海外資産の相続☆研究室 -4ページ目

海外資産の相続☆研究室

海外資産の相続や金融のお話をつづっています。ワイン話もちらほら。

こんにちは、大杉宏美です。


この記事
  で日本と外国の債権を比較しましたので、
外債投資に関して、お話してみたいと思います。


外債投資に限らず、外貨預金や外貨建てMMFでも

「円高の時が有利」と言われますね。

円高の時に買えば、少ない円で多くの外国通貨が買え、

長期間保有したのちに円安になれば
為替差益を手にすることができます。

そして先の記事で書いたように、

日本より外国の方が金利が高いので
より魅力的な金利を求めて資金は海外に移動します。

外債投資のメリットは、
この「内外金利差」にあるのですね。


この金利差が拡大するのか縮小するのか、

ということは為替に影響します。

「金利差が広がる!」と市場が感じれば円は海外に流出し

→円安に
「縮まる!」と感じれば円は日本にとどまり
→円高に

実際はもっと複雑に要因が絡み合うのでしょうけれど、

ざっくりと上記のように理解できます。

2007年までは海外金利が上昇し内外金利差が

拡大していましたので、円安が進んでいました。

その後、金融危機により米国やオーストラリアなどが

金利を引き下げ、内外金利差は縮小→円高となったのです。(日本はすでに超低金利なので引き下げ余地がありません)

そんな中、昨年10月にオーストラリアが政策金利引き上げ。

縮小トレンドだった内外金利差は、
この流れで拡大トレンドに変化するのでしょうか。


・内外金利差が拡大トレンドへ

・(現在の)円高

この2つが重なるのならば、
外債投資が再び脚光を浴びる日も近そうですね。



(参考文献:日経ヴェリタス2010.4.11号)




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こんにちは、大杉宏美です。

今日はワインのお話。
土曜日の朝日新聞に面白い記事が載っていたので、
ご紹介しますね。


    体にいいお酒って、本当?


「フレンチ・パラドックス」という言葉があります。

「フランス人は、肉やバターをたくさん食べるのに
心臓病による死亡者が少ないのはなぜか」
という問題です。

この問題は長く謎のままだったのですが、今年1月、

「ワインに含まれるポリフェノールと女性ホルモンが作用し、血管内で一酸化窒素を発生させ動脈硬化を防いでいるからだ」

という研究結果が発表されました。


赤ワインに多く含まれるポリフェノール。

ポリフェノールは体に良い、と言われていましたが、
研究でそのメカニズムが解明されたのですね。

また、ポリフェノールの一種であるレスべラトールは
脳内で働き、認知症などの改善にも効果があるとか。

ポリフェノールは熟成するにつれ構造がどんどん変化し、
健康への影響が最も強くなるのは5~6年ほど寝かせた
ワインだそうです。

(朝日新聞2010.4.17参照)


飲みすぎて逆に体を壊さないように、
大人な飲み方で元気を維持したいものですね。




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こんにちは、大杉宏美です。


金融商品や不動産を購入する場合、また、
経営者の方で自社の株式に変更を加えたりする場合、
相続のことまでしっかりと考えている方はどれほどいらっしゃるでしょうか。

「もし、自分が亡くなったら」

資産や事業投資の際、
そんなことを考えている方は少ないかもしれません。


「死」というのは、もれなく全員が必ず迎えるイベントですが、
必ず来るイベントのわりには準備をしている方が少なく、
残された方が相続手続きに頭を悩ます様子をたくさん拝見してきました。

これまで実際に相談を受けたり、話を聞いたりした中で、
「これは遺言があったら解決できたのにな~」と思ったものを
挙げてみました。


① お子様がいない場合

② ご夫婦が未入籍(内縁関係)の場合

③ 再婚により、前の妻(夫)の子がいる場合

④ 事業経営されている場合

⑤ 法定相続人以外に財産を与えたい場合

⑥ 財産が海外にある場合



あなたは、どれかあてはまるものがありましたか?


なぜ、上記のケースでは遺言が必要なのかは、
こちらで解説しています。






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こんにちは、大杉宏美です。

先週の日経ヴェリタスに興味深い記事が載っていたので
ご紹介しますね。


タイトルの
「30歳は高い・45歳は低い・60歳は高い」
というのは、「取るべきリスク」のことです。

資産の運用先には、
株式など高リスクのものと
債券など低リスクのものがあります。

これまでは、「100-年齢」といったように
若年は高めに、高齢にいくほどリスクを低めに
設定するのがセオリーと言われてきました。

ところが、日本の個人投資家の現実は正反対。

保有金融資産に対する高リスク資産の割合は
・30代で約10%
・60代で17%
と、逆行しています。


資産運用の基本的な考えは、

①「人生の三大資金」である「住宅・教育・老後」資金を
準備するために、

②それぞれの支出時期が近づくほど安全運用の割合を
高めることで元本割れリスクを回避する
(これを「ターゲットイヤー運用」といいます)

ところにあります。


ご家族をお持ちの方は実感いただけるかと思いますが、
三大資金のうち、住宅と教育は40代に重くのしかかってきますよね。

ヴェリタスの分析でも、
年齢別にふさわしいと考えられるリスク運用の比率は、
・30歳で65%
・45歳で15%
・60歳で50%
でした。

高齢者ほどリスク資産を保有している日本の現実は
理論上でも合理的といえますね。

60歳になると住宅ローンのゴールも見え、
子供たちは独立して教育資金も不要。
一気に老後資金へエネルギーを投資できるわけです。


ただし、くれぐれも退職金を一つの金融商品だけに
つぎこみ投資するのは、おやめくださいまし・・・

リスクを取る、といっても、賢く分散させたいですね。




(参照:日経ヴェリタス2010.4.4号)




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こんにちは、大杉宏美です。

何も言わずに、次のデータをご覧ください。



利回り 格付け
ニュージーランド 5.98 AAA
オーストラリア 5.80 AAA
英国 4.04 AAA
アメリカ 3.88 AAA
カナダ 3.65 AAA
フランス 3.46 AAA
ドイツ 3.16 AAA
日本 1.37 AA

(参照 : S&Pソブリン格付け2010.4.15
      / NTTスマートトレード期間別国債利回り2010.4.12 )

※「利回り」は残存期間10年ものの国債利回りです。



あれあれ?

他の先進国に比べ格付けの低い日本の利回りは・・・


表にしてみると、よくわかりますね。

日本は国債を発行しまくっていますが、
こんな低利回りで発行しているわけです。



信用力が低く、利回りの低い商品、

それが日本国債。



そんな商品、誰が買うの~?


・・・はい、日本人が買っています。


日本国債のほとんどは日本人が買っています。

実質的に政府の支配下に入ったゆうちょは、超優良顧客。
他の金融機関や保険会社も財務省が抑えているので、
国債を買わせるのに苦労が要りません。

というわけで、外国人の日本国債購入額は全体の6%。
残りのほとんどは日本の金融機関、
つまり実際には私たちが間接的に購入しているわけです。

(個人向け国債という一般人向けの商品もありますが、
上のデータを見てなお買う人はいないですよね・・・)



「知っているか、知らないでいるか。」


マネーや法律のセミナーでよく聞く台詞ですが、
まさにその通りです。


特別な能力が必要なわけではありません。

ただ、その知識があるかないかというだけで、

それを知ろうとするかしないかというだけで、

その後の人生が変わってきます。

お金も法律も。






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