Don't Blow Away

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猿の惑星(1968)

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Planet of the Apes

監督:フランクリン・シャフナー
出演:チャールトン・ヘストン
アメリカ 132分

あらすじ:出発から数千年ぶりに未知の惑星に不時着した宇宙飛行士たち。その惑星では、猿が社会を築き人間を支配していた。
研究対象として猿に捕らえられてしまった宇宙飛行士のテイラーは、コーネリアスとジーラという二匹の猿の協力のもと、逃亡を企てる。


ブラジル以来、SFが気になっております。

やっぱり原点から入らないとねっということで、
ちょっと苦手そう・・と思っていた『猿の惑星』です。

いや~~~、すごーい映画でした。
ブラジルと同じ存在感を放ってますね。嫌いじゃないなぁ。
宗教、銃規制、社会階級など、風刺たっぷり!!
想像で描けるからこそ、風刺のテーマも色濃く映ります。

理由は良く分かりませんでしたが、もともと母国をあまり良く思っていないテイラーが、
人間を全否定する世界に放り込まれ、人間社会への愛情や誇りが高まっていったように見えました。

ラストが何ともいえませんが、これは続編を最初から作る予定だったのか?
不完全燃焼感がありありなので、製作側の思惑通り、続編も見ようと思います。

つっこみどころは色々あるけど、
SFというジャンル自体、つじつま云々よりもインパクトとかセンセーショナルさが重要視されると思うので、
そういった意味では大成功な映画だと思いました。リアルタイムで観たかった。

じわじわとSFの魅力に気づいてきたこのごろ。


ナイト・オン・ザ・プラネット(1991)

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Night on Earth

監督:ジム・ジャームッシュ
出演:ウィノナ・ライダー、ジーナ・ローランズ ほか
129分

あらすじ:ある日の5つの都市を舞台とし、5人のタクシードライバーを描いたオムニバス映画。


大っ好きな映画。
去年初めて観たのですが、こんな素晴らしい映画を見逃しいていたなんて・・!!

短編小説を読んでいるかのような、正確なオムニバス構成。
それぞれのシーンへのトランジションが好きで、覗きにいくような感覚になりわくわくします。
タクシーという一貫したテーマなのに、それぞれの都市で全く違うドラマが生まれているのは、脚本がいいからなんだろうなぁ。
会話が中心なのに、どんどん引き込まれていきます。

アメリカ大好きなので、やはり最初の2つがお気に入り。
ウィノナがかわいくてたまらん。友達になりたいなぁ。

夜更けに、コーヒーかワインをお供にまったりと観る映画。
たいてい、私はローマかヘルシンキあたりで眠りに落ちてしまいます:)

パブリック・エネミーズ(2009)

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Public Enemies

監督:マイケル・マン
出演:ジョニー・デップ、マリオン・コティヤール、クリスチャン・ベール
143分 アメリカ

あらすじ:アメリカ恐慌時代。銀行強盗のジョン・デリンジャーはアメリカで「社会の敵」No.1として警察に追われている。


コメントもないこんな素っ気無いブログですが、アメブロっていろいろわかるんですね。
ブックマークから毎日見にきている方がいるのですごいなぁ。ありがたーい。
と、独り言からはじめてみました。


珍しく新作映画。
私があまり観ない系ですが、時代背景が古かったから、セットとかビジュアル的に楽しめました。

ポーカーフェイスなデリンジャーの心理は読み取りにくく、それに対してビリーがデリンジャーの車に乗り込んだときの彼の表情の緩み具合が印象的。
警察との逃走劇を続けるうちに、そんなデリンジャーの人間性が少しずつ見えてきます。

警察を敵に回し、市民には人気を誇るアウトローヒーローというようなくだりがトレーラーではありましたが、
映画からはあまり伝わらず・・。市民からの目線での英雄像をもう少し見たかったかな。

そして言うまでもなく、ラストが好き。
"Bye, Bye, Blackbird."
印象的な台詞で終わる映画が好きらしい。コレも、時代背景も近いなぁ。シカゴだし。

さらに私が気になったこと。
もちろん違いはありますが、”愛しの女性を連れた銀行強盗の逃走劇”って、
「俺たちに明日はない」じゃないですか!って思ったのは私だけ?
車もあんな感じだし。

ということで、今度は久々に「俺たちに~」を観たくなりました。

カーズ(2006)

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Cars

監督:ジョン・ラセター
117分 アメリカ

あらすじ:ライトニングマクイーンは、全米カーレース期待の新人。
「ピストンカップ」に出場するため、LAへ移動中に国道から外れてしまい、
ラジエータースプリングスという田舎町に迷いこんでしまった。


この前テレビでちょっと観て、めっちゃ良い映画~~!!
っと感動してしまい、DVDレンタルしてちゃんと観なおしました。

この映画に出てくる国道「ROUTE66」に思い入れがあるんです。
ルート66とは、アメリカ西海岸のサンタモニカとシカゴを結ぶ国道で、
今は高速道路が発達してしまったため衰退してしまっていますが、
ハーレーバイカーなどには今も人気の道です。
大好きな映画「バグダット・カフェ」のロケ地だったカフェも、現在もルート66沿いにあります。
古き良きアメリカの代名詞という雰囲気で、私はカリフォルニア側からちょっとだけ運転しました。
いつか2、3週間かけて、国道沿いのMOTELに泊まりながらルート66をサンタモニカからシカゴまで運転するのが夢。夢というか、絶対実現するけど!!

ルート66に熱くなってしまいましたが、そんな思いがあったのでこの映画、とーっても楽しめました。
ピクサーの手にかかると、車もこんなに活き活き動くんですねー。
人間が全く出てこなくて、車社会がカーレースをしているというコンセプトがおもしろい。
「Ladies and Gentleman~(お集まりの皆様~)」ってとこを「Ladies and Gentlecars~」って言ってたり、小さなジョークがいちいちツボでした。
フェラーリ好きのタイヤ屋さんとか、エンディングロールでのコメディもかなり楽しくて笑えます♪

あとは、映像美!ステッカー(主人公)とサリーが一緒にドライブしてるときの風景は、
夕日の色までもリアルで驚きでした。
鮮明なのに、やわらかく繊細な風景にほんわり。

期待を裏切らないハッピーエンディングにも満足。
ピクサー映画はほとんど観てますが、これは見逃さなくてよかった~。


おしゃれ泥棒(1966)

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How to Steal a Million

監督:ウィリアム・ワイラー
出演:オードリー・ヘップバーン、ピーター・オトゥール
123分 アメリカ

あらすじ:アートコレクターであり贋作家でもあるシャルル・ボネの家に、
彼の収集作品を調べるよう依頼された探偵のシモンが忍び込んだのだが、
ボネの娘、ニコルに見つかってしまった。
シモンを泥棒と勘違いしたニコルは、美術館に貸し出されたボネの贋作を盗むよう依頼する。


久々にクラシック映画を観ました。やっぱりいいなぁ好きだなぁ。
この作品の、リアルさよりもいかに楽しい映画に仕上げるかというところに重きを置いている感じが好きです。
美術品を盗むけど、本当に盗みたいものは・・というニュアンスの、終わり方も好き。
ファッションやセットはもちろんのこと、お酒のボトルや指輪などの小物使いでも楽しめます。
美術館でのシーンは、チープな作戦でありながらもスリリングで、中だるみもなく最後までテンポ良く楽しめました。

ウィリアム・ワイラーって、『ベン・ハー』撮った人だよねーと調べてみたら、『ローマの休日』も撮ってました。
ミュージカル映画も撮ってるし、多才な監督さんだなぁ。

オードリーは、この手の世間知らずなお嬢さん役がやっぱり一番のハマリ役。
魅力満載でした。

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