2018・仏・ベルギー ★★★☆☆(3.3)
監督:ジャン・ベッケル
出演:フランソワ・クリュゼ 二コラ・デュヴォシェル ソフィー・ヴェルベーク パトリック・デカン
ジャン・ベッケル監督が、ジャン=クリストフ・リュファンの小説を映画化。
第1次世界大戦後のフランスの片田舎を舞台に、収監中の主人を待ち続ける一匹の犬と
勲章にまつわるエピソードが描かれる。
フランソワ・クリュゼ、ニコラ・デュヴォシェルらが共演した。(シネマトゥデイより抜粋)
見たくてレンタルして、自宅に届いているのに封も開けずに…。 どうなってるねん?私。
ボチボチ返却せねばだし…、と手に取ったら「え?短いやん」って。 長時間作品と
何故か思い込んでいた。 はいな、サクッと見れました。 レンタルでっす。
第一次世界大戦後の1919年、夏。
フランスの片田舎にやって来た軍判事のランティエ少佐は、留置所の前で吠え続ける
1匹の犬に興味を持つ。
留置所の中には犬の飼い主ジャック・モルラックが収監されていた。
彼は戦争で武勲をあげ勲章を授かるも、今は国家侮辱罪の容疑をかけられていた。
ランティエ少佐が遥々やって来たのは、彼を軍法会議にかけるか否かを決める調査の為。
ジャックが頑なに黙秘を貫く中、留置所から決して離れようとしない犬。
更にジャックについて調べるうち、農婦にしてはあまりにも学識豊かな恋人ヴァランティーヌの
存在が浮かび上がるのだったが…。
モチのロン、「クリクリのいた夏」(何故に記事にしてない?書いた気が…)の監督&
「最強のふたり」の「フランソワ・クリュゼ」氏がタッグを組んだ作品ですぜ、見ねばでしょう。
が、しか~~し! 留置所に居るジャックを一目見て、「いやぁ~~ん、お久」と言ってしまった。
此処にオキニが出とるとは…。 上映時は、横目でポスター見ていたのに…。 あぁ~。
<ジャック役の「二コラ・デュヴォシェル」氏> 昔から、好きなんですわ。 「アヴリルの恋」とか。
この少佐が、本当に良いお方でね。 実はこの調査を最後の仕事にしたいと考えている。
(なので、気持ちよく終わりたいとも…)
最初こそは、少佐が幾ら話しかけても、壁の方を向いたまま身動きしないジャックだったけれど。
少佐の人となりを知り、徐々に話し始める。
元々は、平凡な農夫だったジャックはヴァランティーヌと恋に落ちる。
無学な上に、財産も何も持たないジャックだったが、2人は愛し合い、結婚を誓う。
ヴァランティーヌの犬だったがジャックに懐き、戦場行きの電車に飛び乗り、一緒に何とか
戦地を潜り抜けた。
ジャックが頑張れたのは犬がいたからと言っても過言ではなかった。
そして、戦地で知った息子の誕生の手紙。 喜びでいっぱいだったジャックだったが…。
地獄の様な戦地で戦い、負傷したが英雄として勲章まで貰ったジャックが、何故に
国家侮辱罪で収監されるという事となったのかを紐解いていく物語。
其処には必ず、↑こいつがいた。 夏の超暑い日に留置所に向かって昼となく夜となく
鳴き続け、アワや死の危機まで迎えそうになるのだが…。 (フランス版忠犬ハチ公なのか?)
本当なら、もっと良い得点なのかもしれないけれど、「実は…」を知ると、チョッとずっこける。
「そんな理由かよ…」って感じなのが、受け入れられるか、ダメか。
私はもっと高尚な理由の為と思い込んでいたので、「ガックシ」だったのん。
(元々、見る前に想像していたストーリーとは全然違ったのもあるけどね。 私が悪いです)
まぁ、でも、今もカッチョヨスな二コラ様に会えたので、「余は満足じゃ」。 って、誰?
負傷してもカッチョヨス。
でぇ~、ホンマに新作に疎くなっとる私。 既に上映が終わっちゃってるけど新作もあったのね。
お家で良いので、早い目に見たいぞ。
←このバナーより、是非とも1日1回ポチッとなが頂きたいので御座います。
にほんブログ村