社長の部下(幹部社員の登用など)を見極める視点☆廃棄物業やリサイクル業向け経営コラム:より良い会社づくり・組織づくり支援※船井総合研究所コラム1045
☆社長の部下(幹部社員の登用など)を見極める視点☆彡幸せな経営者になるために1045→船井総合研究所の歴代経営トップ(船井幸雄や小山政彦など)や経営幹部の言葉、船井総研東新一の視点などより
前回までのコラムでは、『リーダーのレベルの定義と権限の委譲や組織の系統化などの必要性』『マネジメントには7人の壁』『組織を形成するときには、一階層の年齢差は7~15歳』をご紹介しました。今回もよりよい会社づくりに、求められる経営トップの智恵シリーズをご紹介します。
☆社長の部下(幹部社員の登用など)を見極める視点☆
社長は、部下(社長の右腕や幹部社員など)が何人の部下の面倒を見られるかどうかを見極める必要があります。
あくまでも経験則ですが、トップ営業マンに部下をつけたら、9割は思うように伸びません。営業成績がいいから、部下も育ち、売上も倍増するだろうと期待するのでしょうが、大抵は「あいつは、こんなに部下が使えないのか、仕事ができないのか」と肩を落とす結果になります。
なぜなら、マーケティングなどの「稼ぐ力」とマネジメントなどの「管理する力」は別物だからです。
管理する力、つまりマネジメント力は、お金を稼ぐ仕事ではなく、コストを下げたり、売る部分以外のところでも人を上手く動かすことです。いくら営業マンがずば抜けた営業成績を出していたとしても、マネジメント能力に関しては全くの素人といっても過言ではありません。
ですから、急にマネジメントの仕事をやるように言われたトップ営業マンは戸惑い、結果を出せないという事態になってしまうのです。これでは、任されたほうも不幸です。
トップ営業マンに管理の仕事を任せるのであれば、3~6カ月ほどの時間をかけて研修を施したり、他のマネジメントを担当する先輩社員のもとで勉強をさせたほうがよいでしょう。
また、マネジメントも数人レベルの管理能力と数十人レベルの管理能力とでは、全く違うレベルの能力が求められますので、時間が必要となるのです。
少し余談(船井総研の宣伝)でありますが、一般的な新入社員に研修を施す会社は多くありますが、マネジメントのための研修を行う会社、とくに廃棄物業界やリサイクル業界専門としてマネジメント研修ができる会社は殆どありません。是非お任せくださいませ。
以上
現在、船井総合研究所(東新一)では、廃棄物業界やリサイクル業界向けに『より良い会社づくり・組織づくりサポート』として、『廃棄物業界特化型の評価制度』『再生資源業界特化型の評価制度』を支援しています。5年後、10年後、20年後の布石をうっておきたい会社様、『これからの時代』を更に生き抜く会社づくりをしたい経営者・後継者におすすめです。お気軽にご相談くださいませ。
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☆リーダーレベル定義と権限委譲や組織系統化などの必要性
☆マネジメントには7人の壁
☆組織を形成するときには、一階層の年齢差は7~15歳
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