元妻と次女と3人で富士登山【私の内観#9】 | 子供と離れて暮らす親の心の悩みを軽くしたい

元妻と次女と3人で富士登山【私の内観#9】

 

 

こんにちは、斎藤宏幸です。

 

【私の内観】と題して過去の振り返りを配信していきます。

 

 

前回、祈りの力【私の内観#43】からの続き

 

 

 

離婚も正式に成立して、しばらく月1回のペースで子供たちと会うことができました。ファミレスなどで食事を一緒にするだけでしたが、1時間から2時間程度、子供たちとの過ごせるようになったのでありがたかったです。

 

ちなみに、子供たちと会うときは、元奥さんと義理の母親も一緒でした。

 

子供と全く会うことができないという人の話も聞きますので、それに比べればありがたかったです。

 

その後、仕事の都合で、再び米国に引っ越すことになりました。

 

そうなると、月1回の子供たちとの食事もできなくなってしまいました。仕方がありません。

 

あるとき、次女が富士山に登りたいと言いました。

 

その前に、長女は、何度か富士登山に挑戦して山頂まで登ったことあるので、次女も登りたいと言ってきたのです。

 

富士登山の時期は、七月から九月の始めごろまでですので、お互いに日程調整して、八月の後半に行くことにしました。

 

次女のために、登山に必要な道具も買ってあげて、元妻と3人で登ることになりました。長女は、すでに登っているのでこのときは来ませんでした。

 

いつもの富士吉田口の5合目にシャトルバスで到着。

 

元妻は、「足の調子が悪いので途中で泊まる予定の山小屋まで登ったら下山する」といい、「山小屋からは、次女と二人で山頂まで登って行って欲しい」、といいました。

 

事前に予約していた8合目の山小屋までは3人とも無事に到着。

 

8合目と行っても下の方の山小屋でしたので、まだ、明るいうちにつくことができました。元妻は足が痛いと行っていたので、山小屋で足をマッサージしてあげました。また、次女も足が痛いというのでマッサージしてあげました。

 

次女も元妻もマッサージしている間に寝てしまいました。

 

翌朝、目がさめると、マッサージがとても気持ちよかったと言ってくれました。マッサージセラピストになったらいいんじゃない、とも言われました。

 

当初、元妻は、山小屋から下山する予定でしたが、そのまま3人で山頂を目指して登ることになりました。

 

9合目あたりから、次女は頭がいたいと何度もいうので、持ってきた子供用のバッファリンを飲ませました。

 

休み休み、少しずつ歩いて行ったら、山頂の鳥居が見えてきました。娘も最後の一踏ん張りで山頂に到着。

 

でも、山頂に着いたらベンチで横になったまま動きませんでした。

 

元妻は、9合目あたりから「先に2人で行っててくれ」というので、後から一人で登っていました。

 

山頂から登山道を見下ろすと、下の方に元妻の姿が見えたので、自分はそこまで降りて行って荷物を背負い一緒に山頂まで登りました。

 

当初は山頂までは無理と言っていた元妻と娘と3人で富士山に登頂できました。

 

しばらく休憩後、下山開始。でもまだ娘は頭が痛いといい、休み休み歩きました。

 

高山病の症状が出たらすぐに下山した方が良いので、休み休みではなく一気に下山しようと言いました。8合目まで降りると、娘もケロっとして元気になりました。さっきまで、頭が痛いと言ってすぐ休んでいたのが嘘のようでした。

 

5合目のバス乗り場まで無事に下山。でも、日が落ちて真っ暗になってしまい、最終バスで駐車場まで降りることになりました。

 

離婚した後の2017年8月。

家族で登った富士登山。

 

いい思い出になりました。

 

 

次回、おばあちゃんとの思い出【私の内観#24】に続きます。

 

 

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