Don't Blow Away -3ページ目

シカゴ ミュージカル

$Don't Blow Away


CHICAGO

見た場所:2009年10月 Tokyo

ミュージカル記事が続いています。
映画はいつでも書けると思っていて、ミュージカルは鮮明な記憶のうちに書き留めたいと、いつも優先順位が上がってしまいます。

映画は観たことがありましたが、舞台は初めてとなるシカゴ。
パフォーマンスがすばらしくてとっても満足。
基本的に、ボブ・フォッシーの振り付けや、クラシックのミュージカル映画によくあるショービズ万々歳のきらびやかさとか大っ好きなので、それらを含め間近でステップの音とか息遣いまで聞けて大満足。
最近はかなり遠ざかっていましたが、やっぱ古いのいいなぁ。
中盤でロキシーが独り言みたいに話したり踊ったりする場面があるのですが、テンポの早い展開の中で、そこはぐっと時間にブレーキがかかったような感じでした。
自分の存在のみで会場の空気を変えるのってすごい。プロだなぁ。なぜか私のほうが緊張してしまいました。
そういえば、ダンスでも時間をスローにするところとか好きです。セロフィンの歌も舞台の空気がぽやんとなって好き。

ヴェルマは最高にはまり役でした。声も好きだし、踊りも表情も、かっこいいっ。彼女にキャバレーやってほしいなぁ。
なんかかなりキャバレー観たくなってきたので、明日はキャバレーナイトにすることにします。(DVD観るだけ。)



RENT ミュージカル

$Don't Blow Away

RENT
見た場所: 2009年8月 Tokyo

2年振りの記事。若干過去にさかのぼりつつ、今までよりもさらにゆる~~く書いていこうと思います。

2008年9月にブロードウェイで千秋楽を迎えてしまったRENT、本場ではとうとう観ることができず、オリジナルキャスト来日ってことで、行ってきました!
ざっくりあらすじ:舞台はニューヨーク。HIV、ドラッグに染まりながらも、希望を持ち強く生きる若者たちを描く。


いいねぇRENT。好きだなぁ。
80年代のニューヨーク。お金は無いが自由を手にした若者たち。愛すべき人を愛そう、残された人生を謳歌しようという強いメッセージが込められています。
何が魅力って、まずは楽曲がよい。そしてキャストが全員魅力的。エンジェル、ミミ、コーエン、ベニーなど、もう好きすぎて普通に友達になりたいくらい。
アメリカって、やっぱり自由なんだよなー、この心を忘れちゃいけないなぁ。うんうん。なんてしみじみしました。
インターミッション開けの Seasons of Love に涙。ラストの Seasons of Love に涙。この曲はどうも胸の奥に入ってきます。

ところで、オリジナルキャストの公演のため、舞台の袖に電光板の字幕がでていたのですが、舞台に集中していたため全く見ませんでした。
一緒に行った友人が気付いたのですが、"Hello disease."という台詞があり、「ハロー病気」と訳されていたそうです。
これはよいのだろうか。アウトじゃないかなぁ・・

ビフォア・サンセット (2004)




Before Sunset

 

出演: イーサン・ホーク、ジュリー・デルピー

監督: リチャード・リンクレイター

77分 アメリカ

 

あらすじ: ベストセラー書籍の会見のためにパリを訪れていたジェシーは、ストーリーのモデルになった女性、セリーンに9年振りに再会する。

 

 

前編を観てから、けっこうあいだが空いてしまいました。まぁこの作品はその方が観甲斐があるからいいんだけど。

ついについに、9年の時を経て製作された『ビフォア・サンライズ』の続編。

もうこの予告を観た時は嬉しくて小躍りしちゃいました。

期待を裏切らない作品に仕上がっています。

若く希望を持つ前作の二人よりも、大人になったふたり。お互いの近況を語りつつ、ジョークではぐらかしながらお互いを探りつつという会話を続けていくのですが、次第にふたりの本心があらわになってきます。前作よりも、ぐっと現実的。

どの映画もなんですが、特にこの映画は、観る側の心境によって毎回違う印象を受けます。一見シンプル、でも、奥深い。

前作も含め、なんで私この映画がこんなに好きなんだろうなぁーって考えてみたんですが、雰囲気、脚本、撮影方、といろいろ含め、一番の理由は私がジェシーとセリーンというこの二人のキャラクターをとっても魅力的に思えて好きだから。

この続編が出てからますます二人に愛着が沸いてしまいました。

 

関連映画

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離 (1995)




ステップ・イントゥ・リキッド (2003)




Step Into Liquid

 

監督: デイナ・ブラウン

87分 アメリカ

 

あらすじ: 世界中のサーファー達と彼らのサーフスポットを収録したドキュメンタリー映画。

 

サーフ映画、実は大好きだったりします。

そしてドキュメンタリー映画も結構好きだったりします。

ドキュメンタリーなので基本的に淡々としているけど、とにかく映像が綺麗。スクリーンでこの映画を観たときは波の造りだす美しさや力強さにただただ感動でした。特に、パイプと水中からのショットはすごい。鳥肌もの。

技術よりもサーフィンの楽しさがメインなので、世界中のサーファーが彼ら流のサーフィンとその楽しさを語ります。

極寒のアイルランドに住むサーファーや、湖で波に乗っちゃうサーファー、毎日欠かさず海に入るサーファーなどなど・・・ 

彼らがサーフィンはライフの一部だと言い切っちゃってるところがいいな。

彼らを見てると、やっぱり人生好きなことして生きなきゃねぇなんて思ってしまいます。

 

スクリーン一面の青色と彼らのサーフィンへの情熱を見ていると元気がでるので、私にとってはまったり・癒し専門の映画となっちゃってます。

 

 

マンマミーア ミュージカル



Mamma Mia!

初演:1999 ロンドン

見た場所: Mandalay Bay in Las Vegas

 

 

ちょっくらお久しぶりです。旅行に行ってました。

遠出の度にラスベガスに寄るのはショーを見るのが目的なんですが、今回見たのは3年振りのマンマミーア!!

One of my favorite musicals でございます。

 

た・の・し・かった~!

舞台も振り付けもたいして凝ってはいないけど、とにかく楽しい!このショーはアバ好きにはたまりません。

使われる曲数も多いです。私はショーの中ではDancing QueenChiquititaDoes Your Mother Know が好きだったかな。

ギャグ満載で台詞もおいおいと笑っちゃうものが多かったのですが、Take A Chance On Me の曲のつなげ方は最高ーにおもしろいっ!爆笑ものでした。

ストーリーもよくこれだけの曲を絡めてるなぁと感心してしまいましたが、中盤はちょっと曲が多すぎて中だるみしてるなぁという気もしました。

そしてこのショーの見所は最後のスタンディングオベーション。観客みんなが総立ちで踊っちゃいます。

3年前に見た時はこの楽しさに感動したんですが、なんと今回、ツアーだったのか高年齢の方がほとんどの前列を占めていて、私の前が15列ほどあったけど誰も立っていませんでした・・・。私より後方の席の人も、ちらほらと立っていたくらい。

踊らなくてもいいけど、みんなせめて立とうよ・・・ と、がっくり。皆さん、ノリ悪すぎ。

まぁそれ以外は満足だったので、今回はハズレの日に当たってしまったということにしてまた数年後に見るぞー、と心に誓って帰ってきました。