いつもお読みくださりありがとうございます。

おうち運営アドバイザーの渡辺博子です。

 

 

自己紹介と心の整理を兼ねて、

今まで言えなかったことを書いています。

もうしばらくお付き合いください。

 

 

 

1月末、父の容態が思わしくないと連絡が入りました。

その連絡が入る直前、実は我が家でも異変が起こっていました。

 

なんと!

電波時計(写真右側)の時間が突然狂って、

何をやっても直らなくなってしまっていたのです。

 

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これは「時間がないから早く帰ってきて!」

というお知らせだろうなぁと思い

学校に事情を説明して

(受験のための帰省なので欠席扱いにならないことや、

オンライン授業に出てもOK!と確認をしました。)

予定より1週間ほど早く帰省することにしました。

 

 

そして、久しぶりに神戸の実家に戻った日は、

父は病院に行って家にいませんでした。

外が暗くなってきた頃に病院から戻ってきて、

翌日から入院することになったと聞かされました。

 

父とちゃんと話ができたのは、その時が最後になりました。

 

入院することになった理由は

人工透析をしている母と同じ食事をしていたため、

父の体は極度のナトリウム不足を起こしていたのです。

 

これを聞いて、人間の生命を維持するには

塩分はやはり重要なんだと再認識しました。

私も減塩し始めてから体調を崩しやすくなっていました。

なので、天然塩を取るようになりました。

ついでに言うと、小麦と砂糖を避けるようにしたら

疲れにくくなりましたよてへぺろ

 

 

その翌日、父の入院手続きなどのため病院に付き添いましたが、

コロナ対策のため、家族が病室に入ることはできません。

 

主治医から父の病状を直接聞いたのもこの時が初めてでした。

今まで受験を理由に父の病気の話を避けていました。

心の準備は不十分でしたが、余命数ヶ月という宣告を受け、

父の死と正面から向き合い腹を括るしかありませんでした。

 

ただ、高齢者のガンの進行は遅いという今までの常識とは異なり

進行が早過ぎる点は納得がいきませんでした。

この時の私は辛いとか悲しいというより、

ただ事実を受け止めるのに必死でした。

 

また主治医からは、この後の治療方針を決めるために

家族の同意が必要と言われました。

 

遡ること2ヶ月前、主治医から

「抗がん剤治療をしないと余命1年未満」と言われ、

1日でも長く生きていたいと思い、

父は抗がん剤を選んで投与してしまいました。

結局、副作用がひどくて中止されたのですが

それを聞いて怒りが込み上げて、

心中穏やかでいられなかったのは言うまでもありません。

私は抗がん剤治療は反対の立場だったからです。

 

延命はしないと決めていました。

ただ、痛みだけは軽減してあげてほしい。

願いは、少しでも穏やかな時間を過ごせるようにということだけでした。

 

 

予定のある日以外は、

なるべく父に会いに行くようにしました。

お見舞いに行っても、3メートル近く離れたところからしか

会うことも話をすることも許されませんでした。

耳の遠い父親と話をするのはとても不自由でした。

 

入院して3日も経つと、

体内のナトリウムの数値が少しずつ改善してきました。

看護師さんの介添があれば、

自分の足で廊下を歩けるようになり、

食事も完食するまでに回復してきました。

 

そして、回復の兆しが見えてきたことで

次に療養型の病院への転院の話しが出てきました。

 

このまま元気になってくれたら、と

願わずにはいられませんでした。

 

 

今回、予定より早く神戸に戻ったことで

母と今後のことを話せる時間も出来ました。

気丈に振る舞っていた母でしたが、

私が近くにいることで少し安心できたようです。

 

合間を縫って、

公立高校の願書を子供と一緒に出願しに行きましたし、

次に住む新居の下見に行ったりもしました。

 

 

一足先に受験した私立高校にお祝い合格したことを

担任の先生からの電話で知りました。

 

このような状況の中での受験で

子供に影響を与えてしまったのではと心配をしていましたが

意外にも平静でいてくれたことが救いでした。

 

この合格発表の2日後に、

公立高校の受験が控えていました。

 

そして、公立高校の受験を終えた翌日、

私たちは一旦東京に戻りました。

 

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*雪のため徐行運転中の東京行きの新幹線の車内はほぼ貸切状態でした。

 

 

合格発表は5日後。

結果は神様に委ねるしかありません。

 

 

東京の自宅に戻ったら、

いろんなことが急に現実味を帯びてきました。

東京での生活が、すっかり日常になっていたことに

気づいた時でもありました。

 

 

引越しまで、残すところ3週間になっていました。

 

 

<続く>

 

 

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プロフィール

 

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 渡辺 博子おうちイズム

おうち運営アドバイザー

(FP&整理収納アドバイザー)

 

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 2022年12月末時点 

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