『猿の惑星/キングダム』 字幕版での鑑賞。名作シリーズ最新作の映像美を堪能。 | himawari's diary

himawari's diary

映画、美術館、読書、おいしいものなどで楽しく過ごす日々

 

 

 

 

鑑賞日 2024年5月10日(金)
 
 
製作年 2024年
 
製作国 アメリカ
 
言語 英語・猿語 日本語字幕・英語字幕
 
尺 145分 
 
公開日 2024年5月10日(金)
 
原題 Kingdom of the Planet of the Apes
 
レイティング G
 
配給 ディズニー
 
 
スタッフ
 
監督 ウェス・ボール
  
 
主なキャスト
 
オーウェン・ティーグ:ノア
 
フレイヤ・アーラン:ノヴァ
 
ケビン・デュランド:プロキシマス・シーザー
 
ウィリアム・H・メイシー:トレヴァサン 
 
 
概要
 

映画史に残る神話的名作シリーズ『猿の惑星』完全新作!

今から300年後の世界、猿たちは絶対的支配を目論み、巨大な帝国くキングダム>を築こうとしていた。一方、人類は退化し、まるで野生動物のような存在となっていた。

そんな世界で生きる若き猿ノアは、ある人間の女性と出会う。

彼女は人間の中で誰よりも賢い”とされ、猿たちから狙われていた。

猿と人間の共存は不可能なのか。はたして、この世界で生き残るのはー。

完全新作として描かれる新たな“猿の惑星”。

ノアが出会った人間の女性に隠された秘密とは何なのか。

進化は本当に“彼ら”を選んだのか。この惑星に隠された驚くべき真実とはー!

(引用元:公式サイト)
 
 
感想
 
風景、猿の毛並み、表情など、
 
すばらしい映像美。
 
かつて人間が作った街が、
 
荒廃した様子も丁寧に描かれています。
 
壮大な世界観を
 
表現する音楽もよかったです。
 
エンドロールで表記された、
 
オーケストラのメンバーの
 
人数の多さにも驚き。
 
 
パフォーマンス・キャプチャーで、
 
猿を演じたキャスト陣の熱量も高いです。
 
人間役で登場したフレイヤ・アーランと
 
ウィリアム・H・メイシーもいい役回り。
 
できればウィリアム・H・メイシーに
 
もう少し活躍してほしかったです。
 
 
途中でちょっとだけ中弛み感がありましたが、
 
全体的には楽しめました。
 
前作未鑑賞でも大丈夫な作りです。
 
好みはわかれそう……、と思いますが。
 
 
前作は2017年ですね。
 
すばらしい映像と、
 
アンディ・サーキスが、
 
パフォーマンス・キャプチャーで演じた
 
シーザーがとてもよかったです。
 

 

 

 

 

そして、

 

1968年の第1作目はやはり名作。

 

ラストのインパクト!

 

 

 

 
本作の舞台は300年後の世界。
 
猿と人間は「共存」できるのか、
 
という問いかけがあります。
 
主人公のノアが人間の女性と出会い、
 
協力し合い困難を乗り越えながらの
 
ロードムービー的な側面も。
 
 
ノアたちが家族を奪った、
 
独裁者プロキシマスと戦うシーンは
 
緊迫感、迫力があったし、感動的。
 
独裁者がいて、争いがあってという、
 
この構図は未来でも
 
変わらないというむなしさもあり……。
 
 
主人公のノアの成長に伴い、
 
彼の父親が飼っていたワシが、
 
次第になついてくる感じも感動的でした。
 
 
猿の目が人間の目と同じように、
 
白目がクッキリしているのも印象的でしたが、
 
言葉だけでなく、表情の意思疎通もあるので、
 
これも猿の知能が高くなった証に
 
見えてきました。 
 
 
いろんな謎はまだ残っています。
 
本作は次回作への序章、
 
といった雰囲気のラストでした。
 
ネタバレはしたくないのでこれくらいに。