●ペットの名前

 

 


今年の6月12日、上野動物園でジャアントパンダの赤ちゃんが生れた。

 

 

性別はメスと判明し、8月10日まで、この赤ちゃんの名前が募集されました。

 

 

実は、私も名前をWEB上から、応募しました。

 

 

名前の選定には、中国との協議を経て、

 

 

生後100日になる9月下旬に公表となるそうです。

 

 

 

 


良い名前が選ばれると良いですね。

 

 


というのは、実は、動物に名前を付けるというのは

 

 

意外と大切な行為なのです。

 

 

 


よくテレビで、ゲストに来た芸能人に、

 

 

この動物の名付け親になって欲しいという企画や、場面を見かけますが、

 

 

時々、その芸能人が、可笑しな名前をつける事があって、

 

 

そんな場面を見ると、

 

 

ああ、そんな名前をつけられて、可哀想に。」と思ってしまう事があります。

 

 


私が、そんなペットの名前に可哀想に。と思う事があるのには、理由があります。

 

 

実は、私もアメリカで初めてその真相を聞いた時、

 

 

 

 

ある種の衝撃を受けたのを覚えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある時、霊能者の所に、こんな相談が舞い込んだそうです。

 

 

 

それは、愛犬が急に5歳の娘の腕に噛みついたというのです。

 

 

その時以降、何度か娘だけに噛みつく事があったので、

 

 

今では、鎖につないでいるといいますが、

 

 

なぜ、愛犬は娘だけに噛みつく様になってしまったのか。

 

 

これはもしかして、娘に何か悪いものが憑いたのでしょうか。

 

 

それとも愛犬に何か悪いものが憑いてしまったのでしょうか。

 

 

という相談だったそうです。

 

 

 

 


そこで、霊能者の方が、その方に、

 

 

「それでは一度、その愛犬をここに連れて来て下さい。診てみましょう。」

 

 

という事になりました。

 

 

 

翌日、相談者の方が娘に噛みついたという愛犬を連れてきました。

 

 

外に出て、その犬を見ると、

 

 

それは茶色のボクサーだったといいます。

 

飼い主さんいわく、6歳だといいます。

 

 


一見、普通のボクサーに見えます。

 

 

とても飼い主さんが言う様な凶暴な犬には見えません。

 

 

 

 


そこで霊能者の方が、意識をその犬に集中して、霊視したそうです。

 

 

 

その愛犬に向って、

 

 

「どうして、娘さんを噛んだりしたの?」というイメージを投げかけて聞いてみたそうです。

 

 

すると、犬からはこんな返事が返ってきたそうです。

 

 

「だって、小さい娘さんまでもが、ボクをバカにしたんだ。」

 

 

そこでご両親に、「娘さんは、犬をバカにしたんですか?」と聞くと、

 

 

「いーえ。娘は愛犬を呼んで、撫でようとしただけなんです。」と言う。

 

 

 


そこで霊能者の方が、再度犬に意識を集中して、

 

 

何度か霊視した結果、ある驚愕の事実が分かったというのです。

 

 

 


私もその事実を聞いて、ビックリしました。

 

 

 

 

 


霊能者の方によると、

 

 

そのボクサー犬いわく、

 

 

「ママとパパは、僕にひどい名前をつけたんだ。

 

 呼ばれるたびに、頭に来るよ。

 

 毎日ごはんをくれてるから噛みはしないけど、

 

 あの小さい子にまで、バカにされるのは我慢が出来ないよ。」

 

 


そこで、ご両親に、そのボクサー犬の名前を聞くと、

 

 

ファッカー(Fucker)だと言う。

 

 

これはアメリカのスラングで、日本語に訳すと、

 

 

くそやろう」とか、「性格の悪い奴」という言い回しになります。

 

 

ご主人が友人ウケするので、ふざけて付けた名前だそうです。

 


つまり、そのボクサー犬は、自分に付けられた名前を、すごく嫌っていて、

 

 

小さい子供にまで馬鹿にされて、つい噛んでしまったというのが真相だと言うのです。

 

 

 

 


なんと、ペット達も自分の名前を気にしていたのです。

 

 

ペットの名前など何でもいい。では無かったのです。

 

 

さすがに、その後すぐに彼らはボクサー犬の名前を変えたそうです。

 

 

 

 

 

 

上の話の名前は極端な悪い例でしたが、

 

 

霊能者の方いわく、

 

 

犬や猫を初めとする動物達は、自分に付けられた名前が気に入るケースもあれば、

 

 

気に入らないケースも多々あるという。

 

 

気に入らない名前だと、呼ばれても反応が無かったり、嫌そうな顔をしたり、

 

 

反応が遅かったりするという。

 

 

また良い名前に変えると、逆に良い子になったり、フレンドリーに変化したりするという。

 

 

譲渡会では元気が無さそうだった犬も、

 

 

引き取ってから名前を変えたら元気になったという話も聞いた事があるそうで。

 

 

もしかしたら、それも名前が原因だったのかもしれないそうです。

 

 

 

 

 

 

では、愛犬や愛猫には、どんな名前を付けたらいいのでしょうか?

 

 

 


私は霊能者の方に、聞いてみました。

 

 

 

 

すると、霊能者の方いわく、

 

 

ペットに名前を付ける時に、大切な事は2つあるという

 

 

■1つは、貴方が持っているイメージは、良いものかどうか。

 

例えば、貴方の愛犬に「神様」と付けたとしましょう。

 

すると、貴方は愛犬を呼ぶ時、毎回神聖なイメージを思い浮かべながら、

 

その愛犬を呼ぶでしょう。

 

でも、貴方が愛犬に「浮浪者」と付けたらどうでしょうか。

 

普通に呼んでも、そこにはどうしてもバカにした印象が入っているものです。

 

その微妙な下に見る感じを、愛犬は読み取るのだそうです。

 

そして、ああご主人はボクをバカにしているんだな。と思うのである。

 

上の例でも、ファッカー(Fucker)とバカにして呼んでいる気持ちが犬にも通じたし、

 

友人達が居る時に呼んで、みんなでバカ笑いしているのも、ボクサーは感じたはずである。

 


昔、生れた子供の名前を「悪魔」と名付けて登録しようとした夫婦がいたが、

 

市役所から断われたという事件が話題になった事があった。

 

とにかく、ペットに名前を付ける時、

 

その名前を呼ぶ時、貴方はどんなイメージを抱いて呼ぶのか、

 

そのイメージが良いものか、感じ悪いものか、考えてみて付けると良いそうです。

 


■そして、もう1つは、

 

やはり、動物もそれぞれ個性があるようで、

 

例えば、「キューティ」という名前を付けても、

 

可愛いわ。と喜ぶペットもいれば、

 

弱々しい。女の子っぽくて嫌だ。というペットも居るという。

 

つまり、そのペットにも好き嫌いがあるというのである

 

だから、ペットに名前をつける時は、何個か候補を考えてから、

 

やや斜め後ろから、そのペットに、

 

これから貴方に名前をつけようと思うの。

 

 もし、気に入った名前があったら、こっちに振り向いてね。」と言ってから、

 

考えた名前を言ってみて、振り向きや反応の良いものに決めるのが一番良いという。

 

 

 

 

もし、貴方もこれからペットに名前を付けるという機会があれば、よかったら、

 

 

今日の記事を思い出して見て下さいね。

 

END

 

●霊感ポリス

 


時々、人は、

 

 

亡くなった霊の痛みを、まるで自分の痛みの様に感じてしまう時があります。

 

 

 

 

例えば、頭を強打して亡くなった人に憑依されると、頭が痛くなったり、

 

 

首を吊って亡くなった人の霊に憑依されると、首が痛くなったりするとかです。

 

 

普通、それは痛みの場所によって、自分を知ってもらいたかったり、

 

 

自分がどういう亡くなり方をしたのか知ってもらいたかったりしている時で、

 

 

どちらかと言うと、生きている私達からすると、

 

 

亡くなった人の痛みを感じなければならないなど、とっても迷惑な話です。

 

 

 

 

ただ、そんな痛みによって、そこでどんな人が亡くなったのか分かる事もあるし、

 

 

そこで、亡くなった霊が居る事を気づいてあげられる事もあります。

 

 

 

 

先に私は、亡くなった霊の痛みを感じてしまうのは、とっても迷惑な話と言いましたが、

 

 

世の中には、常に例外というものが存在します。

 

 

 


それは、私がアメリカに居る時に知った、例外でした。

 

 


ある時、霊能者の所に、

 

 

地元に勤めているという一人の警察官がやってきたそうです。

 

 

 

そして、こんな相談をされたそうです。

 

 

「普段生活している時は、何でもないのに、1年前位から、

 

 仕事中に限って、心臓が痛くなる時があるんです。

 

 この前など、急に心臓に針が刺さった様な痛みが襲ってきたので、

 

 危うく凶悪犯に、返り討ちに遭って死ぬ所でした。

 

 医者に診てもらっても、特に悪い所は無いと言われます。

 

 これは、もう警官を辞めた方がいいという事なのでしょうか。?」

 

 


アメリカは銃社会なので、凶悪犯は必ずと言っていいほど銃を持っている。

 

 

アメリカでは警官は、命がけの仕事なのだ。

 

 

 


この警官に対して、霊能者が言った言葉が意外だった。

 

 


この警官は、警察官になってもうかれこれ5年という人だったのだが、

 

 

そんな彼が、1年前から心臓が痛くなるという。しかも仕事中のみ。

 

 


ポイントは、やはり1年前だった。

 

 

 


霊能者の方は、彼にこう言ったのだ。

 

 

「貴方のお祖父さん、1年前位に亡くなったでしょ。

 

 心臓が悪かったんじゃない。」

 

 

すると、その警官は、「そうです。」と言い、こんな話をした。

 

 

お祖父さんは、亡くなる直前まで、左胸が締め付けられる様な痛みが襲って来たり、

 

 

針が刺さる様な痛みがあると言ってました。最後は心臓病で亡くなりました。

 

 


そんな彼に、霊能者の方は、

 

 

「貴方のお祖父さん、生前から貴方の事をとても可愛がってたでしょう。

 

 今もそうよ。

 

 今も、貴方を守ろうとしている。って。

 

 それで、何か危険が迫った時に、心臓を痛くするから、

 

 そんな時は気を付けて欲しいと、孫に伝えてと言っているわよ。」

 

 

 


なんと、心臓が痛くなるのは、お祖父さんが彼に、

 

 

危険が近づいている事を知らせるサインだったのです。

 

 


そう言えばっと、彼は思い出した様に、

 

 

「この前、胸に針が刺さった様な痛みが有ったんだ。

 

 そうしたら、検挙した車の中に麻薬があって、

 

 間一髪、ドライバーがカバンから拳銃を取り出す直前だったよ。


 それに、死にそうになった時も、心臓が激しく痛くなったんだけど、

 

 車を制止させた後だったので、とりあえず調べないといけないと思い、

 

 痛みを我慢して車に近づいたら、急に発砲してきたんだ。」

 

 

 

ここに相談に来た時は、警官を辞めた方がいいのかと悩んで来られたのに、

 

 

彼は帰る時には、警官がまるで天職かのように、自信をもって帰られたという。

 

 

それはそうだろう。なにしろ彼に危険が迫っている時は、

 

 

お祖父さんが胸の痛みによって、その危険の大小を教えてくれるのだから。

 


それはまるで、霊感ポリスと言ってもいいだろう。

 

 


霊能者の方いわく、

 

 

警官とか、医者は、

 

 

「答え合わせ」が出来るので、自分が霊に守られていたり、

 

 

霊感があるというのが分かるケースがあるという。

 

 

 

普通に生活している一般人が、誰かと一緒に食事をしたとしよう。

 

 

その時に、なぜか心臓が痛くなっても、ただの偶然だと思うに違いない。

 

 

しかし、もし貴方が警察官なら、その食事した人が殺されたりという事が続けば、

 

 

さすがおかしいと思うし、もし貴方が医者なら、

 

 

その方が入院してきてガンだった事が分かったり、亡くなったりした事が続けば、

 

 

きっといつか「ああ、私が心臓が痛くなる相手は、ガンなのだな。」と、

 

 

仕事柄、答え合わせが出来る立場なのである。

 

 

しかも、私達一般人は滅多に死体とご対面しないが、

 

 

警官や医者は、仕事柄、死体と対面するのはごく一般的な仕事場なのだ。

 

 


そのせいか、霊能者が、元警官や元医者だったという経歴の方も居るのも確かだ。

 

 

 

 

 

 

そう言えば、テレビで職質のプロという警官の話をしていて、

 

 

なぜか分からないけど、

 

 

フーッと、ある車に目が行ってしまう事があります。

 

 

一見しただけでは、ごく普通の車なんですけど、

 

 

ふらついて走っている様に見えるんです。

 

 

相方は全然気がつかないそうなんですが、車がふらついている様に感じるんです。

 

 

そんな時、必ずと言っていいほど、何かしら違反している車なんです。

 

 

大麻を積んでいたり、覚せい剤を所持していたり。

 

 

 


テレビでは、職質のプロとして片づけているが、

 

 

もしかしたら、その内の何人かは、霊感ポリスなのかもしれない。と私は思った。

 

 

END

 

●偶然じゃない訪問

 

 

 


このお話は、昨日のブログ(●死者の導き)の続きです。

 

 

 

従って、昨日のブログ(https://ameblo.jp/hirosu/entry-12303547582.html

 

 


を先にお読みください。


そしてから下をお読み下さい。
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[前回までのあらすじ

 

 

依頼はこんなものでした。引越してまだ1ヵ月位のアパートで、

 

時々真夜中に寝ていると、咳(セキ)が聞こえて気持ちが悪いというのです。

 

自分の気のせいかと思い、友人に泊まってもらうと、

 

その友人も、真夜中に、確かに誰かの咳(セキ)らしい音が聞こえたといい、

 

本来なら、その友人も、「ここ、やばいよ!! 早く引っ越した方がいいよ!」と忠告。

 

気持ちが悪いので、私も一日も早く引っ越したいと思っているのですが、なにしろ、

 

引っ越したばかりで、今は、余りお金の余裕が無く、どうしたらいいか困っています。

 

と、そんな内容の電話でした。さっそく現場を診てみましょうという事になりました。

 

来週の日曜日の午後1時、友人が来ているので、その時にお願いしますという。

 

約束の午後1時丁度、アパート2階の彼女の部屋をノックした。

 

もう既に来ていた彼女のご友人とも挨拶を交わし、

 

さっそく部屋の中に通してもらい、見せてもらった。

 

間取りは、2DKで、引っ越して来てからまだ40日位だということで、

 

まだ開けていない段ボール箱が2・3あったものの総じて綺麗な部屋である。

 

私はまず、ドアが開いていたという事もあり、洋室に入ってみた。

 

特に絨毯などはひいてなく、ソファーと本棚とテレビが置いてある。

 

特に悪い感じは受けない。次に、一旦ダイニングに戻ってから、和室のドアを開けた。

 

和室のドアを開けた瞬間、若干だが、腕に鳥肌が立ちそうになるのを感じる。

 

また空気感が、洋室よりも重い感じがする。

 

臭いも、ややイグサとは違う臭いがするが、動物のものでは無い。

 

「咳が聞こえるのは、この和室ですか?」と彼女に聞くと「はい。そうです。」と言う。

 

とりあえず、私達は一旦隣の洋室に戻った。そして、当時の咳が聞こえた時の様子や、

 

他に異変は無かったのかとかを聞いたのだが、咳以外の異変は特に無いという。

 

そして、咳は弱々しく、何となくお年寄りの咳の様に感じたという。

 

「ここを借りる時、事故物件だったとかの説明は受けましたか?」と聞いてみた。

 

しかし、彼女は、そんな事は聞いていないという。

 

その時だった。誰かが、玄関のドアをノックしたのだ。

 

彼女いわく、まだ引っ越したばかりで、他に知人はいないはずで、

 

ここに来るとしたら、今隣に居る友人しかいないはずだという。

 

「一体、誰だろう。」と彼女。そんな事を聞くと、ちょっと気持ちが悪いので、

 

私達3人で、玄関の方に行ってみた。すると、もう一度ノックが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

玄関でノックがする直前、

 

 

私達は、洋室でこんな話をしていた。

 

 

 

 


私が彼女に、「貴方の親や祖父母の方の中で、現在よく咳をしている人はいますか?」

 

 

すると、彼女は「親や祖父母ですか? いないと思います。」

 

 

「ここに住んでから40日間、真夜中に咳の声を聞いた以外で、

 

 何か悪い事は起きていますか? 

 

 病気とか怪我とか、財産を失うとか仕事で失敗とか。」

 

 

「う~ん。特にまだ無いです。」

 

 

「ここに引越してくる前に住んで居た時に、真夜中にそういう咳を聞いた事は?」

 

 

「無いです。ここが初めてです。」

 

 


大体ですが、上の3つの質問で、

 

■生霊では無いだろう。

 

■そんなに悪い霊では無い感じ。

 

■前の場所から付いて来たものでは無い。

 

という事がなんとなくイメージとして私が思った事です。

 

 

 

私は以前から、新しい場所に住み始めて3ヶ月以内に起きる心霊現象は、

 

 

その家に居る霊が影響している事がある。と話した事がありますが、

 

 

今回の場合も、住み始めてから1ヵ月以内ですので、その可能性がある訳です。

 

 

ただ私の経験から言わせてもらうと、悪い霊ほど早く影響が起きる感じです。

 

 

例えば、住んだその日に出るとか。

 

 

彼女の場合、住み始めて1ヵ月位とだいぶ経ってから霊現象が現れているので、

 

 

地縛霊が居るとしても、今の所彼女に悪い事は起きていないし、

 

 

そう悪い霊ではないでしょう。

 

 

とりあえず、彼女にそう言って、安心させました。

 

 

 

ただ、そうは言っても、真夜中に咳が聞こえるのは気持ちが悪いし、

 

 

家賃を払っているのに、一部屋使えないというのも残念な話です。

 

 

もし、和室に地縛霊的なものが居るなら、何とかしてあげたいところでした。

 

 

 


「誰か、あの和室で亡くなったのかなぁ。」

 

 

「もし亡くなったのなら、どんな亡くなり方をしたのでしょうね。」

 

 

という話題になっていました。

 

 

 

 

 


そんな時、玄関でノックがしたのです。

 

 

 

 

彼女が恐る恐る、覗き窓から見てみると、

 

 

知らないオバサンが、立っていたそうです。

 

 

そっと彼女がドアを開けると、逆にそのオバサンが驚いて、

 

 

「あら、シズさんのお宅ですか?」と、

 

 

「違います。」と彼女が言うと、どうやらオバサンは間違いでノックした様でした。

 

 


しかし、私がその方を引きとめて、

 

 

「あのう。

 

 この部屋は、昔、シズさんという方が住んでいたんですか?」と聞くと、

 

 

「はい。」とオバサン。

 

 


聞くと、彼女は2年前まで、この辺の介護の声掛けボランティアをしている方で、

 

 

地域の担当が変わるまで、この部屋に住んで居たシズさんという90歳になる

 

 

身寄りの無い御婆さんの所に、時々やってきては

 

 

買い物の手伝いや話相手になっていたという。

 

 

今日はたまたま、こっちに用事があったので、

 

 

以前担当だったシズさんは元気にしているか、寄ってみたそうです。

 

 

そこで彼女に、ぶっちゃけここで起きている心霊現象がシズさんではないかと思うと述べ、

 

 

今現在、シズさんはご健在か分かりますか?と尋ねてみた。

 

 


すると、彼女は事務所に電話して、

 

 

2年前にシズさんの担当を引き継いだ方に連絡を取ってくれ、

 

 

シズさんの事を聞いてくれたのです。

 

 

すると、担当を引き継いだ1年後位に、シズさんはやはりこの部屋で、

 

 

孤独死していたのが死後5日後に見つかったという。死因は肺炎だったという。

 

 

 

 


私は当時、ガンとかで亡くなったのなら、死因は直ぐ分かるだろうが、

 

 

肺炎という死因でも、亡くなった5日後に分かるのだろうかと思って調べてみると、

 

 

どうやら分かるらしい。

 

 

ちなみに昔、芸能人の飯島愛さんや、モデルの山口小夜子さんが、

 

 

孤独死したニュースが流れましたが、その後、二人とも肺炎での死亡と発表されました。

 

 

一人暮らしだとそういう危険もある訳ですね。

 

 

 

さて、どうやらこの部屋で、真夜中に咳がするというのが霊の仕業だとすると、

 

 

どうやら、この部屋で約1年前に肺炎で孤独死した

 

 

シズさんでは無いかという事が分かってきました。

 

 


と言うより、

 

 

私の心の中では、ほぼ100%シズさんの霊が原因です。

 

 

なぜそう断言出来るのかと言うと、

 

 


これこそが今日の本題「死者の導き」なのです。

 

 


もっと分かりやすく説明すると、

 

 

 

「私達は、なぜシズさんが、この部屋で亡くなったのか分かったのでしょうか?」

 

 


そうです、突然以前ボランティアしていた今井さんが、現れたからです。

 

 


これって、偶然でしょうか?

 

 


いえ、私はこんな偶然信じません。

 

 


シズさんの霊が、今井さんを呼んだんですよ。

 

 

自分を知っている今井さんを、ここに。

 

 

 

そして、「死者の導き」が起きているという事こそが、

 

 

真夜中の咳の原因は、シズさんの霊が起こしていたものだと断定できるのです。

 

 

 

今井さんも不思議だって、言ってました。

 


こっちに来たのも前日急に来たいと思い、

 

 

シズさんの家に声をかけなきゃと急に思ったそうです。

 

 


日曜日に私がこの部屋に、咳の解明に来ると言う電話を聞き、

 

 

今井さんをその時に合せて訪問する様に、導いたのです。

 

 

とても不思議な事ですが、偶然じゃないとすれば、そう考える以外に無いのです。

 

 


私はこういう現象を、「死者の導き」と呼んでいます。

 

 

自分を知ってもらいたいという時、自分の事を説明できる人物をその場に呼んだり、

 

 

偶然合わせる様にしたりする時があるのです。

 

 

 

 

ちなみに、このお話の冒頭で、

 

 

「今日のお話は、前回の話にも多少関係があるもので、」と書きましたが、

 

 

それは全回のお話で、駐車場は昔、そこに小さな池があったのじゃないかと考えた時、

 

 

偶然にも、そこに池があった事を知る老人が出て来たという場面です。

 

 

これも考え様によっては、偶然では無く、死者の導きがあったのかもしれません。

 

 

よく先祖のお墓を探している時に、偶然何かに導かれる様に見つける事がありますが、

 

 

そんな時や、思わぬ協力者が有りえない状況で現われた時、

 

 

それは先祖の死者の導きがあったと言えます。

 

 

 

私は彼女達に、和室にちょっとした机を置き、その上に水とお線香、

 

 

そして、シズさんへと書いた短冊を置き、1週間供養してあげる様にアドバイスした。

 

 

 


すると、その後、真夜中の咳はしなくなったという。

 

 


「シズさん、どうか成仏なさってくださいね。

 

 私達が1週間、成仏を祈ってあげますからね。孤独死じゃありませんよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 


現在、孤独死は時に、事故物件として扱われる事があるが、

 

それは死後1ヵ月以上も見つからずに、死体にウジが湧いたりして、

 

畳に死体の影が付いているとかの場合に限るという。


END