外債投資について.1 | 海外資産の相続☆研究室

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こんにちは、大杉宏美です。


この記事
  で日本と外国の債権を比較しましたので、
外債投資に関して、お話してみたいと思います。


外債投資に限らず、外貨預金や外貨建てMMFでも

「円高の時が有利」と言われますね。

円高の時に買えば、少ない円で多くの外国通貨が買え、

長期間保有したのちに円安になれば
為替差益を手にすることができます。

そして先の記事で書いたように、

日本より外国の方が金利が高いので
より魅力的な金利を求めて資金は海外に移動します。

外債投資のメリットは、
この「内外金利差」にあるのですね。


この金利差が拡大するのか縮小するのか、

ということは為替に影響します。

「金利差が広がる!」と市場が感じれば円は海外に流出し

→円安に
「縮まる!」と感じれば円は日本にとどまり
→円高に

実際はもっと複雑に要因が絡み合うのでしょうけれど、

ざっくりと上記のように理解できます。

2007年までは海外金利が上昇し内外金利差が

拡大していましたので、円安が進んでいました。

その後、金融危機により米国やオーストラリアなどが

金利を引き下げ、内外金利差は縮小→円高となったのです。(日本はすでに超低金利なので引き下げ余地がありません)

そんな中、昨年10月にオーストラリアが政策金利引き上げ。

縮小トレンドだった内外金利差は、
この流れで拡大トレンドに変化するのでしょうか。


・内外金利差が拡大トレンドへ

・(現在の)円高

この2つが重なるのならば、
外債投資が再び脚光を浴びる日も近そうですね。



(参考文献:日経ヴェリタス2010.4.11号)




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  ( 行政書士法人エド・ヴォン 大杉 宏美 )

  
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