おばあちゃんとの思い出2【私の内観#25】
こんにちは、斎藤宏幸です。
【内観】と題して過去の振り返りを配信していきます。
前回、おばあちゃんとの思い出【私の内観#24】からの続き
20代の頃、田舎の近所にあるゴルフ場で働くことになりました。
そこで、しばらく祖母が住む家に居候させてもらうことにしました。
おじさんの家族も住んでいるので、共同生活になりましたが、ゴルフ場に通いだして間もなく、その家を出ると言って荷物をまとめて出て行ってしまいました。
もちろんゴルフ場も辞めて。
おばあちゃんは、突然、孫が出て行くと言い出して、その日のうちに荷物まとめて出て行こうとするのに、驚いた様子でした。
「なんで、また、そんな急に出て行かなくちゃいけないんだい」、と。
おばあちゃんとしても、孫が一緒に住むことになって、嬉しかったんだよ、とあとから親から聞きました。
でも、その時は、人の言うことに聞く耳をもちませんでしたので、おばあちゃんからなんと言われようとも、出て行くと言って、とっとと出て行ってしまいました。
そして、どこへ行ったかというと、北海道です。
なんのあてもなく。仕事先も住まいも見つけずに。
今から振り返ってみると、なんでそんな行動をとったのか、自分でもわかりません。
ただ、その時、ふと、耳元でささやく声が聞こえてきました。
「お前は、いつまで、そこにいるつもりなんだ、」と。
その声は、「そんな、おばあちゃんがいる家で、ぬくぬくと暮らすことはやめて、早く外に出ろ」、と言っているように聞こえました。
誰が語りかけたのか、知りません。空耳かもしれません。
でも、自分は、その声に影響されて行動してしまいました。
愚か者かもしれません。また、これでよかったのかもしれません。
おばあちゃんや親、おじさん、ゴルフ場など、周りの人に迷惑かけてしまったことには、変わりありません。


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