後悔しない愛情を!子供に怒りすぎて自己嫌悪→笑顔でストレスフリーな子育てにチェンジする方法!自考力育成コーチ/小野木ひろこ -27ページ目
子どもにとって
習い事をする意義とは
何でしょうか?
まず、思いつくのは
「好きな
得意な分野を見つける」
「子どもの
さまざまな能力を伸ばす」
と、いったことでは
ないでしょうか。
確かに、さまざまな選択肢に
チャレンジした結果
「これが好き」「得意」
と言えるものができて
子どもの自己肯定感が
育っていくことは多くあります。
ですから
好きな・得意な分野を
見つけるために
子どもが
興味を持った・持ちそうな
習い事を
いろいろと試してみる
というのは良いことです。
しかし
私が「習い事をする意義」として
最も大きいと思うのは
子どもの精神的な成長です。
習い事を始めたばかりの時期は
上手くいかないことも
多いかもしれませんが
一方で
上達も実感しやすい時期です。
ところが
どこかのタイミングで
思うように伸びなくなる
「成長の踊り場」
と呼ぶべきタイミングがきます。
ここを乗り越えることが
大事な経験なのですが
ここで大切なことが1つあります。
それは、この「踊り場」を
乗り越えるためには
子どもが本当に好きなものに
取り組んでいる必要がある
ということです。
そうでないと
なかなか乗り越えるところまで
いきません。
ですので
習い事は多ければ良い
というものでも
ないのだと思います。
逆に言えば、1つでも
「これは自分が好きで
頑張っている」
と思えるものに挑戦できていれば
十分というわけです。
同時に
これは当たり前のことですが
“親の意志100%に
なっていないか”ということも
気をつけたいポイントです。
もちろん、親の意志や
周囲の大人のアドバイスで
始めることも多いでしょうし
どこに通うかは
結局、親も含めて
探すことになるでしょう。
しかし
実際にやるかやらないかは
あくまで子ども自身に決めさせる
ということです。
通い始めの段階で
子ども自身に決めさせる。
あるいは
1年ごとに継続の意志を
確認するのも良いです。
できるだけ、子ども自身に
決めさせてあげてください。
「自分で決めた」という
意識を持って欲しいです。
では
習い事を始める時期は
いつがいいか?
子どもが「自分で決めた」と
意識できる時期を考えると
5〜6歳くらいが
良いのではないかと思っています。
もちろん個人差もありますので
誰にでも当てはまるものでは
ありません。
「子どもがその気になった時が
通い時」くらいに
ざっくりと考えつつ
子ども自身と
ちゃんと話し合って決めることを
おすすめします。
「たかが習い事で
そこまでこだわらなくても
いいんじゃない?」
と思うかもしれません。
しかし、逆に言えば
習い事というのは
「親に言われて
子どもが渋々続ける」
というケースがよくあります。
そうすると
習い事の最大の効果は発揮されない。
つまり
人生において大きな意義をもつ
「褒められなくてもやる」
という姿勢は
身につかないことになります。
未来の心の成長のために
習い事を始める際には
子どもに「やる・やらない」という
決定権を持たせてあげてください。
変化の早い時代に
必要なことの一つとして
自主性を育むことが
大切であると考えます。
自主性とは
主体的に考えること。
自ら行動できる力です。
大人の監視下で
言われた通りに行動する
ロボットのような子どもでは
これからの時代を生き抜くことは
難しいでしょう。
しかし、逆に
自主性を育てるために必要なのは
「自由」にさせることと
勘違いしてはいけません。
わがままな「自由」は
決して自主性を育てるものでは
ありません。
やりたいことだけやって
自分勝手に
思うがままに行動していては
協調性も社会のルールも学べません。
好きなことだけをやっていい
と言われて育った子どもが
大人になって
社会に適応できない例が
多く見られるのが昨今の現状です。
基礎となる力がないまま
「自主的にやりなさい」
「自分で考えて行動しなさい」
と言われても
何をすべきか分からないのは
当然ですよね。
では
自主性を育む基礎となる力とは
何でしょう?
自主的に行動するためには
「目的」が必要です。
目的を達成するために
“何が必要なのかを学ぶ経験”を
子どもなりに
理解できれば良いのです。
当教室では
その最初の段階として
「約束を守ること」を身につけます。
時間を守る、挨拶、返事、後始末。
このような
子ども達が分かりやすいルールを
徹底しています。
その次に
自分でできたことの喜びや達成感
さらに大きな目標へのチャレンジ
と続きます。
こうした経験から、承認を繰り返し
自主性が育まれていくのです。
一つの習い事を通じて
養われた財産が
他の場面でも生かされていくのは
嬉しい限りです。
時折訪ねてくれる卒業生の
活躍を見ていて、そう思います。
ぜひ、ご家庭でも
お子さんが分かりやすい
ルールを決めて
目的を達成するために
何が必要なのかを学ぶ経験を
日々の生活の中で
積ませてあげてくださいね。
自分の気持ちを
上手く伝えられる
=適度に自己主張ができる
ということは
とても大事なことです。
しかし
主張する以前に大事なのは
相手が何を言っているか
ということを、理解すること。
ですので
子どもの自己肯定感を
育む段階では
まず「聞く力」を
重視してほしいと思います。
相手の話に耳を傾け
言いたいことを理解できる
ということは
コミュニケーションの
基本であることはもちろん
あらゆる学びにおいて
まさに土台となるスキルです。
授業で話している内容を
理解する。
誰かにお願いされたことに対して
行動で応える。
友達の言いたいことを
きちんと理解したうえで
共感を示したり
意見を言ったりする。
どれも
「きちんと聞く」という
基本的な姿勢が
身についていないと
できないことです。
「授業や先生の話がわからない」
「友達や周りの人と上手く
コミュニケーションとれない」
ということが積み重なれば
自己肯定感はどうしても
下がっていってしまいます。
「聞く力」は能力というよりも
むしろ姿勢です。
たとえ話している内容が
わからなくても
あるいは
相手にあまり良い感情を
抱いていなくても
とにかく
「目の前に話している人がいたら
相手が何を言いたいのかを
考えながら
まずは真剣に聞く」
ということが重要です。
自己肯定感を伸ばすうえでの
準備として
いわばスポーツにおける
筋力トレーニングのようにして
「聞く力」を
前もって身につけていくこと。
それは、学校や社会の中で
知識を吸収していくうえでも
新しい人間関係を
作っていくうえでも
大きな助けになると思います。
ぐんぐん成長する子どもと
伸び悩んでしまう子ども。
両者を分けるポイントって
何でしょう?
もともとの才能でしょうか?
それとも素質でしょうか?
両者を分けるポイントは
才能でも素質でもなく
「とにかくやってみる」
という姿勢です。
そして
そのトライ&エラーの姿勢は
自己肯定感と
両輪の関係にあるんです。
ちなみに
トライ&エラーとは
失敗を繰り返しながら
少しずつ改良を重ねて
成功に近づくこと。
ですから
親は「場数」を踏ませることを
意識してみてください。
あなたもご存知のように
多くのスポーツ選手や起業家たちは
「失敗」から学んで成功しています。
言い換えれば、
失敗しても挑戦をやめないので
最後には失敗を
「成功の種」
に変えてしまうのです。
「失敗」への向き合い方が
その後の成否を決めている
と言っても
良いかもしれません。
伸び悩んでいるお子さんにとって
重要なのは
「100点を取る」
「1番になる」
といった成功体験の数を
増やすことではなく
ひたすら「場数」を踏ませること。
今のお子さんの能力にあっているか
見極めたうえで
「とにかくやってみよう♪」
と明るく、子どもが安心して
挑戦できるような声かけ・誘導を
実践してみてください。
子どもの好奇心、可能性も
広がりますし
あきらめない強い心を持った
ひと回り成長したお子さんに
変身しますよ!
子どものやる気を
引き出すためには
ご褒美を与えるのが
手っ取り早いですね。
けれど、ご褒美で釣って
お稽古させたり
勉強をさせても
良いのでしょうか?
ご褒美で釣っていると
“ご褒美がないと
やる気を出さなくなる”
という話を耳にしますよね。
教育界でも、これについては
さまざまな議論が
交わされています。
その中で、ハーバード大学の
ローランドGフライヤー教授が
興味深い研究を発表しています。
4万人のアメリカ人の
子どもを対象に
“ご褒美を与えた場合”と
“そうでない場合”の
成績に変化があるか、どうか…
を調べたところ
ご褒美を与えた方が
成績は伸びましたが
その与え方が重要であることが
わかりました。
結果に対して
ご褒美を与えるのではなく
努力の過程に対して
ご褒美を与えた場合に
効果が高くなるのです。
「試験に合格したら
ゲームを買ってあげるよ」
ではなく
「毎日決めた時間に
目標を持って
学習を続けられたら
ゲームを買ってあげるよ」
という方が
効果が高いということです。
たとえご褒美目的でも
努力を重ねれば
必ず結果はついてきます。
上達すれば
どんなことも楽しくなりますね。
学習の本質的な楽しさに気づけば
ご褒美をもらわなくても
努力するようになるでしょう。
今日は
・結果に対して
ご褒美を与えるのではなく
努力の過程に対して
ご褒美を与えた場合に
効果が高くなる
・ご褒美作戦の良し悪しは
与え方が大事なんだ
というお話でした。

