パパ、スキー教えて【私の内観#6】 | 子供と離れて暮らす親の心の悩みを軽くしたい

パパ、スキー教えて【私の内観#6】

 

 

こんにちは、斎藤宏幸です。

 

【私の内観】と題して過去の振り返りを配信していきます。

 

 

前回、パパ大好き、ずっと一緒だよ【私の内観#4】からの続き

 

 

 

小学校2年のころ、宿題を家でやっていてわからないところがあったので、母親に聞くと、「今忙しいから自分で考えなさい」と言うように言われて教えてもらえなかったことがありました。

 

子供から色々質問されても、「うるさい、今忙しいから後にして」と言ってしまいがちです。

 

実際、親は仕事や家事で忙しいので、子供の相手をしたくてもできないという事情はあります。ですので、子供の質問にいちいち答えてあげられないと言うのもわかります。

 

「今忙しいから、後にして」と言ってその場で答えてあげないのも仕方がないことですが、その後に、しっかりと時間をとって子供の質問に答えてあげることが必要となってきます。

 

子供の立場からすると、かまってくれなかった、とか教えてもらえなかった、と言うのはとても寂しいことですし、がっかりして残念なことです。

 

大人になってもその時の記憶は残ったりしますので、忙しいのを言い訳にして、何もフォローしないのは避けたいものです。

 

娘がまだ5歳くらいの頃に、スキーを教えて欲しいと頼まれたことがありました。

 

母親もスキーができるので、母親から教えてもらえばいいんじゃないかな、と思ったのですが、娘はわざわざ「パパから教わるスキー」と言うようなタイトルのビデオを母親に買ってもらって、自分に頼んできました。

 

そこまで頼まれたのでは断れないので、家族でスキーに行くことにしました。娘は大喜びでしたが、スキー場に着くと、ちょっとしたことで妻と口論になり、自分は、娘を残して一人でスキーのゲレンデに行ってしまいました。

 

娘は、「えー」と一言残しました。

 

どこかへ行ってしまったパパから取り残された娘は、仕方がないので、スキー教室に入りインストラクターの人から教わりました。

 

自分は、娘のことなどお構いなしに、一人でスキーを滑ったあと休憩所で休んでいました。

 

果たして、この時の記憶は、娘にどう残ってしまったのでしょうか?

 

初めて自転車に乗れるようになった時、側についていてくれてサポートしてくれた親の記憶は、親にとっても子供にとっても、忘れません。

 

同じように、初めてスキーに滑れるようになった時に、側についてサポートしてくれた人のことは、子供にとってもとても印象的な記憶となるでしょう。

 

「パパから教わるスキー」と言うビデをを買ってまでして、パパからスキーを教えてもらいたかったのに、自分のことなど構ってくれず、パパは一人でどっかに行ってしまった。

 

自分は娘に、悲しい記憶を植え付けてしまったのです。

 

 

次回、長女と2人で富士登山 1回目【私の内観#10】に続きます。

 

 

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