おばあちゃんとの思い出【私の内観#24】 | 子供と離れて暮らす親の心の悩みを軽くしたい

おばあちゃんとの思い出【私の内観#24】

 

 

こんにちは、斎藤宏幸です。

 

【私の内観】と題して過去の振り返りを配信していきます。

 

 

前回、元妻と次女と3人で富士登山【私の内観#9】からの続き

 
 
 
小学1年か2年生の時、家族で田舎に帰省したとき、わがままを言って、おばあちゃんを困らせてしまったことがあります。
 
毎年、お盆と正月に帰省していたのですが、ある時、スーパーカーの写真が写っている下敷をみつけて、「これ欲しい欲しい」と言って、ダダをこねてしまいました。
 
祖父母の家は、八百屋を営んでいて、スーパーカー下敷は、その店で売っていたコカコーラジュースの景品だったのです。
 
「これは景品なのであげられないんだよ」と、おばあちゃんは困ってました。
 
いつも帰省すると、お小遣いをくれる優しいおばあちゃんでしたが、この時だけは、孫のわがままを聞いてあげたくてもできないので、困りはてといたのです。
 
母親にも、「いい加減にしなさい」、と怒られましたが、自分はどうしても諦めきれずに、「欲しい欲しい」とねばり続けて、とうとう無理やり手に入れてしまいました。
 
なぜこれほどまでに、スーパーカーの写真が写っている下敷が欲しかったかというと、その当時、スーパーカーブームだったからです。
 
手に入れた下敷を自分の机のところに飾り、大切にしてました。
 
でも、これは無理やり手に入れてきた、というか、奪ってきた下敷です。
 
その後、おばあちゃんがコカコーラの景品の数が”当たり“と合わないから、業者の担当の人から
怒られたかもしれません。
 
そんな事もお構いなしに、人の迷惑省みずで、わがまましてました。
 
まだ、小学低学年だから許されたのかもしれません。
 
何をやっても許される、子供時代。
 
でも、その影で母親もおばあちゃんに謝ったりと、気遣いしていたことでしょう。
 
そのおばあちゃんは、今年の夏、他界しました。99歳でした。
 
おばあちゃん、わがまま言ってごめんなさい。そして、ありがとう。
 
 
 
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