ども‼️ひらまっちゃんです❗️

BFラインという考え方は、変形性膝関節症についても理解しやすくします。

両脚で立つ場合、BFラインは正面から見ると左右の脚でΛ型を、側面から見るとカカト球と母趾球でΛ型を作ります。

これが、歩行時など片脚立ちになった瞬間、BFラインは立脚側で正面から見て重力線と一致するこになります。側面から見るとΛ型のままです。

その時の足裏への圧力のかかり方に問題があると、膝関節の関節面に対してかかる圧力にも偏倚をもたらします。

事実として、膝関節の変形は内側・外側軟骨の片減りが原因とされています。さらに女性ホルモンの関わりで、女性に変形性関節症が多いとされます。

変形性膝関節症の方の歩きを観察すると、歩隔の差はあれど力士のような、仁王立ちの姿勢のまま足を前に出しています(この場合の「前」は真っ直ぐ前であって、調身ウォークでいう「重心が等速直進運動する線を地面に投影したライン」上の前とは違います)。拙著での解説の通り、足を置いた真上にカラダは乗っかってきますので、カラダを横揺れさせながら歩くことになります。この横揺れにも慣性の力が働くため、カカト球の外側を支点として下腿が外側へ傾きます。調身ウォークでは「外屈」といいますが、カカト球から下腿が外屈させ過ぎになります。すると、小趾球に圧力をかけて歩く必要はないのに、小趾球でカラダを支えるざるをえなくなります。下腿は外屈していくのに対してカラダを戻そうとするので、膝関節を支点にしてカラダを内屈させます。その膝関節内で支点になってしまった部分には、圧力が一点に集中するだけでなく、回旋のチカラも加わり破滅的ダメージを受けます。女性に多いのは、男性より骨盤が広いので、その横揺れによる移動距離が大きくなるためと考えます。これは、遺伝子レベルの性差です。

歩きは、日常生活においてクセのような当たり前のことなので、「変形するようなことをした覚えがない」でしょうが、ジワジワと進行する不可逆的疾患なのです。少しでも関節軟骨が片減りすると、その減った部分に常に圧力が集中してしまいます。そんなクセを今すぐ修正しましょう。



調身ウォークの足運びは、自分の視点から、ヘソ下に足が着地し、その上に膝が乗る、という見え方ができれば良いのです。その時の足裏の圧力ポイントは、カカト球から母趾球へジャンプします。接地して片脚立ちのあいだBFラインは鉛直線方向になり、脛骨の関節面に対して垂直圧力がかかることになります。下肢全体の内旋外旋は、カカト球と股関節で行われるので、膝関節には回旋力が加わることはありません。すくなくとも、膝の間が開いてしまうという恥ずかしい歩きにはなりません。しかも、大腿内転筋を活用する歩きになるので、日常生活で鍛錬することができますよ‼️

※あくまで、ひらまっちゃんが臨床上、文献上で目にした傾向ですので、全ての変形性膝関節症の方に当てはまるものではないことは、ご了承ください。



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