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マスコミに取材される方法

新聞社とTV局に21年。PR会社に1年。その経験でプレスリリースの発信とマスコミ登場をサポートします。

 

今まで長期間、

ブログ末尾に「問い合わせ」を表示していました。

その中に「個人コンサル」への窓口もありました。

私の力を必要とする方がいたら、

ここから入ってくださいという道標。

一期一会の扉という意味です。

 

その時がやってきました

 

私の仕事(マスコミに取材されるために何をしたら良いかという具体的なアドバイス)は、

ずっと続けるつもりはありませんと、

このブログで何度か書いてきました。

 

その時がやってきましたので、

今回の記事から

末尾の「問い合わせ」を付けません。

 

 

私自身、このブログを書き続けてきて、

とても勉強になったのと同時に、

誰かの役に立ちたいと思い続けてきました。

これまでアプローチしてくださった方はきっと、

一期一会だと思っていただいたのでしょう。

 

人生は一度切りですから

 

何度も書いていますが

人生は一度きりです。

何度も味わえる世界ではありません。

この人生を自分らしく生き抜くために、

私は何を誰のためにしたら良いのか考えてきました。

 

この数年間を思い起こしています。

純粋で誠実な人と出会いました。

 

人はみな、それぞれ事情があります。

何かのアクションをする場合、

必ずその人にとって「ある事情」があると、

私は思って接してきました。

 

別に「善人説」ではないですよ。

相手にはそれなりの何かしらの

事情があるから行動するのですから。

 

背中を押したことに満足

 

自分の軌跡を振り返って、

やるだけのことはやったのだと満足しています。

 

時間が無いのです。

人生を逆算してみると、

私の目標を達成するために残された時間が。

 

 

肩の荷物をひとつ下ろして進むために、

個人コンサルを辞めるということです。

 

誠実で真剣な人が悩むのを

放っておくという意味ではありません。

 

私と深く関係を築いている方で、

困り事が発生したら、

話を聞く時間を割く考えです。

 

 

元新聞記者、元テレビ局デスク

メディアコンサルタント・荒川岳志

 

オリジナルのパブリシティ講座

道のりを動画で紹介しています。

 

 

 

 

間もなく新年度です。

テレビではよく「来年度」と放送しますが、

新聞の世界では、

その年になってまだ4月を迎えてない時期は

「新年度」と表記するのが通常です。

 

新年度になってパブリシティを。

そういう話を書きます。

大切な節目の時期だと覚えておいてください。

 

紙面改革や番組改編

 

なぜ節目なのか。

理由は3つありますが、

すべてに共通するのは「リセット」だから。

 

1つ目の理由は「紙面改革」「番組改編」です。

4月から新しい紙面構成や放送をするため、

それに見合った素材(取材先)を探し始めます。

 

マスコミはこういう場合、

新鮮味が欲しい訳ですから、

今まで手付かずのキーマンや、

商品、サービスを新たな切り口で

紹介したいと思っていますから。

 

 

ですから、

これまでマスコミで取り上げられなかった方や

企業はこの新年度を機会に

記者やディレクターに対して、

上手に発信してください。

 

過去に何度も取り上げられた人や企業より、

マスコミ登場しやすい時期だと理解すると、

記者へのアプローチに力が入るはずです。

 

大きな人事異動がある

 

2つ目の理由は「人事異動」です。

4月にまとまった異動があるメディアが多く、

着任したばかりの記者は「新たな目」で

報道したいことを探し始めます。

 

その記者、あるいはディレクターが、

紙面改革の目玉コーナー執筆者であったり、

新番組を受け持つこともありますが、

従来の紙面構成や放送であっても、

担当者を入れ替えたり、

記者クラブの配置換えもあるため、

先入観なくプレスリリースを読まれますから。

 

あなたの「年間」をまとめてみる

 

3つ目は「あなた自身の節目」でもあるから。

 

あなたの店やサービス、

あるいは、あなたが所属する業界の変化を、

何かしらの資料にまとめて発信できます。

 

その時のデータを「年度」でまとめる方が

ふさわしい職種や業界があると意識してください。

 

 

例えば

年度替わりで動く学生や社会人を相手に

何かしらの動きをしているあなた。

 

「昨年度より増えました」

「この数年で嗜好が変化しました」

「過去10年で最高の出足です」

 

など、社会性を絡めて発信すると、

取材されやすいでしょう。

 

新年度からマスコミ取材に向けて頑張ろう。

そう思っているあなたは頑張りどころです。

 

 

元新聞記者、元テレビ局デスク

メディアコンサルタント・荒川岳志

 

オリジナルのパブリシティ講座

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平成に入ってほんの少し過ぎた1992年3月、

平松愛理さんの

部屋とYシャツと私がヒットしました。

あれから16年。

曲名を真似て記事タイトルを付けました。

 

心から望んで行動する提案を

 

マスコミ取材を呼び込むために

私が記者時代だった当時の心理を考えながら、

現状の職場環境を現役記者から感じ取り、

記者がニュースにしたくなる話題に変換して、

依頼者が報道されるように考えることが今の仕事です。

 

ただし、

変に格好を付けさせません。

背伸びもしてもらいません。

依頼者の等身大の生き方で

ニュースポイントを出せるように考え、提案し、

依頼者に実行してもらいながら、

マスコミの取材を静かに待つスタイルです。

 

 

取材する記者にもプライドがあります。

私が支えて提案したと分かると、

何だか誘導された感覚になって、

取材したくなくなるでしょう。

 

ですから、私はあくまでも黒子。

表に出ません。

こんな成果が出ましたと声高に言えないので、

コンサルを受けたらどう輝くのか

分かりにくくなっているのだと思います。

 

差し障りがない範囲で、

依頼者から許可をもらった案件について、

私のホームページで一部を紹介しています。

興味のある方はご覧ください。

 

突き詰めると「生き方」になる

 

マスコミから取材される人になるには

どうしたら良いのかを突き詰めると、

人としての生き方になる、というのが自論です。

 

裏表のない生き方。

人のために自分の長所を使う姿勢。

人を利用しようと思わず、

純粋に「それが好きだから」やり続ける姿勢。

そこにマスコミの記者が共感するのだと思います。

私自身も現役記者時代はそうでした。

 

私がそう思っていたのだから、

現在の記者の多くも同じ思いだろうと考え、

パブリシティを進めていきます。

 

 

本当に取材されるのです。

先週は私が依頼者に提案した企画が

朝日新聞と読売新聞に

地方版トップ記事として掲載されました。

 

依頼者から喜ばれました。

 

大して難しいことをやってもらった訳ではありません。

中小企業ですから広告費も惜しいほどです。

大金を掛けるのではなく、

時代に合わせ、地域のために企画して、

その結果、依頼された企業が進む姿の

象徴(シンボル)のようになるように考えただけです。

 

取材する側の心情や職場環境を知っているので、

依頼者は「そんなことで取材されますか」と、

やや拍子抜けしたようでした。

 

評価されるための行動ではなく

 

評価されるために行動するのではなく、

自分が目指すことをとことん理解してもらうために、

今の時代に合わせて分かりやすく説明するのです。

 

裏表があってはいけませんから、

依頼者に何度か確認しました。

 

「あなたは本当にその企画を実行したいですか」と。

 

依頼者は言いました。

本当に分かりやすい。

心からやりたいと思っています。

職員一同、楽しんでやります。

 

心から思って行動したことは

裏表ない行動ですから、

取材された時の対応も一貫していますし、

新聞記事で使われたコメントも力があります。

そういうことなんです。

 

 

部屋とYシャツと私の歌詞の中に

あなたのため、という言葉が登場します。

私が楽しいと思うのはあなたが喜ぶ姿。

そこなんです。

 

 

 

元新聞記者、元テレビ局デスク

メディアコンサルタント・荒川岳志

 

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札幌の雪がほぼ解けました。

街をそよぐ空気は暖かくなり、

雪解けの水分を含んだおかげで、

やや湿り気を感じます。

 

北海道以南の方には当たり前の

雪のない季節の到来。

街行く人の表情に

暖かい季節への期待感を感じます。

 

あなたの文章のベクトル

 

あなたが仕事に関しての情報を発信する際、

どんなことに気を付けているでしょうか?

きょうはそんな話を、

私の仕事に絡めてお伝えしたいと思いました。

 

仕事を知ってもらいたいために

ブログ(アメブロ)を書いている人はどうか、

文章が持つベクトルを意識してください。

強く。強く意識してください。

 

 

私がブログを読む場合、

注目するのは「文章のベクトル」です。

 

相手(読み手)を目の前に置いているか。

相手(読み手)のプラス(得)になっているか。

新しい相手(読み手)にも伝えようとしているか。

 

一番目はよく言われることですね。

では、二番目はどうでしょうか?

相手(読者)のプラス(得)とは何ですか?

 

それは、相手の気持ちにならなければ。

登録してくれた相手が困っていることや、

分からないことに応えることで、

あなたの記事をまた読んでくれると思うのです。

 

自分に向けるのではなく

 

アメブロの記事で時々、

ある「指南」を見掛けます。

 

・とにかく毎日書きましょう

・内容はどんなものでも良いです

・書けない時はこんな工夫を

 

これは相手(読者)の立場のベクトルでしょうか?

 

私がそうした表現に感じるのは「自分に向けたベクトル」です。

自分(書き手)のプラス(得)になるための動き。

内向したベクトルのブログ。

読まされる側のことを考えないやり方。

 

私が推し進めているパブリシティは、

記者に「取材価値がある」と思ってもらうため、

記者の心理や状況を考え、

記者が受け取りやすいように発信します。

 

ブログとパブリシティは違いますが、

相手から注目されるかどうかでは、

共通する部分は多いのです。

 

相手の「情報に変換」する工夫を

 

回りまわって…という言葉があります。

心の師・鍵山秀三郎氏の言葉なら

「盥(たらい)の水」で例えた話。

 

 

盥の水を世の中に見立て、

中の水を人の心や行動だとしたら、

多くの人が「こっちへ、こっちへ」向けるように

水を手前に集めようとするけれど、

その水は逆に「向こうへ、向こうへ」逃げていく話。

 

逆に向こう側に向けて水を送ると、

その水は手前に戻って来るという話です。

 

あなたのブログがもし、

相手のためだとしたら、

飲食や観光だけの内容は書かないはず。

また、内輪受けするだけの内容は

初めて訪れた人が「入りにくい場所」になります。

 

自分(の仕事)の目線を加え、

相手(読者)の「得になる情報に変換」して、

発信することが「ブログの第一歩」だと、

私は思っています。

 

私がブログを書き始めたのが2012年。

最初は「あれを見た。驚いた」のような

自分目線の内容でした。

新聞記者の癖が抜けなかったのでしょう。

新聞は相互交流のメディアではありません。

一方通行に近いメディアですから。

 

自分の経験や知識という

フィルターを通して「相手が少しでも得する」ように

考え方を変えていきました。

相手(読者)の時間をできるだけ奪わないように。

読んでもらった時になにかひとつ、

持ち帰ってもらうように。

 

 

元新聞記者、元テレビ局デスク

メディアコンサルタント・荒川岳志

 

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日曜日の朝、

小学生の甥っ子を家に呼んで

勉強を教えています。

昨年の夏から始まった「特訓」は

今月末でようやく同学年に追い付くレベルになりました。

 

前にも書いたのですが、

甥っ子はとても優しくて誠実。

教える側の私がいつも

心の汚れを洗い流されているように感じます。

 

さて、今回の話の本題に。

パブリシティに限らない話。

「大人の癖」が自らの「壁」を作っていることを考えます。

 

経験が挑戦を邪魔している

 

甥っ子と接して感じることがあります。

経験が挑戦を時に邪魔している、と。

どういうことなのか。

簡単な例を挙げますね。

 

 

甥は少し食べ物の好き嫌いがあって、

日本人が大好きな「醤油味」が苦手です。

この先、どうなるか心配なのですが…。

それは置いておいて、

彼にとって新しい料理を食べる時は

何の抵抗もなく食べるのです。

そして、好きかどうかを言ってきます。

 

難しい表現でいえば彼はいま、

食べ物の嗜好をデータ化している最中。

嫌いにならないように、

初めて出す料理に気を遣っている私がいます。

 

判断する基準は何ですか

 

少し話が逸れるかもしれませんが、

こんなことはありませんか?

 

砂糖だと思って舐めたら塩で驚いた。

茶碗蒸しだと思って食べたらプリンだった。

(あり得ないケースですが…)

 

予想と違う味に

不意を突かれた感じになります。

 

テレビ番組でも時々、

この驚きをネタにしていますね。

プリンに醤油をかけて「ウニの味」だとか。

SNSでもそんな話題がよく上ります。

 

つまり…

予想しているということは

過去の経験をデータ化している自分がいて、

体験する前から「一定の判断」をしているということです。

 

これが食事だけなら良いのですが…。

 

挑んだ人を羨ましく思わない

 

あなたが何かの目標を立てたとしましょう。

そこに向かう時の「障壁」が見えてきます。

そして、体験する前に「一定の判断」をする自分がいて、

面倒になったり、苦労だと思ってしまい、

目標を後回しにして目先の楽しみに没頭することはありませんか?

 

経験が少ない中で判断している大人が

私が知る範囲では多すぎると思います。

これも私の過去の経験から言っているだけですが…。

 

数少ない経験で

やる前に「一定の判断」をするのは

本当にもったいない。

人生は一度きり。

「私の過去の経験は少ない」

そう考え、あきらめずに挑む人ほど、

拍子抜けするほどうまくいくものです。

 

うまくいった人を見たあなたは

どう思うでしょうか。

 

羨ましいと思いますか。

あの人だからできたと思いますか。

諦めたり後回しにした自分の判断を棚に上げて。

 

 

そうならないでほしいのです。

 

 

 

元新聞記者、元テレビ局デスク

メディアコンサルタント・荒川岳志

 

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