息子は重度知的障害を伴う自閉症です。


今は6年生です。


インクルーシブ教育で週1〜2回ほど短い時間だけ私と学校に行っています。


それ以外はデイサービスです。


朝からデイサービスへ送ると


ちょうど入り口で年長の幼児さんのクラスの移動と遭遇しました。


おしゃべりが達者な年長さんがぞろぞろ…。


朝からわいわいとおしゃべりして入って来ました。



そして入り口の玄関に居る私と、みっちゃんを見て


一人の男の子が、みっちゃんの顔の近くで


手をパン!パン!と何度も叩きました。


やめそうになかったので私は



びっくりするからやめてね。ごめんね。


と言いました。


近くに先生も居たので、すぐにとめてくれました。





みっちゃんの通う施設には0歳から大人までの利用者が通っています。

そしてその子のクラスは軽度の子達が多いクラスでした。

お喋りは達者でもコミュニケーションの表現がちょっと変っていたり得意ではない子がいます。

その子は、みっちゃんの顔の近くで手をパン!パン!として反応を見たかったのか、コミュニケーションを取りたかったのか、わかりませんが


みっちゃんは何も反応しません。

ただ目をぱちくりして何事が起こったかと驚いてました。


こうして、私達の見えないところで色んな事が日々起きているんだろうなと思います。




それでも、沢山の経験をして5年生くらいから

やだという言葉が言えるようになったり

◯◯くんこわいなどと

少しずつ言えるようになってきました。

でも毎回その場で言える事は少ないです。

言った本人が忘れてる頃に

◯◯くんやだ。こわい。

など言ったりするのでなかなかその時の気持ちが伝わりにくく

私は

そっか、やだったんだね。
教えてくれてありがとうね。
またやだったらすぐ教えてね。

と言います。


その場で言い返せたら、どんなにいいだろうと思いますが

お喋りできても言い返せない子はいるし

みっちゃんも、それがみっちゃんであって

これからも色んな経験をして

色んな気持ちになって

そして時々、気持ちを言えた時

その時の喜びを知って

小さな経験の積み重ねで自分で助けを求められるようになっていくのではないかなと思います。




オススメ記事

★息子の障害を報告した時の身内の反応に涙 

★障害児をラッキーベイビーと呼ぶ国 

★自閉症の兄がいる妹の心の葛藤 

★38度の熱で雨の日に自閉息子と公園 

★障害児家族のケアとは 

★虐待と闘う親子に涙 

★イヤイヤ期と反抗期と思春期の自閉息子前編

★イヤイヤ期と反抗期と思春期の自閉息子後編 

★自閉症息子が初めて私に教えてくれた事

 

▼YouTubeチャンネル▼

 

▼Instagram▼

▼YouTubeチャンネル▼

▼ブログフォロー宜しくお願いします▼

フォローしてね

 

 

 

自閉症育児おすすめアイテム