昨日の買い物での出来事です。

 
 
お店に入る前に、みっちゃんといつも二つの約束をします。
 
  • 飛び跳ねない事
  • 大きな声を出さない事
しかしお正月、どこにも出かけずに家に居た事もあり
人が沢山居るスーパー特有のガヤガヤした雰囲気に
気持ちが高ぶります。
 
 
私がレジでお金を払う時
みっちゃんの腕が私から離れました。
 
 
その一瞬で
みっちゃんは大きな声を出し、飛び跳ねてしまいました。
 
 
そして、みっちゃんの近くに居た年配のお客さんが驚いてました。
 
私は、お金を払う手を一旦止めて
 
「すみません。」と言って
みっちゃんを引き寄せました。
 
 
すると、その年配の方はこう言いました。
 
「なんなの⁈いやらしい‼︎けがらわしい‼︎」
「もぉやだわ‼︎」
 
と言いました。
 
 
確かに驚かせしまったのは申し訳ないと思いますが
 
いやらしい
けがらわしい
 
は、言い過ぎではないでしょうか。
 
 
私はお金を払ってる最中でしたが
その方に聞こえるように大きな声で言いました。
 
「すみませんね!障害があるので!」
 
 
咄嗟に出た言葉がこれでした。
 
そんな事を言いたかった訳じゃない…。
 
 
ただ頭の中が真っ白で自分で何を言ってるのかさえ、わからない状態なのです。
 
その方は振り向く事はありませんでした。
 
 
 
よく子供を注意する他人の方がいますが
 
そういった方達は、自分も子供だったという事を忘れているのではないでしょうか。
 
 
そして、きっと本当の怒りは別の所にあると思うのです。
 
 
今で言うとコロナ禍であったり
 
そして周りに本音が話せる人が居なかったり
孤独であったり
世の中に様々な不満を持っている
 
そうして目の前にある
怒るタイミングを探してる人はたくさん居るのだと思います。
 
 
それも自分よりも下に見ている人間に対してです。
 
 
そう思うと、みっちゃんは私達家族であったり
療育の先生や仲間が居ます。
 
みっちゃんには沢山の味方が居ます。
 
とても恵まれて幸せだなぁと思いました。
 
 
そして同時に
 
言葉で人を傷つけない、みっちゃん。
いつも怒りや負の感情を自分で処理しようと必死なみっちゃん。
 
 
私はと言うと夫に八つ当たりをしてしまう事があります。
 
みっちゃんは私よりもずっと
人として高い所に居るのだと思いました。

 

 

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