武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌 -26ページ目

武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌

「神奈川県大和市」及び「仙台市宮城野区」にて岩間スタイル合気道を稽古する「大和/宮城野合氣修練道場」道場長鈴木博之のブログ。IT関連、自動車整備、資格試験、震災関連など、様々な情報を提供しています。

・組太刀の2

・体の変更

・両手取り呼吸法

・正面打ち一教 表

・肩取り一教 裏

・半身半立ち 片手取り四方投げ

・自由技


礼の時に右側に座るようになり、稽古相手が後輩ばかりとなってしまった。

もう昔のように、ガンガン稽古するような事はないのね。


本日白帯の女の子が「お願いします」と来てくれた。


聞けば正面打ち二教表の、手首の取り方が分からないらしい。


呼吸力を十分に出し、機関車のように腕全体を動かし、

親指で引っ掛けるようにして相手の手首を取る。


昔ロープを使って機関車ごっこをしたけれども、あの時の手の動きに近いかな。


自分の娘位の女の子相手に、機関車の真似事をして教える私。


もうそういう年齢になったのね。


・剣基本素振り

・組太刀の1

・組太刀の4


工学部合気道部50周年演武会の準備が始まった。

学生さんにはまず、趣意書を用意してもらうのだが・・・


「鈴木せんぱ~い、趣意書が見つからないんです」


怒られるとでも思っているのか、オドオドと済まなそうに報告してくる。


演武会は5年に一度なので、演武会を全く経験せずに卒業していく代が出てしまう。


だから毎回ノウハウが途切れてしまう。


書類が出てこない、見つからないなど、その事を如実に表していると言っていい。


これはもうしょうがないのである。

学生の責任ではない。


自由稽古にて、1年生が「素振りを見てください」と言ってきた。


最初は3人で素振り。

それを見ていた1人が参加。

掃除を終えた3人が参加。

さらにそれを見ていた残りの1年生が参加し、結局全員で素振りとなった。


ちょっと変なクセがついている1年生がいるけれども、

まぁおいおい直して行きましょ。


・右の合わせ

・左の合わせ

・合わせの変化


「合わせ」というのは、簡単そうに見えても、これが実に難しい。

かなり奥が深いのである。


振りかぶりに合わせて、

振り下ろしに合わせる。


先生は簡単に言うけれども、

その通りにやるのは簡単ではない。


相手は斬るつもりで打ち込んでくるのだから、速くて鋭い。

それに合わせるのだから、こちらはそれ以上の技量が求められる。


こちらが先に動いてしまえば、それはもう合わせではないのである。


相撲の「立会い」に通じるものがあるんじゃないかな。


三段に昇段したばかりのU君。


卒業の記念にと後輩からもらった太刀を今でも大切に使っている。

しかしながら、木目が悪かったらしく、太刀が伸びて直剣になってしまった。


それはそれで悪くはないのだが、反りがあっての剣なので、稽古では使えない。

なので息子が使っている剣を進呈した。


「宮城野」の焼印入り。

うちの道場でじっくり稽古したという証でもある。


折れるまで使って欲しいと思う。


・杖6の素振り

・杖素振り20本 突きの部

・返し突きの稽古


子供達はどんどん新しい技を憶える事ができるが、だからと言って無闇に進めばいいという訳ではない。


順番と型を覚えたら、そのひとつひとつを深めていく。

むしろそっちが大事。


返し突きで、多くの子供達が細かいところを忘れている。


杖と右腕が一直線でない。

杖と身体が一体化していない。

右手の動きが間違えている。


なので今一度返し突きに戻ってもらう。


「三歩進んで二歩下がる」


稽古はその位でちょうどいいのである。


後半は兄弟子による稽古。


テーマは「板の間で後ろ受身」。


自分の身を守るための受身。

上手に転がれば、板の間でも受身は取れる。


受身が上手にできない奴は上達しないという格言もある。

子供達にとってはいい稽古になったんじゃないかな。



・体の変更、 気の流れ

・両手取り呼吸法

・両手取り腰投げ(くぐる)

・両手取り腰投げ(くぐらない)

・坐り技呼吸法


先週に続き、今週も腰投げ。


自分の腰板が、相手のヘソの下に密着


この感覚が分かれば、腰投げはできるようになる。


「型」として大事な事は沢山あるけれども、

「相手に合わせてカスタマイズ」が大事な技だからである。


後輩のU君に対し、本日三段の免状が師匠から手渡された。

彼の努力を間近で見てきただけに、まるで自分の事のように、ジンときた。


免状を手にしたら私との約束が待っている。


それは


「でも」

「だって」

「しかし」

「どうせ僕なんか」


これら「マイナス」イメージの言葉を言わないという約束。


この約束、生涯に渡って絶対に守ってもらう。


・体の変更

・両手取り呼吸法

・片手取り 二教 裏

・片手取り四方投げ

・坐り技呼吸法


工学部の学生が本日の稽古相手。


火曜日の工学部の稽古でも、

木曜日の塩釜の稽古でも、

絶対に私の所に来ない学生である。


理由は色々考えられるけれども、

今まで自分が築き上げた世界を壊されたくないんじゃないかな。


学生に通用する技だけではダメなんだよ。

広く外の世界を知らないとダメなんだよ。


以前の私だったらそういう学生にはこちらからどんどん仕掛けて、

ガンガン投げて気づかせていたのだけれども、

最近はあまりそういう気持ちがなくなってきた。


気づきを促す、気づいてくれればラッキー、それでいいんじゃないかな。


・手の内の稽古


刃がなく、軽い20センチ位のただの棒。


そんな棒一本で鋭い打ち込み・・・例えば相手の手首を打って武器を落とさせるなど・・・をするにはどうすれば良いだろうか?


刃がついていないから、当たった程度では何のダメージにもならない。

軽いので、棒の重さには頼れない。


あくまで打ち込みの鋭さだけで勝負するのである。


そのためには、小指と薬指だけで棒を握り、手のひらの中で棒が遊ぶ隙間を作る。


打ち込みの際は、小指を握り締め、腕の伸び、手首の振り、そして手の中の遊びを上手に使って、棒を鋭く振る。そうすることで、鋭く打ち込むのである。


それができれば、剣の打ち込みのみならず、横面打ちや当身など、様々な場面で応用が効くのである。


これは初心者に説明しても分かってもらえない。

武器技の稽古量をこなした人でないと伝わらないのである。



・杖6の素振り

・杖素振り20本 突きの部

・杖素振り20本 打ち込みの部


前半30分が私の指導

後半30分が兄弟子による指導


このスタイルがすっかり定着した。


同じ技でも違った角度で説明がなされるから勉強になるし、

子供達の集中力も落ちないようだ。


下段返しがイマイチ。

杖の真ん中を持つ右手がしっかりしていない。

なので、身をもって教えることに。


左半身で立ってもらい、下段返しの形で膝に杖をあてがう。

右手をしっかり固定して、グッと押す。


杖で押されたヒザが曲がり、崩れ落ちる。

先週同様、またもや水揚げされたマグロ状態で道場に横たわる子供達。


でも、ダメな理由はわかってもらえたんじゃないかな。


武道の稽古だからね。

痛い思いをして憶えた方がいいんです。


・体の変更

・両手取り呼吸法

・横面打ちの鍛錬

・横面打ち一教 表

・横面打ち 入身投げ

・横面打ち 呼吸投げ

・坐り技呼吸法


もはや冬。


稽古で汗をかくこともなくなった。

汗をかく位の稽古相手もいない。


だが本日、秋田から来られた方との稽古では、大いに汗をかいた。

技がかからない事が度々あり、私もまだまだだな~と実感。


お陰様でいい稽古でした。


・剣基本素振り

・組太刀4、5


剣の突きで、身体の中心を貫いていない学生が多い。


無重力の宇宙船の中を漂っている自分を想像してみる。

周囲に掴まったり、触ったりできる壁がない場合、

どうやって移動すればよいのだろうか。


仮にスプレー缶のような圧縮空気を吹き出すものを持っていたとすれば話は簡単で、

ロケットのように、行きたい方向と真逆にノズルを向けて空気を吹き出せば、移動は可能となる。


ここでもし顔の前でスプレーを吹いてしまうと、お腹を中心としてくるくる回ってしまい、

移動という目的は達成できなくなるだろう。


だから身体の中心を貫くようにスプレーを吹く(具体的には、お腹の前になるだろう)。

そうすれば身体が回転せず移動が可能となる。


剣の突きもこれと同じで、自分の身体の中心を貫くように突かなければならない。


剣先や柄頭がズレている、高いあるいは低い。

これでは、突いても相手のダメージにはならないし、

自分が崩れてしまうのである。


「剣はヘソから生えたように」


という言葉は、本質をズバリ突いているのである。


工学部合気道部は、どんどん外に出ないとダメ。

合気道部の中だけで稽古しているから、

先輩が知らない事は後輩も知りようがないのである。