離婚を勧められたといいます。

 

 

 

 

 


しかし、彼女は彼の事をホントに愛していた様で、

 

 

それでもあきらめられない様子だったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、まさかの結末が待っていたのです。

 

後半は、明日のブログに続く。

●ストーカーの正体

 

 

 


このお話は、昨日のブログ(●心霊ストーカー)の続きです。

 

 

 

従って、昨日のブログ(http://ameblo.jp/hirosu/entry-12255219039.html

 

 

 


を先にお読みください。


そしてから下をお読み下さい。
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[前回までのあらすじ

 


それは、ある知人からの依頼で受けた相談でした。彼の後輩の女の子が、

 

困っているというのです。彼女の名前を仮に、牧田さんとしておきましょう。

 

牧田さんは、大学を卒業後、ある一部上場会社の総務として就職しました。

 

そして、会社にも慣れた3年目位に友人2人とある合コンに参加したといいます。

 

すると、その合コンに来ていた会社員の方A氏と意気投合して、付き合う事に。

 

A氏は当初からとても束縛が激しい人だったといいます。

 

メールして、5分以内に返信が来ないと不機嫌になり、

 

遅れた理由を必ず言わなければならなかったといいます。

 

牧田さんは、そんな束縛も初めてだったからか、A氏の私への愛情の証だと、

 

最初は思っていました。しかし、3ヶ月も付き合う頃になると、

 

暴力も振るわれる様になり、友人に相談すると、別れた方がいいと言われ、

 

付き合って11ヶ月の時、彼女は逃げる様にして引越して別れたといいます。

 

ただ、最後、別れる時にA氏が牧田さんに、「俺は霊能者だ、どこに行っても分かるんだ。

 

 オレから逃げられると思うなよ!」と言われたといいます。

 

彼は空から見つける事が出来ると言ったそうです。

 

彼女は怖くなって直ぐに、その携帯番号を変えて、連絡もしない様にしました。

 

それから約1ヵ月が過ぎた頃でした。彼女が帰宅して、

 

玄関のドアを開けるのと同時に、A氏が後ろから来て一緒に部屋に倒れ込んだのです。

 

彼が別れ際に言った通り、彼は牧田さんの家を見つけ出したのでした。

 

それから半同棲状態になり、週の大半は彼は牧田さんの家で寝泊まりしたといいます。

 

そんな状態が3ヶ月続いたのですが、

 

その間暴力もあり、牧田さんの給料も彼が管理する状態。

 

彼女は耐えられなくなり、僅かな荷物を持ってそこを逃げたといいます。

 

彼女は携帯の機種を変え、会社を辞め、東京から埼玉に引越しました。

 

安全の為、今までの友人や親にでさえ引っ越し先を教えませんでした。

 

普通は実家に戻るところかもしれませんが、彼女いわく、

 

A氏は親の所にも行きかねない人なので実家には迷惑をかけられないと思ったそうです。

 

しかし、引っ越してから2週間が経った頃から、段々と気分が悪くなって、

 

寝ていても、A氏の事が夢に出てきたり、アルバイトをしていても、

 

外を歩いていても、空からA氏の視線を感じる様になったといいます。

 

そして、家に入る時、また後ろからA氏に襲われるんじゃないかという恐怖感が

 

いつも襲って来て、いつも急いで鍵を開けて直ぐに部屋に入るのだといいます。

 

やがて、引越して1ヵ月が来る頃になると、

 

また彼がここを見つけ出して、やって来るという恐怖に耐えられなくなり、

 

牧田さんは、ここに引越して25日目にして、また引っ越したのでした。

 

今度は神奈川県に引越したそうですが、ここに引越しても、やはり段々と気分が悪くなり、

 

寝ても覚めてもA氏の視線を感じるのは、変わりませんでした。

 

結局牧田さんは、ここも引越して25日目にして、また引っ越したのです。

 

そして現在千葉に引っ越して来てるのですが、ここでも、やはり段々と気分が悪くなり、

 

外出すると、空からA氏の視線を感じる事がよくあるのだといいます。

 

A氏の呪縛から、どうやったら逃げる事が出来るのでしょうか。そんな相談だった。


それはまるで、心霊ストーカーだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

牧田さんをストーカーしている男が、

 

 

霊能者だと聞いて、ちょっとビックリした。

 

 

しかも、彼は空から見つける事が出来ると言う。

 

 

 

 

 

 


ちょっとやっかいな問題かも。と思った。

 

 

 

 

 

しかし、良く考えてみると、

 

 

 

 

空から人を探すというとなると、

 

 

私が考える限り、2つの方法しかない。

 

 

1■1つは、自分が幽体離脱して、空から探す。

 

 

2■何かの鳥を使うか、手伝ってもらって、鳥の目によって探してもらう。

 

 

 

 

 


1■の幽体離脱の場合、私は経験が無いので何とも言えないが、

 

 

通常は、目的地が分かっていないと、そこへは飛べないと聞いている。

 

 

つまり、どこに住んでいるか分からない牧田さんの家探しには向かないはずだ。

 

 


2■昔の話であれば、天狗が鳥を使ったり、魔女がカラスを使ったりしたと言われるが、

 

 

霊能力者が鳥を使って空から人を探すというのは、私は聞いた事が無い。

 

 

ただ、有能な魔術師や霊能力者が、小動物の霊(例えば狐とかテンとかの)を操って、

 

 

イタズラをしたり、人を騙すという事を行なう時があると聞いた事があるので、

 

 

もしかしたら、鳥も使いこなす事が可能なのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

ただ、それには相当な修行と経験と動物達との訓練が必要なはずだ。

 

 

まだ若い、しかも普段サラリーマンをやっている様な元彼に出来る技では無い。

 

 

 

 

 


そう考えると、元彼が言っている事は、単なるハッタリでは無いだろうか。

 

 

1つがハッタリだとすれば、霊能者というのも怪しくなる。

 

 

 

 

 

 

では、なぜ、元彼は、彼女の引っ越し先を見つける事が出来たのか?

 

 

 

 

 

携帯も変え、誰にも言っていない引っ越し先を見つけたという。

 

 

 

 


でも、良く考えると、

 

 

牧田さんが、埼玉県に引越した時や、神奈川県に引越した時、

 

 

そして、千葉に引越した時には、見つかっていない。

 

 

 

彼女いわく、

 

 

私がそこを1ヵ月以内に引越したから見つからなかったと言うのだが、

 

 

果たしてそうだろうか。

 

 

 

 


逆に、なぜ埼玉に引越してからは見つかっていないのかを考えてみた。

 

 

すると、彼女が言った

 

 

会社を辞め、東京から埼玉に引越しました。」を思い出した。

 

 

「もしかして、元彼の人は、貴方が勤めていた会社知ってた?」

 

 

「名刺をあげた事があります。」

 

 

 


「なるほどね。じゃあ、会社の住所も分かるよね。

 

 

きっと彼、貴方を会社からずっと家まで尾行したね

 

 

だから、会社を辞めて埼玉に引越してからは、見つけられないんだ。」

 

 

 


とりあえず、今の生活のまま、

 

 

以前の友人・知人に住所を教えない限り、

 

 

彼が現在の千葉の家を見つける事は出来ないだろう。

 

 

 

 

 

 

 

ただ、これで問題が解決した訳では無かった。

 

 

 

 

 

 


彼女は、埼玉や千葉に引越しても、

 

 

引っ越してから2週間が経った頃から、段々と気分が悪くなって、

 

 

寝ていても、A氏の事が夢に出てきたり、アルバイトをしていても、

 

 

外を歩いていても、空からA氏の視線を感じる様になったといい、

 

 

家に入る時、また後ろからA氏に襲われるんじゃないかという恐怖感が

 

 

いつも襲って来て怖くなるというのだ。

 

 

 

 

 

 

 

これは一体どういう事だろうか?

 

 

 

 

 

 

彼女の考え過ぎと言ってしまえば、簡単なのだが、

 

 

違ったら、これからも彼女は悩み続けるかもしれない。

 

 

 

 

 


彼女は、はっきりと、視線を感じると言う。

 

 

 


視線は感じるけど、元彼は彼女の前に現われない。

 

 

 

 

という事は、

 

 

 

 


「生霊」かな。というのが、私の第一印象。

 

 

 

しかし、生霊だとすると、

 

 

埼玉にも神奈川にも、千葉にも来ている。

 

 

「スゲェ!」

 

 

彼女が行く場所、どこにでも、ついて来ている。

 

 

アルバイトしている時も、外を歩いている時も、家で寝ている時も。

 

 

 

 


こういう場合、私が考えられるのは、2つケースである。

 

 

■1つは、牧田さんへの怨みの気持ちが半端ないほど凄い場合。

 

 

例えば、恋人や親を殺されたとか、下半身不随にさせられたとか。

 

 

しかし、牧田さんの場合、被害者はむしろ彼女だ。

 

 

 


そうなると、残りのケースは、

 

 

生霊の中間点がある。である。

 

 

もっと簡単に言えば、彼の思いを彼女に伝えているものが、

 

 

彼女の身の周りにあって、それから彼の念や思いが発しているのである。

 

 

ある意味、生霊と言ってもいいだろう。

 

 

 

 

彼女の場合、アルバイトしている時でも感じるし、

 

 

外を歩いていても感じるという。

 

 

つまり、家に居る時だけ感じるというものではないという。

 

 

 


という事は!!

 

 

 


私は彼女に、聞いてみた。

 

 

「何か、元彼にもらった物を、身に付けていませんか?」

 

 

すると、彼女は、

 

 

「あっ、彼にもらったネックレスをしてます。」と言う。

 

 

 

 


彼と付き合って、最初に彼女の誕生日に、あるスターがしてて、

 

 

彼女がとても欲しかったという、オープンハートのネックレスを、

 

 

彼にプレゼントされたという。

 

 

 


私はそれを聞いて、「ああ、それだな。」と思った。

 

 

大体、私が指摘して、実際そうだったら、当たっている事が多い。

 

 

 

 


多分、そのネックレスに、彼の

 

 

絶対探し出してやる!」とか、

 

 

お前は、オレのもんだ!」という念が籠っていると思われた。

 

 

元彼から貰った物を使うと、気分が悪くなるという様な時は、

 

 

その物に彼の念が籠っていたり、生霊の中継点になっている事がある。

 

 

いわば、彼から貰った念が入った物自体が、ストーカーになっているのだ

 

 

 

 

 


普通は、ビニール袋に入れて、塩を一掴み入れ、

 

 

封をしてゴミとして捨てればいいのだが、

 

 

聞くと、1万円以上する人気商品らしいので、

 

 

誰か友人にあげるか、売ってしまいなさい。とアドバイスした。

 

 

そういう一個人を目指している念や生霊は、その個人にしか有効ではない。

 

 

だから、他人がそれを買ってつけても元彼の影響は受けないのである。

 

 

 

 

 


すると、彼女は、

 

 

「じゃあ、妹にあげます。」と言った。

 

 

 

 

 


「あ、ゴメン。

 

 

言い忘れたけど、

 

 

家族や親族にはあげないで。

 

 

影響がある時があるから・・・」

 

 

 

 

 

 

 

その後、彼女は質屋に持っていって売ったと言う。

 

 

それからは、元彼の視線を感じる事も無くなったという。


END