ども‼️日本一の足根骨オタク、ひらまっちゃんです。


まだまだ、調身ウォークを指導しただけで、良くなった例を紹介します。(もちろん、患者様の了承を得て書いています)
今回も膝に関してです。

「歩行時の膝関節痛」
40代女性。歩くと、膝の内側が痛いとのことで来院されました。外見には特に異状は認められませんでした。
ワタシが気になったのは、Qアングル(大腿骨と下腿骨の長軸が作る角度)と外反母趾です。歩く時にカカトが外屈(造語;地面との接点を軸に下腿骨と距骨、踵骨が外方へ傾く)するため、膝関節内側に圧縮されるチカラが加わり痛みが発生するようです。長年、このような歩きをしていたので小趾側に圧力がかかり皮膚が硬くなってます。それを母趾球でも支えようとする意識によって前足部を過回内して外反母趾になってしまったようです。
この方の場合、ヒールの高い靴を履いてお仕事され、脚はまっすぐがキレイという概念をお持ちだったらしく、普段から無理にチカラを入れてまっすぐな脚を目指していたようです。そのため、下肢の各関節が正しい位置関係からズレることで、カラダに加わる外力を正しく受け止められなくなって、変形と痛みが出現したようです。股関節が外転しているのを、寛骨が仙腸関節で開排し腸骨稜が外側へ下げるようにして、両膝を閉じるようにしていたため大腿骨と下腿骨は一直線に並ぶようになっています。いわゆる骨盤が開く状態なので、腰痛も出現します。

股関節の可動域を改善、骨盤や距骨の位置を修正するよう全身調整した後、歩行指導しました。ヒールの高い靴を履くと、どうしてもカカト球を外屈してしまうようです。安定させようと、つま先は内側に向けがちになります。そこで、足が着地した瞬間に着地位置の真上に膝を位置させ、なおかつさらにお腹を真上に位置させるよう歩いていただいたところ、「アレ⁉️痛くない‼️」とその場で痛みが消失したことを確認しました。つまり、カカトが接地した瞬間に球のように前方に転がるようなイメージですぐさま真上に膝、骨盤を載せるのです。
二週間ほどのちに来院され、歩いても痛みが全くなくなった、とのことでした。

全身調整は、足の着地位置を自在に操れるよう柔軟性をあげるために。また正しい位置関係に骨、筋肉を修正するために。
そして、歩き方を常に意識することが重要です。無意識に歩くと以前の足運びのクセが出るようですが、その度に意識的に変えていただくことで新たなクセをつくるのです。

歩くことは、「横から」だけ見ると、前後に足を振っているようにしか見えません。そういうイメージだけで見ているとなぜ膝関節に支障をきたすのかが分かりません。
前から見ると、膝から上のカラダという質量を受け止めている部分であることが分かります。しかも歩く間には片脚立ちになる瞬間があり、2本の脚で支えていたカラダという質量を1本の脚で支えなければならないのです。この瞬間に、骨が質量を受け止めるための的確な角度になっている必要があります(いくら体内に浮力がはたらいているとしても、骨や関節内には圧力がかかりますから)。
さらに上から見ると、膝関節の可動方向を無視する脚の振り出しをさせることは、膝関節には無理な動きをさせることだと分かります。
膝に支障をきたす理由を知るには、この三方向からの矛盾しない解釈が必要なのです。

くわしくは拙著をゼヒ一度、ご覧ください〜
解説の分量が、横から前から上からと、膨大になってしまうことはご容赦ください~



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