前回のブログ『「キ」とバビロンと黄道帯・獣帯と「面田」等さらに気が付いた事』より続きます。
https://ameblo.jp/hirom0211/entry-12440839049.html
はじめに
一昨日の北海道で発生した地震。
前回の地震で被害に遭われた方々は、やっと少しは落ち着きを取り戻されて来られた矢先に
また大きな地震に遭われ、本当に怖かっただろう・・とテレビの速報を見ながら思いました。
寒い中で、暖房は大丈夫なのか・・?と、全国の方々も同じように心配されて、現地の方々の御無事を祈られた事だと思います。
しかし、この数十年間、特に数年間に発生した大きな地震は、それ以前に発生した地震に比べて発生回数が著しく増えてきているのではないでしょうか・・
プレートの動きと活断層の関係は、少しは理解出来ているつもりですが、こんなど素人の私でさえ、「何か違う要因」があるのでは・・と考えてしまう地震の多さ・・・
地震の研究を、様々な視野を持った各専門分野の方々が一致団結して意見を出し合い
「今の日本の地下で何が起こっているのか」と言う事をあらためて「見直す」事、
尊い命を守る事を一番に考えた研究が進む事を一主婦の私は願います。
「空気」だけではなく「地上」も「地下」も、生命を与えてくれた「ありがたい星地球」、
母なる「地球」の全てであり、感謝の気持ちを持って過ごしていかなければいけない・・と
自分自身はそう考えています。
こう言う気持ちが超古代からの原初的な聖なる神様への信仰だったのだろうと最近特に思うようになりました・・・
それと・・ここからは独り言です
人が違う意見を言った時には真っ向から否定せずに、その言葉に耳を傾ける事が重要で、ましてや「違った視点」を揶揄するような事は恥ずかしい事だ・・「不安を煽る」と言う言葉は「不安を感じている」人が一人でもいて、その人の不安が伝播する事を避ける為に使われる言葉だと思います。その「不安要因」に向き合う、再検討する事が本当の誠意だと私は思います。
偉そうな事を言ってしまいました(..)
しかし歴史も同じで、「何かの要因」を隠すから「隠蔽」と言われてしまう・・「隠蔽」と向き合い、先祖や地元の古代と向き合う私は「隠蔽」はもう「コリゴリ」です・・・独り言でした(..)
では、今回のテーマ『「アモリ」と「呉人」と「風の神」の民』について書かせて頂きます。
1.「アモリ」と球磨・人吉の「アモリ神社」様
前回のブログ『「キ」とバビロンと黄道帯・獣帯と「面田」等さらに気が付いた事』で
※姫(き)姓と風伯(箕宿)風の神と雨師(畢宿)雨の神エンリル
※エンリルの地母神の「キ」と「姫(き)」氏
※バビロンと黄道帯・獣帯と面田(免田)
※シュメール人は太陽を白色と見ていた・・・太陽は「白」・金星は「金」・月「月」
と言った事を書かせて頂きました。
神獣 つまり東方青龍・北方玄武・西方白虎・南方朱雀 『四神』
ヨン様ブームの時に「太王四神記」と言うドラマがあったのは知っていたのですが、当時の私は歴史には全く興味がなく見てはいません・・でもドラマのタイトルから『四神』は高句麗と関係あるのかな?位の知識で・・黄道十二星座・黄道帯・獣帯と繋がって来たのは驚きでした。
バビロン第1王朝
アムル(アモリ)人がバビロン第1王朝を建設し、前18世紀に第6代の王ハンムラビが
メソポタミアを統一した。
アモリ人とは、紀元前2000年期前半に中東各地で権力を握った諸部族の名称で旧約聖書創世記に出てくる物語ノアの方舟のノアの3人の息子セム、ハム、ヤペテ。
ノアの子息「ハム」の子であるカナンの子でありカナンの諸部族の一つとされる。
つまり、ヘブライとバビロニアは繋がっていた・・・「アモリ人」
私は「アモリ人」と言う言葉を初めて見た時に驚いて鳥肌が立ってしまいました。
何故ならば球磨・人吉には「天下神社」(アモリ・アモイ神社)様が御鎮座だからです!
実は、ここ数回のシュメール・バビロン・ヘブライ・中国・日本の関係についてのシリーズ?のブログを書く直前にスタルペス様のブログ『九州遺跡紀行』でスタルペス様が南方古墳群
(天下支群)延岡市についてお書きになられていた事を拝見して「延岡市にも天下神社
(アモリ)様が御鎮座であった事」に驚きコメントを書かせて頂いていたばかりだったのです。
スタルペス様の『南方古墳群(天下支群)延岡市』
https://ameblo.jp/nobuyuki1010/entry-12438513370.html
※カラスさんが守ってきた「古墳」 延岡市南方古墳群 近くには「天下(アモリ)神社」
球磨の「京ガ峰横穴墓群」の近くにも天下(アモリ・アモイ)神社様。
私はスタルペス様から頂いた
『あの京ガ峰古墳は素晴らしい装飾古墳です。靫や盾、車輪状文等の装飾は秀逸です。古墳業界ではTopクラスの一流芸能人(装飾古墳)です。
この古墳を造った人たちが、もしかしたら「天下神社」に関係しているのでしょうか?』
と言うご質問に、そう言えば・・私は錦町の「京ガ峰横穴墓群」近くの「天下神社様」についてちゃんと調べた事が無かったなぁ~・・と考えました。
私自身に「ここも、おそらく御由緒は景行天皇様に所縁の地となっているのだろうな~」と言う先入観があったからです。もちろん、景行天皇様が球磨の地の方々を討伐したなどと言う事実は本当は無かった・・と私は今までの調査で確信していました。
スタルペス様からの御言葉を受け、私は早速元禄十二年(1699年)編纂の麻郡神社私考を見たのですが・・・ここに驚きの言葉が記されていました!
社家傳之垂跡神未考 一曰 日州高千穂神同體
とあるのですが、その後にええええ~っ!?と言う記述がありました。(p_-)
鎮座年紀不明ナリノ
當社在ノ山上是古ノ神在之地号スニ天下山ト
つまり、「京ガ峰横穴墓群」の近くの天下神社様が御鎮座の「地」の上には古(いにしえ)に神が在された所であった故に天下山(あもり山)となった・・
「天下(アモリ・アモイ)」の地名の由来は決して景行天皇様ではなく、古(いにしえ)に
神様が(神とあがめられた方?)が在された「地」であったから・・・
この記述には、とても衝撃を受けました。
この衝撃が忘れられないまま、直後、シュメール・バビロン・ヘブライ・中国・日本の関係について興味が湧き、調べた所、「アモリ人」の記述が登場・・!!
バビロン第1王朝
アムル(アモリ)人がバビロン第1王朝を建設し、前18世紀に第6代の王ハンムラビが
メソポタミアを統一した。
この時も、もちろん「言葉が出て来ない程」・・「あっ!!」となって・・驚いたのです。
前回、前々回と書いたように
ヘブライとシュメール・バビロンの関係が、今まで私には今一つ良く理解出来なかったのですが、最近の勉強でようやく頭が整理出来るようになりました。
突然頭が整理出来るようになったのは「天下神社(アモリ・アモイ)」様の記述に気が付いた後の事で、自分自身でも、この流れはとても不思議でいます・・・
古(いにしえ)に神様が(神とあがめられた方?)が在された「地」
在された神様(神とあがめられた方?)とは一体どなた?なのか・・・・
球磨の「天下神社(アモリ・アモイ)」様の記述に気が付く事が出来たのは「スタルペス様」のお陰です。スタルペス様 ありがとうございました。
所で・・一つ気になる事がありました。延岡市の「天下神社」様についてです。
http://m-shinsei.jp/modules/gnavi/index.php?cid=3&lid=149&page=print
古来、天下大明神と崇めて、日向国五郡八院之分旧元集臼杵郡六大社の一つであって、天下天神社とも称した。
神徳は著しく、氏子の崇敬心は非常に篤く深いところで、天保七年(1836)六月延岡藩主、内藤能登守政義公が現在の社殿を再建した。
明治四年新政により、吉野鎮座の
水谷大明神(祭神・水波女命)
稲荷神社(祭神・倉稲魂、大田命、大宮姫命)
今山八幡社(祭神・品陀別命、息長足姫命、足仲彦命)
若宮八幡社(祭神・足仲彦命、品陀別命、息長足姫命)
北山明神(祭神・水波女命)
北山神社(祭神・大山津見命)
稲荷神社(祭神・倉稲魂命・大田命・大宮姫命)
を合祀して、村社に列せられ、昭和四年九月神饌幣帛料供進指定神社となり、現在に至る。
地内には、縄文から古墳時代とされる今井野遺跡や国史跡の南方古墳の一部が散在する。
また、境内には柄鏡式古墳および光福寺址が境内の南側にあり、宗派は不明であるが、土持氏の祖先四名の霊を供養して文明十四年(1480)にたてた供養碑がある。
※宗派は不明であるが、土持氏の祖先四名の霊を供養して文明十四年(1480)にたてた供養碑がある。
「土持氏」です・・・球磨郡多良木町の「王宮神社」様にも関係された「土持氏」です。
「王宮神社」
御祭神 神武天皇
人皇第一神武天皇之垂跡也
大同之初日州宮崎郡土持太郎田部忠綱ト云者當郡ニ来テ久米蓑毛ニ住シ帝廟(天子のみたまや)ヲ多良木源島ニ勧請ス
「土持氏」は古代の真実を知っていた、とても重要な一族ではなかったのしょうか・・
「土持氏」は日向日下部氏と姻戚関係を結ばれていました。(詳しくは後日)
日向日下部氏・・私の母方も含まれます・・
球磨の「天下神社(アモリ・アモイ)」様
古(いにしえ)に神様が(神とあがめられた方?)が在された「地」
在された神様(神とあがめられた方?)とは一体どなた?なのか・・・・
バビロン第1王朝
アムル(アモリ)人がバビロン第1王朝を建設し、前18世紀に第6代の王ハンムラビが
メソポタミアを統一
※姫(き)姓と風伯(箕宿)風の神と雨師(畢宿)雨の神エンリル
※エンリルの地母神の「キ」と「姫(き)」氏
※バビロンと黄道帯・獣帯と面田(免田)
そして「姫姓」の方々と「球磨」・・・・
ここで、思い出した事がありました。「球磨川」に辿り着いた「呉人」・・・
2.球磨川と「呉人」と「風神族」
古代の球磨川に辿りついた「8000匹のカッパさん」。
過去ブログで数回書かせて頂いた事で、一例『球磨と古代の製鉄①』
https://ameblo.jp/hirom0211/entry-12335294512.html
「オレオレデーライタ」とは一説によると「呉人呉人的来多」つまり、「中国の呉の国からたくさんの人がやって来た」という意味だそうで、これが定説のようである。
一説・・・そう言えば、私は「他の説」も以前「目にした事がある」・・・
と思いだして探してみたのです。
「オーレイオーレイ デーライタ」(呉人呉人多来的)祭り・・・球磨川
数年前に拝見していたサイト様の記述をようやく見つける事が出来ました!
当時は、頭が混乱して意味がちゃんと理解出来ない時にこちらのサイト様を拝見していました。
世界最古の文字と日本の神々様サイトより
http://bewithgods.com/hope/doc7/7-17.html
カッパの由来
中略・・この河童は異国の水人(海人)だったのではないか・・・
「オレ・オレ・デーライタ」は「ワレ・ワレ・ディラ・イダン」に近いことばであったろう。
意味は「我、我、風の共同体」、つまり「我々は風神族だー」である。
※本書によれば、「かつ」はシュメル語の「風」なのでカッパの「カツ」=「風神」で・・「河童」は「風神」の一族と考えられる。
と言う事は!!
球磨川に到達したかっぱさんに由来の『オレオレデーライタ(オレ・オレ・デーライタ)』は
①「呉人呉人的来多」つまり、「中国の呉の国からたくさんの人がやって来た」という
意味。
②「我、我、風の共同体」、つまり「我々は風神族だー」である。
一致しました!!
私の今までの調査
※姫(き)姓と風伯(箕宿)風の神と雨師(畢宿)雨の神エンリルの謎
と一致したのです!!・・・
凄い・・やはり、真実は「かっぱ」さんに隠されていたのだ・・
と思いながら「おかっぱ頭」ではなく、カッパさんのお皿のように変貌した父の頭頂部を見ながら考えました・・・(ー_ー)!! 脱線しました<m(__)m>
確かに、一年程前にブログで書いたように橘の一族と「河童」さんは御縁があります(p_-)
参考 ②球磨郡久米郷と物部氏(前回のまとめ)
https://ameblo.jp/hirom0211/entry-12349977888.html
こちらのブログを書かせて頂いた時に参考にさせて頂いたのは「事代主のブログ」様の
潮見神社① でした。
「事代主のブログ」様、お礼が遅くなりましたが、ありがとうございました。
一年以上前に書いたブログ『現代の 肥人(こまびと)の独り言④』でご紹介したように
https://ameblo.jp/hirom0211/entry-12330650189.html
伊予国一宮大山祇神社 宮司家の三島敦雄氏が昭和二年に書かれた著書
『天孫人種六千年史の研究』 の中に
「橘」の語源はスメル語のアアヅバ 海の義でアアヅバが略傳してタツバとなり誤解によりてタチバナ(橘)に傳訛されたのであろう。
と記されていました。
「橘」の語源はスメル語のアアヅバ 海の義
球磨川に到達したかっぱさんに由来の『オレオレデーライタ(オレ・オレ・デーライタ)』は
①「呉人呉人的来多」つまり、「中国の呉の国からたくさんの人がやって来た」という
意味。
②「我、我、風の共同体」、つまり「我々は風神族だー」である。
私は・・「アモリ」と「カッパ」さんと呉人を含めた「姫姓」の方々は球磨川を遡上された・・
と推測致します。
だからこそ、『球磨弁とヘブライ語』で書いたように
https://ameblo.jp/hirom0211/entry-12410694963.html
ヘブライ語
※ノサッド 樹立する、設立する
※椎葉のおじの言葉(球磨弁)
例えば、何か作ったり(造ったり)、建てたりする時に、うまくいくかどうか聞くと
「大丈夫!ノサッド(^'^)」。
うまくいく・成功する? = ノサッド 球磨弁です
「チョッポカスケ」=ふくろう・みみずく 球磨弁
「チョッポ」とは、韓国語で「一族の系譜」を指す
月神シン
配偶神ニンガルは、シュメールではナンナ(ニンガル)の子は太陽神ウトゥ(英語版)と
金星神イナンナとされ、アッカドではシンの子は太陽神シャマシュと金星神イシュタルとされた。
金星神イシュタル ウィキペディアより
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%BF%E3%83%AB
画像 ウィキペディアより
チョッポカスケ(ふくろう・みみずく)が両脇にいらっしゃる・・・!!
バビロンのイシュタル門の遺跡には「菊花紋」が・・・・
となるのではないのでしょうか・・・
金星神イシュタル ・・・
前回のブログで書きました。
父「エンリル」 母「キ」 子 月の神「シン」
「シン」の子である神々
太陽神ウトゥ(アッカドではシャマシュ)と金星神イナンナ(アッカドではイシュタル)
バビロン
※宗教
主神はマルドゥク。他にも三位一体で黄道帯の支配者であるシン(月)、シャマシュ(太陽)、イシュタル(金星)などが祀られていた。
※黄道帯 =二十八宿 東方青龍・北方玄武・西方白虎・南方朱雀の四象(四神)
※三位一体で黄道帯の支配者であるシン(月)、シャマシュ(太陽)、イシュタル(金星)
黄道帯は獣を象った星座を多く通ることから獣帯(じゅうたい)とも呼ばれる。
バビロン第1王朝
アムル(アモリ)人がバビロン第1王朝を建設し、前18世紀に第6代の王ハンムラビが
メソポタミアを統一した。
「アモリ」と「カッパ」さんと呉人を含めた「姫姓」の方々「風神族」は球磨川を遡上された・・と 私はやはり推測致します。
風の神様
エンリルはシュメールにおける最高神であり最高権力者。
後を継がれた神様がバビロンの主神マルドゥク
最高神であり最高権力者であるシュメールの神々を御祭りされるのが「風神族」
日本における後世の「風の神様」とは意味が異なるのでは?と私は考えます。
何故ならば、
シュメール神話においても「風の神」の一柱として
ニヌルタ: 戦い、農業の神。複数いるシュメールの風の神の中の1柱。ギルス(Girsu)の都市神。ラガシュの都市神の中の1柱。
ニヌルタ という神様がいらっしゃるからです。
シュメール神話においてはエンリル: 大気の神。LilはAirの意。として描かれています。
シュメールにおける最高神であり最高権力者をお祭りする日本の球磨川に来られた方々・・・こう理解する事が重要だと私は考えるのであります・・・
※「姫(き)姓」の「国王国家」と東方青龍 風伯(箕宿)と西方白虎 雨師(畢宿)
「姫(き)姓」の「国王国家」とシュメール・アッカドにおける事実上の最高権力者である
最高神風の神エンリル。
「球磨」と「姫(き)姓」と風神「エンリル」・・・見えて参りました(p_-)
次回『後漢書を読んで。奴国と狗奴国』 に続きます。
https://ameblo.jp/hirom0211/entry-12442972003.html