最近ハマっている、タイ映画のジージャー・ヤーニンのアクションを見ていると、バランスのよさを感じます

ボクシングジムでも、巧い人のスパーを見ていると、バランスがよく体勢がくずれることがありません。
そして、的確に相手にパンチを当てていきます。

練拳不練功、到老一場空」という拳諺があります。
技を一所懸命に練っても、功夫を練らなければ年を経ても中身が空っぽと言う意味です。
これは、パンチを練習だけでは、スパーで通用しないことを言っているのかもしれません・・・

中国武術では、人を打つ技法を「」と呼んでいます。
」を練らなければ、でたらめに人を打つことになってしまいます

最近、どうしたらパンチを当てられるようになるかを考えています。
シャドーやマススパーで、ばたばた動き回るばかりで、パンチがかすりもしません

宮本武蔵の言葉にヒントらしきものを見つけました
背拍子、わきまへ得ずしてハ、兵法たしかならざる事也。兵法の戦に、其敵々々の拍子をしり、敵の思ひよらざる拍子をもつて、空の拍子を知り、智恵の拍子より發して勝所也」(筑前系諸本の吉田家本より)

武蔵は、兵法に大切なのは「拍子」であり、拍子を会得すれば勝負に負けないことを強調しています。 
兵法の「拍子」とは、太刀や体さばきに関するテンポやリズムのことを言います。

そして、二天一流では「相手に背く拍子」が特に大切です。
敵のリズムを崩す拍子をマスターしなければ確かな技を得ることはできません。

敵の拍子を先に読み、その逆の拍子をとって裏をかけ
自分の動きもその動きに合う拍子を選べ
と武蔵は指摘しています。

ちなみに、「兵法の拍子、鍛練なくてハ、及がたき所也。」( 同 吉田家本より )です

拍子をつかむには、やはり鍛錬あるのみです
今日も気合入れてジムでトレーニングしてきます


最近、ジムでのトレーニングにシャドーやマススパーが多くなってきました

シャドーの1Rの密度は他の練習の3分とは違います。
そして、マススパーはさらに、密度が濃いです

相手がいることで、自分のペースが保てません
3分がとても長く感じます

先日、ブログで取り上げた、捨て身の技が多い
天然理心流の気組はスパーリングにとても参考になります。

下(ボディ)への攻撃は勇気が要ります
しかし、(相手の攻撃の間合いに)踏み込まなければ、パンチは当たりません

インファイトの攻防一体は、ボクシングの大原則です
攻めながら守り、守りながら攻める
ガードに徹していても、ピンチから抜けられません

日本の剣術で、実戦性が求められた時期があります。

テロが横行した幕末です
尊皇攘夷の志士佐幕派(幕府を擁護する立場)による、血で血を洗う抗争が繰り広げられていました
求められるのは自己鍛錬などではなく、「人を斬る実戦的な技術」です・・・

佐幕派では、天然理心流が活躍しました。

天然理心流は農民の門下生も多く、江戸の武士階層から「田舎剣法」と軽く見られていた新興流派です。
しかし、この流派は幕末最強の戦闘集団”新撰組”を生み出し、戦闘力の凄まじさを実証させていきました。

気組(膂力と相手の剣を恐れない胆力を合わせた独特の気合)をもっとも重視し、、負けないことに執着した実戦向きな剣術です。

4代目宗家である近藤勇は、「道場で弱く実戦に強い」と言われていました。
直心影流男谷精一郎信友の道場での他流試合で、負けた記録もあります。
しかし、天然理心流は、実戦で巧緻な流派の及ばない力を発揮していきました。

そんな近藤でも、隊士たちに「手を出すな」と訓戒し、避けていた人物がいます。

討幕派の中村半次郎(薩摩)です。

討幕派は、土佐や薩摩の剣士が暗殺のために、真剣で殺し合う剣技を磨いていました
貧しい暮らしを送る半次郎は、働き詰めの毎日の中でも、1日8千回の「立木打ち」の猛稽古を続けました。
その結果、無敵の抜刀術を編み出しました。

半次郎が修練を積んだ野太刀自顕流(薩摩藩御留流の示現流の「蜻蛉の構え」と違い肘を伸ばすのが特徴)は、幕末期多くの暗殺者が学んだ流派です
野太刀自顕流の構えは「蜻蛉の構え」のみで、初太刀にすべてを賭ける「一打必倒」の剣法です。

天然理心流は、真剣と同じ重さの太刀による組太刀稽古を主とし、ひたすら相打ちの太刀打ちの稽古を行っていました。

どちらの流派も、「肉を斬らせて骨を断つ」ような、よく似た雰囲気を持っています。
先日息子と観る仮面ライダーのついでに、気になったタイ映画のDVDをレンタルしました
タイ映画は以前映画館で観た「マッハ!!!!!!!!」以来、ハマっています

レンタルしたものは、ジージャー・ヤーニンという女優が主役の作品です。
とにかくアクションがスゴイです
観ているだけで、アドレナリンが分泌するのかテンションが上がります
先日もボクシングジムでのトレーニング前に観ていきました

「この動作は実戦で通用するのかな」などと考えてしまうアクション映画も多いですが、単純に最近のタイの映画は面白いです

それにしても、映画でも、スポーツ格闘技でも、派手な格闘シーンは盛り上がります。 
私の子供時代はプロレスの大技に興奮しました。
20代の頃はボクシングやK-1GPなどのど派手なKOシーンに魅了されていました

中国では見せかけの技を「花法」とか「花拳繍腿(花のような拳技と刺繍のような足技)」と言います。
要は、見た目ばかり派手で実戦で役に立たない武術への揶揄です。

「花法」を楽しむ傾向は、東洋・西洋の民族を問わず共通していると思います。
もっとも、16世紀の中国では、倭寇と戦い勇名を馳せた戚継光により「兵士に花法を教えた武術教師は厳罰に処す」とされたこともあったそうです・・・ 

日本で人気のある中国武術:八極拳も実用上に必要な動作のみで構成されています。
しかし、初期の站椿や基本の反復練習の段階で挫折し、功夫を得ず八極拳の真価を知らないままの人も多いそうです。

技の華麗さや派手さを目的にした格闘技にも意味をもつことはできます。
スポーツとしての現代武術には、運動能力を高める合理的なシステムがあります。
ダイナミックな跳躍やアクロバチックな動作の中に、青少年の筋力・柔軟性・平衡感覚が育成できます。

そして、スポーツ格闘技で培われた身体能力に、動作の本来の意味を学ぶことで、 実戦的な武術になっていきます。
そのためには真の用法を理解して、時間をかけて技を磨き続けることが必要ですが
性懲りもなくまたまたコンビニで雑誌を買ってきました

立ち読みで済ませようとしたのに、気になる記事が目に飛び込んできたのです

その内容とは、、、
「同じ強度の運動を行って、休息したときの血中ホルモン濃度を検査すると、3分の休息より、1分の休息の方が6倍以上の成長ホルモンが分泌された。休息が少ないほうがやせやすい

運動すると分泌される「成長ホルモン」は、中性脂肪の分解を促すホルモンです。

中性脂肪が脂肪酸とグリセロールの2つに分解される→筋肉に運ばれる→筋肉が
脂肪酸とグリセロール をエネルギーに変換する→燃焼

以前にも書きましたが、私の通うジムのインターバルは30秒
「すぐ慣れますよ」 byトレーナー

ジムによって、時間の設定は違うでしょう。
選手によって、設定を変更することもあると思います。

以前読んだ本には、「プロボクサーは3分の時間の長さを体で覚えている」みたいなことが書いてありました

脂肪をたくさん燃焼させたいので、30秒のインターバルに早く慣れていきます


私の子供時代に必ず盛り上がった話(鉄板)があります」。

最強の格闘技って何

あの当時(もちろん情報量をはじめ、現在と環境が違います)、それなりに真剣に考え、悩んだ問題でした。
ブルースの「燃えよドラゴン」や、新日本プロレスの異種格闘技戦に血が騒ぐ時代でもありました
実際は、どの格闘技が最強ではなく、最強の格闘家は誰という疑問だったと思います。

打撃系が最強ではと考えられていた時期でしたが、ボクシングのスタンスは微妙でした。
確かにボクシングは実践的な武術である・・・しかし、、、、

蹴りがない投げ技がない サブミッション(関節技)がない  頭突きやタックルなどの拳以外の打撃がない

以上の要素をボクシングの欠点だと、得意げに主張する同級生もいました
要はルールに縛られた格闘技だとでも言いたいんだと思います

そのような主張を展開し、今でいうとグレーシー柔術とか、総合とかが最強だと言いたいのでしょう。
正直私も、そのような考えを持っていた時期がありましたので、、何も言えませんが


中国武術の世界に「本門」という考え方があります。
複数の門派(日本で言う流派→中国では一門を家族と考える)を身に付けても、柱になって存在している1つの門派を言います。
本門を持てなければ、技のコレクションにはしり、武術家としての大成は難しくなります。

私はボクシングをテーマ(私の本門)と捉え、年齢を重ねるごとに素晴らしさを見つけていきます
娘がボクシングをやりたいといった一言がきっかけで、今年の4月ジムに入会しました。

今では、子供たちと一緒にジムに来ても、1人で黙々とトレーニングをしています
当時から、正直腹回りの変化しか興味がありませんでした。
短期間での体重の上下など眼中にありませんし、正直そんなお年頃でもありません

しかし、職場の同僚からの「顔が小さくなった・引き締まってきた」等の発言には、嬉しさを隠せません

本当は、腹囲の変化に気付いてほしいけど、そんなとこに気づくことはありませんし・・

話しは変わりますが、このブログを始める前からフェイスブックを利用していました。
地元福島関係でFBで知り合った方と、ふとしたことから、このアメブロでも交流させていただく機会を得ました

この方は、地元で継承されていた御式内の武術を学び、自ら創意工夫を怠らない生活を積み重ねています。短いコメントのやり取りの中でもたくさんのアドバイスを頂きました。

このような出会いって、貴重だと感じます。
もちろん、FBでも、このアメブロでも、もちろんリアルな出会いでも「一期一会」を大切にしていきたいと感じました
昨日の午前中は、娘の通う幼稚園でスイミングでした。

奥さんは息子の参観日だったので、私がスイミングスクール(実は以前娘がベビークラスで通っていたとこ)に出かけました。
このスイミングスクールのすごく間近に、私の同級生が2人住んでいます

友人宅の前を通りかかったら、友人の1人がちょうど来客していた方と外で話し中でした。
「久しぶり~」、話を割り込みながら、しかも車の中から友人に挨拶
娘の授業で、スイミングスクールに用事があることを伝えそそくさと別れました

娘の水泳が終わり、車の中に放置していた携帯を見ると、メール着信の知らせ
普段めったにメールが来ないので(通話着信もほとんどが職場関係か家族)不思議に思い、確認すると先ほどの友人からでした。

なんでも「渡したいものがあるからスイミングスクールに行く」とのこと。
以前から貸しているマンガかなと思い、とりあえず私が(すぐそばの)友人宅に向かいました。

なんと友人が渡したいものとは、大好きなブルース・リーのTシャツでした
私にとってブルース・リーは憧れの存在です。
20代の頃ブルースの映画のDVDをほとんど購入し、ジークンドーに強い興味を持っていました。学生時代はブルース・リーの(映画の撮影用に研究した?)蹴りと、当時もっとも尊敬していたアンディ・フグの踵落しに憧れてテコンドーの道場に通ったこともありました
実は彼の奥さんもブルース・リーの大ファンらしく、ブルース好きな私の分まで友人が買ってくれていたらしいです

ちなみに友人も大の格闘技ファンです
もっとも、私の世代の子供時代は、TVのゴールデンタイム(当時のゴールデンタイムは7~8時くらいで、現在とは違います)にプロレス(のちのUWFの存在も見逃せませんけど)を放送していた時代です。
マンガでは、「週刊少年ジャンプ」の一人勝ちの状態でした。キン肉マン・北斗の拳・ドラゴンボールなどが連載されていました。これらのマンガは、すべてアニメ化もされています。
映画もジャッキー・チェンらの香港映画が熱い時期でした。

そんな時代に成長してきた友人が、学生時代に極真空手を学んだことを不思議に思いうことはありませんでした。

もらったTシャツを早く着たい衝動はデカかったです
しかし、午後はジムでのトレーニング
練習後の着替え用としてずっと着ていました
WBA・WBC世界ミニマム級王座統一戦から、一夜明けテンション最高潮でジムに向かいました。
いつものようにトレーニングを始め、うっすら汗をかいた状態になってきます

しばらくして、トレーナーから
「体が温まってきたら、マススパー中心の練習にしましょう
「・・・・・

今までシャドーと言って、距離を取ったマススパーは何Rか経験しています。
しかし、マススパーは初めてです

1R目から、いきなりきついです(同じ1Rでもシャドーとは全然違いました)・・・

私は、身長180cmで体重約70kg
ジムでも比較的体格が大きく、リーチもあります

しかし、全然パンチが当たらない
なのに、相手のパンチはかなり食らっています

中国武術では、「進攻して人を打つ技法」を「」と言います。

サンドバックやシャドーボクシングで「拳」を練っても、中国武術で言う「」を練らなければ、マススパーでボコボコにされてしまうのでしょうか

とりあえず、ディフェンスを磨いていきます
昨日の日本初の世界2団体王座統一戦にテンションマックスです

両選手とも最終ラウンドまで、素晴らしいファイトを繰り広げました

目を腫らしながらも強打を打ち続ける八重樫選手

的確にジャブを当てていく井岡選手

ボクシング界に名試合を残してくれた両選手の健闘を称え、これからジムで汗を流してきます