お祝い
「ひまり2歳なの、ね」今日、ひまりは誇らし気に宣言した。なぜ誇らし気なのか、それはみんなにお祝いしてもらったおかげだと思う。2歳になることはみんなに喜んでもらえることだと認識したらしい。2歳になることは、アイスクリームを一つまるまる食べれることとも認識したかもしれない。「誕生日だから特別だよ」という言葉がどれだけ浸透しているかは謎である。実家ではおじいちゃんとおばあちゃんにお祝いしてもらった。たくさんのご馳走の前に、笑顔全開。大好物のプリンには嬉しくて笑いが止まらない様子。その笑顔があまりにも眩しい。ひまりは世界一幸せな子どもかもしれない。毎日、好きなことを好きなだけ楽しみ、気にいらなかったら全身で拒否し、諦めるなんて考えられもしない。もちろん、まだ生まれて2年。自分でやりたいのにうまくいかず、怒って大声をあげることもある。思ったことをうまく伝えられず、悲しくて泣いてしまうこともある。それでもそれは、全て成長過程。大声も涙も心をスッキリさせ、次に進むためにきっと必要なもの。そうして感情を発散させながら、前に進めるなんて、恵まれている。大人になったらイライラしても、悲しくても、それを思いきり表現しては周りに驚かれてしまう。心とは裏腹に笑顔を浮かべなくてはいけないこともある。寂しくても困っても「大丈夫だ」と助けを求めることが出来ないこともある。大人になるということは、そういう感情を、上手くコントロールする能力を身につけていくことなのかもしれない。けれど、小さな子どもはなんでも思いきり表現する必要がある。その表現を通して、感情を昇華する能力が育っていく。その表現に対して、人の反応を学び、社会性を身につけていく。思いきり感情を表現しても受け入れてもらえる場所がある。それが嬉しいことであっても、悲しいことであっても、それは本当に幸せなことだと思うのだ。ひまりが幸せな笑顔でいられるのは、たくさんの感情を受け止めてくれるみんながいてくれるから。私だけでは受け止められないたくさんの感情を、パパや、おじいちゃんおばあちゃんや、お店のみんながそれぞれ色々な受け止め方をしてくれる。ひまりは周りに恵まれて2歳になった。そんなみんなのお祝いが、ひまりにとってとても大きな意味のあることだと思う。ひまりがお祝いを通して自分の成長を認め、喜び、さらに一歩すすんでいけたら、親にとってこれほど幸せなことはない。ひまりがいて、みんながいて、有希(パパ)も私も世界一幸せだ。横浜シーバスにて。由比ヶ浜海浜公園にて。