息子みっちゃんは自閉症です。


診断されたのは3歳の時です。


まだ自閉症だと気づいていなかった一歳の頃から保育園に通っていました。


そして2歳の時、保育園での初めての発表会がありました。



泣いてる子、先生に抱っこされてる子


様々です。


そして、みっちゃんは



ぴくりとも動きません。

泣く事もせず立ち尽くしています。



すぐ目の前に沢山の保護者の方々が居て

今まであじわったことのない緊張感です。

その場に立っているので精一杯なのだと思います。


2歳のみっちゃんは緊張でカチコチに体がかたまっていました。

どうしていいのかわからない様子です。

みつきー!と声援をおくりますが

ざわざわした空間、ママの声は届いてない様です。


そして、終わる頃

先生が、みっちゃんを私の方へと気づく様に

向きを変えてくれました。

あ!こっちを見た!


私に気づくと、かたまっていた表情が少し和らぎました。

ちょっと笑ってるラブラブ

みっちゃんの生まれて初めての発表会は、頑張ってその場に立つという発表会でありました。

よく頑張ったね。


みっちゃんは赤ちゃんの頃、子育てサロンで

慣れない空間とざわざわした周りの音で

ずっと泣いていました。

活動にはほとんど参加できず、廊下や端の方でいつも泣き止むまでなだめていました。

いつも最後まで泣いていました。

私は赤ちゃんだから…と思い、あまり気にせず

毎週の様に通い続けていました。

そして一歳頃から、少しずつ参加できる事が出てきました。


今思えば、その頃から感覚過敏、聴覚過敏があって刺激に耐えられず泣いていたのかもしれないと思います。


そんなみっちゃん。

当時は、そんな事に気づいてあげれなかったけど
  
保育園での初めての発表会は

頑張って最後まで参加していたと思うと

本当によく頑張っていたんだなと今になって

思い返す事があります。

当時は、わかりづらかったけど

みっちゃんは、しっかりと成長していたんだなと思いました。





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