春のよもぎ、山菜は免疫力大です♪

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過ごしやすい春がです!気分も晴れやかで元気がもりもり。。。そして、ついつい食欲も増しますよね。

そんな人間の体と気分 そして、季節、その時々の食材にはそれぞれ、その季節の環境に合わせて体調を調える役割があってご存知ですか?

春は陽気がだんだん高まる季節です。からだの中も陽気が多くなって、頭がボーッとしたり、めまい、ふらつき、目の充血、血圧の上昇などが起こりやすくなります。冬の間に動きの鈍った身体を刺激し、溜まった老廃物を体外に出す、代謝を高める性質の食品が必要になってくる訳です。中医学では春には「肝」とよばれる臓器の働きが活発になり、そのバランスを崩しやすいといわれています。ゆえに 肝臓や血液の流れを正常にするよう 食事に注意することが大切とされます。

 山菜は昔から、体の調子を整えて元気にする食べ物と考えられて来ました。

山菜の苦味は「冬の間眠っていた体を目覚めさせる」ともいわれています。苦味の正体は、ポリフェノール、フラボノイド、タンニンなどなど…

昔から 山菜には薬効効果があるとされ、よもぎは強壮、保温、腹痛に、ナズナは腹痛、下痢、止血に、うどは解熱、神経痛、リウマチに、のびるは強壮、虫刺され、打撲などに良いとききます。

最近ではふきのとう、ぜんまい、わらび、うどなどの抗酸化作用や、つくしの抗アレルギー・抗花粉症作用なども 注目視されています。菜の花は体内にたまった老廃物を出し、むくみを取り血液循環を良くします。

 筍は体の熱を冷まし、タンや老廃物を出し便通もよくします。蕗はタンを取り、咳を鎮める力があり胃の働きを良くするそうです。ただ、薬になるようなものは、食べる量を過ぎれば、毒にもなります。山菜の中には、そのままたくさん食べると、下痢、嘔吐、腹痛、頭痛などの中毒症状を起こすものがあります。また、生のままではビタミンを破壊する酵素(ぜんまい、わらびなど)、アレルギー症状を起こす物質(よもぎ)、発がん性物質(ぜんまい、わらび、ふきのとうなど)などを含んでいるものもありますのでご注意ください。

古来より「肝」の働きを補う食べ物(味)は酸味とされ、春野菜のお浸しや和え物には酢味を足すと良いでしょう。

また、苦みの山菜を美味しく食べるには天ぷらにして塩が良好と言われます。天然の塩はミネラルが豊富で、美味な上、体の余分な水分を排出する効果もあります。もっと皆さんに身近な山菜を食べていただきたく…今回は一番身近なヨモギで二品作ってみました。ヨモギは食物繊維が法連草の約3倍、クロロフィル、β-タカロチンビタミンKなどもかなり多く含まれあらゆる効果がありとされています。ヨモギ豆腐はわさびでも美味だし 沖縄風ご飯はピラフ感覚で苦くなく美味です。お試しください。


よもぎの沖縄風炊き込みごはん(フーチ・バー・ジューシー)

米 3合 → 洗ってザルにあげ30分
よもぎ葉(生)  50g
豚肉       100g
人参       30g
たけのこ     50g
干し椎茸     2枚
A ゴマ油大さじ1 濃口大さじ2 酒大さじ2 塩小さじ1/3
B スープの素1個 だしの素小さじ1/2 昆布7cm角1枚

① よもぎはさっとゆで水に取り3cmぶつ切りにする
② 豚肉は5mm太さの細切り、しいたけは戻して薄切り、たけのこも薄切りにする
③ フライパンにゴマ油を入れ豚肉を軽く炒めよもぎも炒め残りの②を加えて○Aを入れからませて火を止める
④ 炊飯器に米と③の汁と水でいつも通りの水加減にセットし、○Bを入れ炒めた③ものせてスイッチ!
⑤ 炊き上がり昆布を取り出し全体を混ぜ合わせ昆布も刻んで加えるとさらに美味です!


一口メモ
沖縄のよもぎはやわらかで“フーチーバー”と呼ばれ色々な料理に使われます。
ゴマ油の力で苦味も少なくなります。量を入れすぎないよう注意してためしてください。きっとくせになります。

 


よもぎ豆腐の吸物椀

よもぎ豆腐(流し缶 14×10cm)
よもぎ(生)    30g
くず粉       40g
A だし400㏄ 塩小さじ1/3 淡口少々

湯葉        4切れ
人参        4枚 →花型にぬき茹でる
ホーレン草 軸   →茹でて10cm長さ4本
B だし3カップ 塩小さじ2/3 淡口少々

① よもぎはやわらかい元気な芽を用意し、さっと茹でて水にとり冷やして絞りあらめに刻んでくず粉・○Aと共にミキサーに入れ、しっかり細かく粉砕する。(またはすり鉢等でよもぎをよく摺ってから他の材料と合わせる)
② 片手鍋に入れて本じゃくしで底・ふちをかき混ぜながら全体に透明感がでてくつくつ云ってくるまでよく練りながら火を通しぬらした流し缶に入れて冷やし固める。←以上がよもぎ豆腐。生姜醤油やワサビなどで食べると美味!
③ Bを鍋に入れて美味しいだしを作り、お椀によもぎ豆腐(4~6切れに切る)・湯葉・人参・ホーレン草等を見栄えよく盛り熱々のだしをたっぷりはる。


一口メモ
よもぎはビタミンA・B等やカルシウムなどのミネラルがたっぷり含まれています。
特に春先の若芽は栄養価が高く、まとめて茹でて冷凍保存で利用されるといいでしょう。
さっと茹でて水にとり冷えたらカッターでつぶして20gずつラップで包んで保存♪
色々利用法あります。

 

お友達の春日町”みんなの家”さんに教えていただきました~B5でプリントしていただけると上手に作れます

  丹波市春日町にある国道沿いの黄色い看板が目印の喫茶店。 

 

ブロッコリー 

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今回は春らしく…花野菜です
お弁当やサラダ、炒めものなど使う頻度の高いブロッコリーはカリフラワーや菜の花等と共に花野菜に区分されます。花野菜はそれぞれに花を咲かせるためギッシリと詰まった栄養を持っています。βカロチン、ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンC、鉄、亜鉛、カルシウム、カリウム、葉酸、食物繊維など非常に豊富な栄養素が含まれています。つぼみを出し花を咲かすために必要な栄養素や害虫などから身を守るための成分がじっくりとため込まれているのです。そして花を無事咲かすために栄養豊富なうえ解毒作用や抗酸化作用などの素晴らしい働きも大なのです。花野菜特有の「苦味」や「香り」こそがの次の世代を作る使命とパワーの素晴らしい成分であり生命力と感じて下さい。特に代表格のブロッコリーにはビタミン類、目の疲労回復や発ガン抑制効果があるといわれるカロチンが多く 造血に必要な葉酸、ストレス・疲労回復や美容効果のビタミンCもいちごの約2倍、レモン果汁の2.4倍も含まれるそうです。カルシウム摂取に必要なビタミンKがカルシウムと共にバランス良く含まれるのも特徴です。またミネラルは、細胞内外のミネラルバランスを保つのに必要なカリウム・鉄分が多く含まれています…などなど。風邪予防 皮膚や粘膜の抵抗力を高め ガン予防大の効果 美白・美肌効果 便秘改善 そして脳の血流を良くし認知機能改善も期待されるとか!また茎にも多くの栄養が含まれている事も忘れないで細く切ったり薄切りにして花と一緒に食べるようにしましょう。  菜の花やカリフラワーも同様の力を持ちます。併せてご利用ください。

◎ブロッコリーのペペロンチーノ
パスタ太目のスパゲティ1.7mm 200g
ブロッコリー 大1株 
ベーコン2~3枚→2㎝ぶつ切り
ニンニク 1~2片→薄切り
赤唐辛子輪切りひとつまみ
オリーブ油 大s2~ 塩胡椒
Ⓐ2リットルの湯 20g塩
☆100gのパスタ 1Lの湯に10gの塩で茹でる →アルデンテ“

①ブロッコリーは花を小房さに分け 軸は固い皮のみむいて薄切りにする
②パスタをⒶのたっぷりの湯で1%の塩をきかせて茹ではじめ 表示の茹で時間より逆算し 
途中でブロッコリーを入れ4分茹でて パスタと共にザルに取りだす
(今回のパスタは茹で時間8分でした)
③フライパンにオリーブ油とにんにくを入れてゆっくり炒めて香りをだし
ベーコン赤唐辛子を加え軽く炒める。
④③のフライパンに②の茹であがったパスタとブロッコリーを入れブロッコリーがつぶれる位に木じゃくし等で押さえて炒め 茹で汁1/2cup程も加え塩胡椒で味をととのえる。
一口メモ
本場イタリアでも良く作られるそうです。菜の花も同様に調理できます。パスタは茹ですぎず炒めすぎずそしてブロッコリーはたっぷり入れてクタクタに仕上げるのが美味です。

◎ブロッコリーたっぷりコロッケ
ブロッコリー 1株
じゃが芋400g(大3個)
ウインナーやベーコン適量 
玉葱小1/2個→みじん切り
Ⓐ(マヨネーズ大s2 塩胡椒 スープの素小s1/2 )
Ⓑ衣(卵1/2個 牛乳と小麦粉各1/2cup )
パン粉 揚げ油
細切りキャベツ
Ⓒ(マヨネーズ大s3ケチャップ大s3 レモン汁ウスターソース各小s1
好みガーリックパウダー )
①じゃが芋は皮ごとビニール袋等に入れレンジ600wで6~8分かけて火を通し熱い内に皮を
むいてつぶしⒶを加えて冷ます
②ブロッコリーは花と茎すべてを粗めにみじん切りにしウインナー等も粗めにみじん切りにする。
③フライパンを熱し油大s1強入れて玉葱 ウインナー ブロッコリーの順に炒め火を通し①に加えて混ぜる。
④③を4~5等分に分け空気を抜くように小判の形しⒷの衣を全体に付けてからパン粉を絡ませ10分ほど置く。
⑤④が固くなれば揚げ油180℃で揚げる。又は多目の油で焼き上げにする。Ⓒを合わせてソースにすると美味です。
一口メモ
マヨネーズを混ぜてコロッケにするとクリーミーで美味です。
油に入れたら音がするまでさわらないでじっくり待つとカラッと上手に揚ります。
 

アサリ

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アサリの旬は一般的には春と言われます。
「浅蜊」や「浅利」と書くように、塩分が少ない浅海の砂地や砂泥地に棲んでいます。縄文時代の大昔から全国あちこちで捕れ食べ続けられて来ました。

アサリは海水が20度程になる春と秋に産卵をします。アサリが美味しい旬の時期は産卵を控えたもっとも身が肥える春先と秋口。春になると各地で潮干狩りが盛んになりますね。また、「麦の穂が出たらアサリを食うな」ということわざがあります。夏のアサリは産卵後で身は痩せて美味しくないし中毒しやすいので気をつけましょうとの古人の教えです。


栄養面では魚介の中でも低脂肪で高質な蛋白質を持ちミネラルが大変豊富、貝類の中で最もビタミンB12の含有量が多いのが特徴で、他にカルシウム、マグネシウム、鉄分、タウリン、亜鉛、クロムなどが含まれています。日本人に不足しがちな「亜鉛」が多く含まれています。
亜鉛は、免疫力アップ、アンチエイジング、生活習慣病の予防などさまざまな効果が期待できます。

タウリンは血中のコレステロールを下げ、動脈硬化の予防効果と肝臓の解毒作用を助けます。ビタミンB12は鉄分と共に貧血予防に効果があります。子供には心臓病予防の効果が発揮されます。貧血気味や低血圧の人,妊産婦,お酒飲み…万人の為の最高食材と言えます。

また、アサリを沢山必要な方には佃煮の鉄分の量が生より3倍増しになるそうですのでご利用ください。

体に良い事だらけのアサリですが 水に浸かっている物はやや身が痩せており自分で 砂だしを上手に出来ると美味しさが違ってきます。

2~3%の塩水でヒタヒタに浸け常温でやや薄暗く静かなテーブルの下などで1時間から一晩…冷蔵庫は冷えすぎるようです。お試しください。
 

また、生きの良いものはよく砂を吐きます。しっかり砂出しし水気を取って並べるように冷凍して袋に入れ替えて冷凍保存すると毎日気軽にアサリが食べられます。ただ冷凍アサリは凍ったままで調理してくださいね。今回はえんどうと合わせてクリームスープ 豚肉と一緒に生姜炒め…  アサリの旨みをしっかり味わっていただける2品です!ぜひ一度お作り下さい。


◎あさりと豚肉の生姜炒め
あさり大粒 300g
豚肉薄切り 200g
ニンニクの芽 5~6本→3㎝ぶつ切り
玉ネギ 1/2個 
人参 30g    各細切りⒶ
キャベツ 1枚
ゴマ油大s1 → 塩こしょう →酒大s3~4
Ⓑ(おろし生姜小s山1 濃口大s112  はちみつ大s1 )
①アサリは殻をこすり合わせて洗う。豚肉は4~5㎝ぶつ切りにする。
②中華鍋を軽くあたためごま油を入れ 豚肉を大まかにほぐして並べ少し火を通し塩こしょうして
アサリを加えてかき混ぜ 酒をふりかけて蓋をし2~3分蒸し煮にする。
③アサリの口が開いていれば Ⓑを加えにんにくの芽も入れ強火で全体につやが出るまで炒める。
④Ⓐの野菜は皿に入れラップをかけて電子レンジに3分ほど入れて火を通し盛り付け皿の中央に等分に分けて置き③を汁ごと下の野菜が見えないよう見栄え良く盛り付ける。
一口メモ
アサリの旨みコハク酸を豚肉がしっかり吸って美味しい柔らかい炒め上りになります。付け合せの野菜は共に炒めると面倒ですがレンジ等で火を通して下にひくことで見栄え良くボリュームもアップしアサリの旨みを吸って一石3鳥♪
 


◎浅利とえんどうのクリームスープ
あさり大粒 300g→殻をこすり合わせて洗う
えんどう皮付き 200g
(正味 100g)
玉ネギ  1/2個
Ⓐ バター大s山1 →白ワイン1/4cup 
Ⓑ(水 500cc チキンコンソメ 1個)
Ⓒ(牛乳200cc 塩こしょう )→水どき片栗粉 大s1/2

①玉ねぎはみじん切りにしえんどうは皮をむいておく。
②鍋にバターを入れて火にかけ 玉葱を加えて透明になるまで炒め アサリを加え軽くかき混ぜてワインを入れ蓋をし2~3分程蒸し煮にする。
③②の口を開いたアサリを取出しⒷを加ええんどうも入れて火にかけ沸騰後弱火で10分ほど煮込む。
④柔らかくなったえんどうをマッシャー等であらつぶしにしⒸを入れ煮立てば水どき片栗粉をかき混ぜながら加えとろみをつけアサリを戻して軽くあたためる。
一口メモ
旬どうしのえんどうの甘味とアサリの旨みが良くあって美味しいクリームスープになります。じゃが芋やニンジンなど一口大に切って火を通して加えシチューにされても良いでしょう。春を感じる一品です。

 

風邪や花粉症やアレルギー対策に対応できます 

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これからはいろいろな花粉が多く飛びかい花粉症の方には辛い季節になりますが、花粉は莫大な量のたんぱく質でできていることをご存知でしたか?★花粉ははちが受粉するとはちみつやロイヤルゼリーになり私たちに役立ってくれますが、直接私たちにふりかかると私たち人間は外から入ってくる自分と異なる種類のたんぱく質に対し、拒否反応をおこしやすくなっているので発症の原因になります。★昔と食生活が変ってきた現代は肉や魚・卵・乳製品といろいろな動物性たんぱく質を何倍も多く摂っていて、あらゆるたんぱく質の種類や量の制限がいっぱいになった人は体内でたんぱく質を分解できなくなり花粉のたんぱく質に反応し排除しようと戦い、症状がでることになるそうです。★そして、やっかいなことに人間の構造は素晴らしく出来ていて一度その戦いをした記憶は忘れることがなくその異物(花粉)に対し反応してしうまうことになります。又、身体の冷えから起きる病気ともいわれ、陰性食品の摂りすぎで体内の免疫力が低下している時に反応を起こしやすいそうです。★あらゆるところで花粉症に良い物が書かれておりますが、まず動物性たんぱく質を少なくし、脂質・糖質・加工食品・食品添加物の多いものを摂り過ぎないこと。身体を温めてくれる乾物・黒い食品(海藻)・根っこ野菜・日本の発酵食品(みそ・納豆・漬物など)、そして玄米を食べるよう努めて下さい。規則正しい食生活と腸に良い食べ物も大切です。時々動物性たんぱく質を摂らない日を作ることもおすすめです。昔は粕汁・豚汁・のっぺい汁など根菜たっぷりの汁物を冬に多く食べていました。又“鼻呼吸”も効果大だそうです。毎朝鼻の穴を片方づつ押さえて大きく10回呼吸を繰り返すことで、鼻の粘膜が強くなるとか・・・。★そして私事ですが、毎朝、人参・りんごをジューサーにかけ、オリーブ油とレモン汁をプラスして飲んでおります。あらゆる効果があるとか・・・。ジューサーの掃除が面倒ですがお試し下さい。


★★★ レシピ:れんこんとちくわのきんぴら★★★
<材料> (4人分)

レンコン・・・120gほど
 
人参(細)・・・40g
※1mm輪切り

ちくわ・・・2本
※斜め輪切り

ピーマン・・・少々
※1cm短冊切り

生姜せん切り・・・少々

ゴマ油・・・大s1~2

【A】みりん 1/4cup、濃口 1/4cup、さとう 大s1強、
   チキンコンソメ 1/2個、かつおだしの素少々  

【B】白ごま・粉唐辛子少々 

<作り方>

(1)レンコンは皮をむき、2~3mmの輪切りにし、水に取ってあくを抜き水気をふく。

(2)フライパンにゴマ油を熱し、レンコン・人参・ちくわを炒め【A】を合わせて加え、ふたを  して1~2分中火で煮込み、その後強火でかき混ぜながら煮込む。

(3)ピーマン、生姜も加え、つやよく煮詰め【B】をちらす。


■■■ 一口メモ ■■■
レンコンには胃腸の働きを助け免疫力を高める効果があります。アレルギー対策バツグンです。歯ごたえよく、ちくわから出しがでて美味!日持ちもします。 


★★★ レシピ:大根と鶏のみそ煮付け ★★★
<材料> (4人分)

大根・・・600~700g
 
鶏もも肉・・・1枚
 
しめじ・・・70g

ミックスベジタブル・・・1/2cup

【A】水 2・1/2cup、かつお 7g程(紙パック)、酒 大s2、みりん 大s2 

【B】田舎みそ 50g、さとう 大s1/2、濃口醤油大s1、生姜汁大s1/2

【C】片栗粉 大s1/2、水 大s1

<作り方>

(1)大根は皮むき1cm厚さのイチョウ切りにし、【A】と共に柔らかくなるまで弱火で10分ほど煮  込む。

(2)鶏肉をそぎ切りにし、フライパンで両面をさっと焼き,鵬辰┐襦

(3)【B】と(1)の煮汁を少々合わせてなめらかになるまで溶いて(2)に加え、やや強火で味が  なじむまで煮込む。

(4)【C】を合わせて(3)に加え煮汁にとろみをつけてつやを出し仕上げる。

■■■ 一口メモ ■■■
 味噌やきのこが腸の働きを良くしてくれます。大根は大きく分厚く切って、煮込むと見栄えがよく食べ応えがあります。ゆっくり煮込み、充分柔らかくなってから味噌を加えて下さい。

  中兵庫信用金庫 ふれあい 33号 掲載

納豆は冬の季語 →2年前の原稿ですが納豆メニュー免疫効果ありかも~です

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“納豆の味をだるまに尋ねばや”明治26年正岡子規が詠んだ俳句です。


この句の季語は「納豆」他にも「納豆売り」「納豆汁」など、納豆がつく言葉は
“冬の季語”と知っていましたか? 納豆は一年中出回ってますが、秋の大豆収穫後、冬の寒さを経験した柔らかい新大豆で仕込む1月からの納豆が一番美味しいと言われ、冬の季語に決まっているそうです。


畑の肉と呼ばれる<大豆>を蒸して発酵させた納豆は 脂質・食物繊維・ビタミンBやミネラル等がバランス良く含まれます。天然の消化薬とも言われ 疲労回復や肝臓機能改善 血液サラサラ、精神の安定 ダイエット効果 美肌効果 脂肪の吸収抑制 等々きりがありません ただ、残念なことにビタミンA・Cが含まれず、昔より刻みネギなどの薬味を入れるのは素晴らしい生活の知恵と思います。


今回 組み合わせでより効果を引き出す食材も覚える事良しと綴ります。
☆美肌効果がアップ「+アボカド」☆腸内をキレイにお腹の調子を整える「+オクラ」☆疲労を回復効果「+ネギや梅干しや生姜」

☆白髪を改善「+ごま」


そして、納豆を食べるのは朝食のイメージですが血栓が起こりやすい時間帯に“ナットウキナーゼ”が活発に働くよう夕食に食べるのがいいそうです。夜に食べると血液サラサラ効果アップ!またカルシウムにリラックス効果有りで、夜に食べると“安眠・熟睡”出来、 骨や歯を就寝中に形成する為、夜効果大、不溶性食物繊維が水分で膨らみ食べ過ぎを抑える等々夕食効果いっぱい。私ヒロコも朝納豆は毎日、そして疲れた日には夜納豆が元気の素になっております。
今回の2品で皆さまもお試しください。
 

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◎清麹醤(チョングッチャン) 
納豆 1パック
キムチ50~100g
絹豆腐 1/2丁
えのき 1/2袋 
斜め輪切りのネギ
にんにく1片
ゴマ油大s1 
Ⓐ(水5カップ ガラスープとだしの素各小s1 田舎味噌大s山2(50~60g)
①納豆は小粒又は更にカッターでつぶしておく。キムチは粗きざみ
絹豆腐は1㎝角に切り、えのきは3㎝に切ってほぐしておく。
②深鍋にゴマ油を入れ おろしにんにくとキムチを炒めⒶのスープ等を入れ煮立る。
③豆腐とえのきを加えて味噌を溶き入れ納豆も加えて全体を混ぜ合わせて出来上がり(納豆を入れて煮込みすぎない方が効果大、臭くないです)
一口メモ
韓国の粒々大豆の固い清麹醤味噌を納豆で代用します、キムチときのこを合わせてトリプル菌メニュー!最強風邪予防、美容に血液に効果色々…そして美味です。

 

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◎山形名物 ひっぱりうどん 
うどん 3~4玉
白菜 1/4個
昆布 7㎝程1枚
薬味たれ
納豆 2パック
味付けや水煮さば缶 1缶
卵 2個
青ネギ(輪切り) おろし生姜 各適量

お好みで 大根おろしや山芋 かつお削り節やきざみのりなど
めんつゆや醤油 

①山形では乾麺を茹でて使うのですが冷凍うどんや太目の茹でうどんを用意する。
そして、ヒロコ風は白菜をざく切りにしてプラスし土鍋に湯を沸かし昆布と
うどん 白菜を入れて煮立てる

②ボールに納豆、サバ缶は汁ごと、卵を合わせてグルグル混ぜ 各自の取り鉢に等分に入れ お好みの薬味と麺つゆ等も合わせて置く。
③煮立ったうどんと白菜を引っ張って②に浸けていただく。
一口メモ
具をあまりいれないで長いうどんを引っ張り合って食べるからとも言われる体が温まるユニークなうどん鍋です。薬味色々が納豆の効能を高めてくれますよ~