日本の夏は高温多湿のため、ついクーラーをかけすぎて体を冷やしすぎたり、水分や甘い飲み物を取りすぎて、自律神経のバランスがとれなくなったり、胃の調子が悪くなったりします。それが食欲不振につながり、栄養不足、スタミナ不足に!!
それが原因でヤル気が起きずに生活が乱れ、睡眠不足で夏風邪や夏バテにつながります。
 まずは“疲労回復ビタミン”と呼ばれるビタミンB1、B2(うなぎ・豚肉・サバ・レバー・玄米)を多く取り、疲れにくい“弱アルカリ性体質”になるよう、酢を毎日大さじ1杯は取るように努力して下さい。また、うなぎや豚肉の余分な脂肪を体外に排出できるよう食物繊維の豊富なビタミンAやCたっぷりの海藻や季節の野菜を一緒に食べると更に効果あり。
 夏を乗り切るには、冷やしすぎず“きちんと食べて、きちんと寝ること"です。

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■■■ 一口メモ ■■■
ビタミンC以外は全部揃っているうなぎに青じそ、糸のりをプラスして、余分な脂肪を体外排出。また、うなぎはレンジやフライパンでなく、蒸すことでやわらか、あっさり、数倍おいしくなります。

★★★ レシピ:蒸しうなぎどんぶり ★★★
<材料> (4人分)

うなぎ蒲焼き・・・大2~3尾
青じそ・・・20枚
糸のり・・・2枚分

【A】さとう・・・大さじ1
  みりん・・・大さじ2
  濃口しょうゆ・・・大さじ3

発芽玄米ごはん・・・丼4杯分
粉山椒・クッキングシート

<作り方>

(1)うなぎの頭と尾先とたれを【A】と共に鍋に入れ、弱火で5分ほど煮込む。

(2)蒸し器にクッキングシートを敷いて、うなぎを5cmくらい切って並べ中火で5~8分蒸す。

(3)ごはんを半分、丼に入れ青じそ千切りを散らし、残りのご飯を載せ、糸のりをかけ、(2)を並べる。

(4)(1)のたれをたっぷりかけ、粉山椒を好みでふる。

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■■■ 一口メモ ■■■
そばも豚もビタミンB1、B2が多く、もずくは胃の守護神。山芋のムチンにたこのタウリン、酢に季節の野菜をたっぷり。あっさりで夏バテがふっとぶメニューです。

★★★ レシピ:彩りもずくそば ★★★
<材料> (4人分)

乾そば・・・2束(160g程)
もずく(酢味)・・・2パック
豚肉・・・80g
ゆでだこ・・・小1本
きゅうり・・・適量
山芋・・・適量
とうもろこし・・・適量
トマト・・・適量
かいわれ菜・・・適量
大根おろし・・・適量

【A】ポン酢・・・適量
  めんつゆ・・・適量

【B】わさび・・・少々
  おろし生姜・・・少々


<作り方>

(1)そばはゆでた冷水にとって洗い、もずくと合わせ【A】で味を調え皿に入れる。

(2)豚肉はゆで、たこは薄切り、きゅうりは輪切り、山芋はたたいてつぶし(1)の上に他の材料とともにたっぷり飾る。

(3)好みで(B)を加え、よくかき混ぜて食べる。

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■■■ 一口メモ ■■■
色々なきのこには、異なるうまみ成分や栄養分があり、3~4種類合わせて使うと効果抜群。
また便秘解消、血液さらさら効果もあり。

★★★ レシピ:たっぷりきのこのお吸物 ★★★
<材料> (4人分)

しめじ・・・100g
えのき、しいたけ、まいたけ等あわせて・・・150g
にんじん、柚子、みつば・・・少々
昆布・・・8cm角
花かつお・・・10g
紙パック・・・1枚
水・・・4cup
塩・・・小さじ2/3
淡口醤油・・・大さじ1程
【A】焼き餅やうどん、焼いた鯛や鮭など

<作り方>

(1)きのこは一口大の長さやうす切りにし、水と昆布とともに鍋に入れ中火にかける。

(2)煮立てば昆布を取り出し、あくをとってかつおを紙パックに入れて加え、味を調え、梅型にんじん薄切りと2cmの長さに切ったみつばを加える。

(3)かつおを取り出し、好みの【A】と柚子皮とともに器に入れる。

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■■■ 一口メモ ■■■
胡麻は抗酸化物質、ゴマグリナンの効果いっぱい。さつまいもの食物繊維、ビタミンCが加われば食べ過ぎのお腹も整えてくれる。

★★★ レシピ:さつまいもとお餅の胡麻まんじゅう ★★★
<材料> (4人分)

さつまいも・・・正味250g(中1本)
角餅・・・1個(50g程)
冷めるときはクリームチーズやあんこにする
黒胡麻・白胡麻・・・各大さじ2程
【A】さとう・・・大さじ2
   バター・・・大さじ1
   小麦粉・・・大さじ1・1/2
   牛乳・・・大さじ2
【B】小麦粉、溶き卵、揚げ油

<作り方>

(1)さつまいもは皮ごと2cmの厚さに切り、粗ってラップに包んでレンジで5分程入れ、熱いうちに皮をむき、しっかりつぶす。

(2)熱い(1)に【A】を加え、よく混ぜ12個に分けて丸める。

(3)餅は7mm角に切り(2)で包み、丸めて小麦粉、溶き卵、2色の胡麻の順につける。

(4)フライパンに1.5cm位のサラダ油を入れ、焦げないようゆっくり返しながら両面がかりっとするまで揚げる。