私と夫4 ~感情がこじれていく~ | True colors *ありのままの自分でこそ輝ける*

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夫や子供たちへのイライラから抜け出したくて 自分とたくさん対話した。
「ありのままの自分」を否定していたから 生きるのがつらかったんだ。

True colors are beautiful, Like a rainbow.

私だからこそ伝えられる言葉、アートで表現していきます。

こんにちは。えみですひまわり

 
 

はじめましての方は、こちらへ♡

 

 
 
いつからだろう…
 
夫に対して嫌悪感を感じるようになったのは。
 
 
 
きっと徐々に、徐々に、、
 
 
 
ほんの少しの違和感が、
 
ちょっとずつ積もっていく。
 
 
 
はっきりと覚えているのは
 
一人目のこどもが産まれたあと、
性的な対象として夫を見られなくなった。
求めてくる夫に嫌悪感を感じた。
 
それは覚えてる。
 
 
 
でもあれは、母としての意識が強くなっていった、本能だったのだろうか。
でも、二人目のときは、あれほど強い嫌悪感は抱かなかったな。。
 
 
一人目のときは、とにかく、気が立っていた。
 
 
 
 
 
里帰り出産から戻ってきて、
私は一人で子供と向き合い続けなければならなかった。
 
 
実家にいた間は、
日中、父母が仕事で家にいなくても、
祖父母がいてくれた。
 
言葉を交わす相手がいてくれることが、
どんなに心の救いになるのか、
 
戻ってきて思い知った。
 
 
 
 
彼は頑張って仕事を終わらせて帰ってきてくれたんだと思う。
寄り添ってくれようとしていたんだと思う。
 
 
でも、正直、よく覚えていない。
 
 
 
 
 
私は、孤独だ。
 
 
 
と、そのときは思い込んでいた。
 
 
 
いや、
“自分は孤独でかわいそう”な状況へ、
 
自ら追い込んでいったんだと思う。
 
 
 
 
 
 
こんなことあったよ
これはどう思う?
 
 
なんでも話してみればよかったのに、
あまり言わなかった。
 
あの時、私は心の中では、仕事で疲れている彼へ気を遣っていた。
 
 
 
 
 
寂しい
疲れた
 
 
素直に言えばいいだけなのに、
 
ねじ曲がった私の感情は、
負の感情を溜め込んでいく。
 
 
 
 
なんでこの人ばっかり外に行って
 
自由にして
 
時々、飲み会なんかも行って。
 
私は夜中も授乳で何度も起きて、
 
記録をつけて、
 
ひとりぼっちで・・・
 
ムカつく。ムカつく!ムカつく!!
 
 
 
そういう、怒りの感情がどんどん膨らんでいく。
 
 
 
 
 
そしてある日、爆発した。
 
 
 
なんで私ばっかり!
 
本当につらいの!
 
早く帰ってきて!!
 
 
 
 
私が大泣きして、
 
それを目の当たりにして、彼も泣きそうな顔
 
いや、泣いていたかもしれない。
 
 
 
私は彼にもつらい思いをさせたかったのだ。。
 
 
 
 
 
あのとき、思い返せば、
彼は、夜中、子供が泣いたら、一緒に起きてくれていた。
 
一人だけ頑張らせるのは悪いから、って。
 
 
 
 
それなのに、私はその優しさを受け取らなかった。
 
 
 
あなたは明日仕事があるんだから、無理しなくていいよ!
 
 
そう私に言われてしまったら、
 
 
彼は、「わかった、ありがとう」
 
と言って寝るしかない。
 
 
 
 
 
彼の優しさを受け取らない。
 
 
 
そうすれば、私はかわいそうでいられるから。
 
正々堂々と夫に怒りをぶつけられるから。
 
 
 
 
そうやって私は、
いつしか、夫に対して怒るために、
 
 
かわいそうな私
 
 
という妄想の中に沈んでいった。。。
 
 
 
つづく