内観法との出会い【私の内観#5】
こんにちは、斎藤宏幸です。
【私の内観】と題して過去の振り返りを配信していきます。
前回、長女と2人で富士登山 2回目【私の内観#11】からの続き
別居生活を始めてからしばらくして、米国に行くことにしました。たまたま永住権が当選したからです。
ハワイに行き、数ヶ月を過ごしてからボストンに行きました。そこで約1年間過ごしてからまたハワイ島に戻りました。
その間、年に2回程度日本に戻りましたが、日本に戻っても喧嘩ばかりしてましたので、また米国に戻ると言う生活を繰り返していました。
しかし、単身で米国暮らしをしていても、頭の中ではいつも子供のことばかり思っていました。それまでたくさん子供に辛い思いをさせてしまった、と自分を責めてばかりいました。
自己処罰ばかりしていても辛いだけです。また、子供と会えない寂しさもありました。カウンセリングを受けたり、心をどうやったら平常心に保てるのかと色々な書物を読み漁りました。
そんな時に、たまたま知ったのが『内観』と言うものです。
七日間泊まり込んで、一人静かに狭い空間の中で過ごし、自分の過去を振り合えると言うものです。
たった一週間なのですが、これが効きました。
座禅をしたり瞑想をしたりという体験はありましたが、どれもその場限りで終わってしまい、なかなか根本的な改善にはなりませんでした。しかし『内観』は全く別でした。
親に感謝しなくてはダメだよとよく言いますが、心の内面に記憶として残っている、グツグツした感情はなかなか消す事はできません。
頭(顕在意識)では理解しても、心の奥底(潜在意識)までは理解できません。そして潜在意識の力が顕在意識よりもはるかに強力なので、いくら頭で感謝しなくちゃいけない、と思っても、潜在意識に負けてしまいます。
『内観』はこの潜在意識に働きかけるので、過去のグツグツした記憶を書き換えることができるようです。
自分の中の”観の転換”が起きてしまったのです。
「内観」おそるべしです。
”観の転換”が起きた自分は、再び家族とやり直そうと決めて、ハワイから日本に飛びました。
次回、再び日本へ【私の内観#7】に続きます。
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