●警察署の前にいた霊。
これはアメリカの霊能者の方に聞いた話です。
私がまだアメリカに居た当時、
シアトルのダウンタウンに大きな警察署がありました。
(上の写真は、当時の警察署の建物で、現在はもうありません。)
アメリカの霊能者の方が、ある時、
その警察署の前の信号で車が止まった時、
警察署の前にたたずむ一人の女性の霊を見たそうです。
普通の人よりも姿が薄く、それはいかにも霊というものだったそうです。
帰りに通った時も、やはりその女性は警察署の前でたたずんでいたそうです。
その翌週も、そのまた翌週も。同じ場所でみかけたといいます。
それから約1か月後の事です。
たまたま警察署に用事があって、霊能者の方が警察署を訪れると、
まだ入り口付近に、れいの女性の霊がたたずんでいたと言います。
この前は、車の中からだったのですが、
今日は、徒歩だったので、思い切ってその女性の霊に近づいていき、
こう尋ねてみました。
「あなたは、なぜ、いつもこの場所にたたずんでいるのですか?」
さて、ここで問題です。
霊はなんと答えたと思いますか?
少し考えてから、先をお読みください。
霊能者の方が、警察署の入り口付近に、いつもたたずんでいる女性の霊に、
「あなたは、なぜ、いつもこの場所にたたずんでいるのですか?」と尋ねました。
すると霊は、こう答えたと言います。
「私の息子が行方不明です。探してください。」と。
その後、霊能者の方は、息子さんの名前を聞いて調べてあげたそうです。
すると、こんな事情が分かったそうです。
警察署の前にいた女性の霊は、探している息子さんのお母さんで、
ある時、末期がんになって入院したそうです。
母子家庭だった息子さんは毎日、お見舞いに来ていたそうです。
ところが、
ある時から、プツリとお見舞いに来なくなったそうです。
息子さんは、来ないままお母さんは亡くなりました。
なぜ息子は来なくなったのか。
お母さんは死んでも死にきれず、
息子を探して欲しいと、警察署に来ていたのでした。
かと言って、普通の人に彼女の姿は見えず、途方に暮れてたたずんでいたのでした。
私たちでも、家族が突然いなくなったら、警察に問い合わせますよね。
霊になっても生きている時と同じなのだなと、その時に思いました。
その後、霊能者の方が調べると、
息子さんは、交通事故に遭って亡くなっていたのです。
しかし、看護師さんたちは、息子さんの死をお母さんに知らせると
病状に悪影響が及ぶと判断して知らせなかったのでしょう。
「息子さん、
明日は来ると思いますよ。だから元気でいましょうね。」
「明日は来ると思いますよ。お母さん。」
END

