長女と2人で富士登山 1回目【私の内観#10】
こんにちは、斎藤宏幸です。
【私の内観】と題して過去の振り返りを配信していきます。
前回、パパ、スキー教えて【私の内観#6】からの続き
長女がまだ5歳の頃、富士登山にチャレンジしました。
長女が通っている保育園で一緒の子供が、富士山に登頂したと聞いて影響されたのと、次の年から通う予定にしていた小学校が、在学中に富士山に登頂することを課題にしていたためです。
この時は、まだ離婚をしておらず、単身で米国ボストンで別居生活をしていました。
早朝、駐車場に到着してシャトルバスで5合目までいき、自分と長女の二人で登り始めました。
この時、次女はまだ1歳。とても富士山に登ることはできないので、5合目の旅館で妻と待機することにしました。
長女はまだ5歳だったので、自分は背負子を用意してきました。
そして、いつでも娘をおんぶしながら歩こうと思っていました。
最初は自分で歩いていましたが、やはり途中から歩けなくなり、背負子でおんぶしながらの登山となりました。
事前に予約していた山小屋を目指して歩いていきましたが、娘は途中で背負子の中で寝てしまいました。
宿泊予定の山小屋は、8合目の山頂に近いところにあり、暗くなってもまだ歩いていました。
すると、眠っていた長女が目が覚めて、泣き出しました。
「降りる、降りる」と言って。
まだ5歳の娘は、眠りから覚めたら周りが真っ暗になっていたので、不安になったのでしょう。
仕方がないので、登山道を逆走して下ることにしました。下山しながら、「ごめんね、ごめんね」と言って。
途中の山小屋につき、泊まらせてほしいと頼みましたが、いっぱいなので無理、と断られてしまいました。事前に予約していないために、仕方がありません。時期的にも八月の週末でしたので、大勢の登山客が次から次へと登ってきていました。
さらに下山して、山小屋でまた尋ねると、そこでも断られました。
さらに下山して、数カ所の山小屋を通り過ぎて、やっと泊まれるところが見つかりました。
そこで、長女と雑魚寝しながら考えました。
明日は、山頂を目指さずに下山しようと。
昨日の夕方、背負子の中で目が覚めたら真っ暗だったので、不安になって「降りる」と言って泣き出した娘でしたが、翌朝は元気でした。
そのまま、山頂目指してもよかったのですが、昨日のこともあり、そのまま下山道にトレースして山を降りることにしました。
5合目で次女と待っていた妻は、びっくり。まさかこんな早くに降りてくるとは思ってなかったので、どうしたの?、と聞かれました。
長女との1回目の富士登山は、このようにして終わりましたが、また、チャレンジすることに。
次回、米国永住権【私の内観#18】に続きます。
LINE@のご登録はこちら
※画像をクリック!