お立ちよりいただき、有難うございます🌿

 
 

 

 

 

昨日10年ぶりくらいに長女のママ友と会いました。

この10年、みな地方各地を回っていたりと

濃い時間を過ごしてきたようですが

改めて10年あっという間だったなと思います。

 

 



 

そこで久しぶりに本棚から取り出したこちらの本

 








 

私は昔から先のことばかり考えてしまう人でした。。

雑誌を読むならばひと世代上のものとか。

計画性があると言えばそうなのですが、

臆病といえばその通り。




 

思えば、中学生くらいから未来を気にしすぎて、現在に目を向けずに生きてきた人です。

そのおかげで結果良かった事も勿論ありますよウインク

 




 

最近も茶と向き合いながら

中学生、小学生、2歳児を育てる中で

やっぱり未来思考が抜けていなくて

もやもやを抱えていました。

(不思議なもので茶だけはその特性上なのか、初めから長い目で大らかに捉えているので、今を見れています。)

 

 



 

程度によるかもしれませんが、

未来思考って良くないです。

自分がどこへ向かおうか考えているうちに

自分がどこにいるのか忘れてしまう。。ガーン

 

 



 

未来ばかりをみているうちに

人生の価値をどこか遠くへ置いてきてしまうんです。

だからそんな未来一生辿り着くことは出来ない。

絶対に。

 

 



 

何故ならそういう思考の人は

 

いつか子育てが落ち着いたら

いつか茶の経験値がもっとあがったら

いつか着物が綺麗に着れるようになったら

 

いつか仕事が落ち着いたら

いつか介護が落ち着いたら

いつか●●が完了したら

いつかいつかいつか・・・・

 


 

と考えていて、問題を解決すれば幸せになると思い、今をないがしろにしています。

解決したとしても、更なる“いつか”がまた表れてしまうガーン

 



 

また、未来ばかりを見ていると

叶え途中の今を不幸だと感じてしまうのだそうです。

 

 


稲穂を揚げたもの🌾



 

子育てにおいてもそうで。

将来自分で好きな事を見つけ、

その時に、武器となれるものを身につけておけるようにと思い、

今まで出来る事をしてきたけれど

時々、本当にこれでいいのかな?と

もやもやする事がありました。

 

 



 

本来子供は、のびのびと子供でいることが大事で

未来を見て必死に頑張るとかじゃないんですよね。。

自然の中でどろんこになって。

それが例えゲームであったとしても

今それがめちゃくちゃ楽しいかどうかが

何よりも大切なことなのかも。

昨晩子供とトランプをしましたが、

子供達の興奮する姿が物語っていました。


 



 

 

大人も同じです。

未来を危惧するあまり、

かけがえのない今を愛する事を忘れていませんか?

 

 


どんな経験もそれが最後と思って接するべきなのにそれに気がつかずに過ごしていませんか?

今を踏み台にしていませんか?                                限りある時間を未来の為の道具にした瞬間から

今を楽しむことから離れていってしまうんですね。

 

 


 


人生の全ては借り物の時間で

ここに生きていられることが偶然であるということ。

 



こういう視点を忘れなければ

もしも自分の思い通りに

コトが進まずイライラした時、

 

 

 

そもそもイライラしている自分が奇跡である。

どんなに不快な出来事もそれを体験できることこそ奇跡だと思える。

 


 

 








 

上の二人の子育てで少しやり切った感があったもので

末っ子に対する罪悪感や義務感、焦燥感や憤りなど

様々な感情でここ最近重たくなっていましたが

今、間違いなく私は家族を愛しているということ

小さなおてて🖐️が可愛くて仕方ないということ

それで十分なんだなーなんて

気がつかせてくれた本です。

 

 


 

様々な世代や、忙しさの有無に関わらず

刺さる内容の本ではないかなと思います。

 

 

 




 

本日もお読みいただき有難うございます🤍

お茶のカケラが届きますように🌱

 

 

 

 

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