猿の惑星 聖戦記 グレート・ウォー | himawari's diary

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『猿の惑星 聖戦記 グレート・ウォー』




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リブート版『猿の惑星』

『創世記 ジェネシス』2011年

『新世紀 ライジング』2014年   に続く

シリーズの最新作





この作品は

パフォーマンス・キャプチャーの

進化による効果が相当大きいと思います


特に猿のリーダーであるシーザーの

表情が豊かで しかもかなりリアルです

悲しみ 怒り などの複雑な心境が

表情から伝わってきて切なくなります

シーザーを演じたアンディ・サーキスが

素晴らしかったということが

注目されているのも良いことだと思います



それと映像・音響ともに迫力がありました 

猿対人間の戦いはもちろん

大規模な雪崩のシーンが凄かったです

散々戦ってきた挙げ句 雪崩で

人間達が全て飲み込まれてしまい

決着がつくというのは

虚しい感じがしないでもないですが…


とにかく 猿達が木から木へと飛び移って

逃げるシーンは緊迫感がありました






ウイルスの突然変異により

高度な知能を得た猿

一方でウイルスの副作用により

人間が言葉を失うというのは

進化と退化の対比で皮肉っぽくもあります



それでも 口のきけない少女が猿達と

無邪気に楽しそうに遊んでいるシーンには

なんだか癒される感じがしました

少女は猿に「ノバ」と名付けられますが

このあたりは旧シリーズ1作目に繋がる

ように作られているようです




改めて旧シリーズを

観直してみたくなりました