④2回目の懸垂下降支点構築 ※50mロープ1本折り返し ※ロープは残置
⑤歩き(下降・クライムダウン) ※その下までも下降可能ですがロープの本数と技術力等にもよる。
⑥遡行 ※残置したロープにアッセンダーを使用して登攀
【キャニオニング方式ではない遡行方法について】
キャニオニング方式ではなく下流部からの登り詰めていくことも可能です。その場合、渇水時期(水量の少ない時期)を選んで遡行することをおすすめいたします。下流部からの遡行を成功させている方もいますが登攀の技術力はフリーで5.12aが登れる方(コンスタントに5.11bが登れる方)ばかりですのでフリーでの登攀力・沢登りの経験値・ロープワーク等の技術力が必要です。
【ウエットスーツ】
前回は7月初旬の真夏日だったため一般的な沢登りのクロージングでしたが今回は駐車場にいる時から肌寒い感じがしたのでウエットスーツを着用しました。歩くときは暑いですが激シャワーを浴びる時間が長いためウエットスーツを着用して正解でした。参考までに今回のクロージングはこんな感じです↓
①登山用アンダーウェア(ファイントラック ドライレイヤーベーシック)
②モンベル「クリマプレン パドリングジョン」
③モンベル「クリマプレン パドリングフルジップロングスリーブ」
※50mロープを2本繋いで折り返し。クローブヒッチ等でFIXはしていません。
※アンカーチェーン&大型カラビナなど強固なもので支点構築されることをおすすめします。
2回目の懸垂下降
ゴルジュ帯に着地(着水)
ゴルジュ
2回目の懸垂下降の支点構築
※残置の支点(ステンレスハンガー)あり
※最初の懸垂下降からこちらの滝の懸垂下降地点までは50mロープ2本で懸垂下降しました。
※懸垂下降支点(最初の立木)から着地点までは約45m
遡行開始
※降りてきたところを再び登り返します。
最後の滝が激シャワー
今回のコースです。
山行記録No.551
銚子の伽藍(ちょうしのがらん)
2023年9月22日(金)
8:22 軽井沢峠
↓
8:48 銚子の伽藍
↓
9:34 下降終了点・遡行開始
↓
11:24 遡行終了・片付・休憩
↓
12:31 軽井沢峠
【基本装備】
ヘルメット・ハーネス・セルフビレイコード(ペツル コネクトアジャスト)・ビレイデバイス(ペツル ルベルソ)・スリング(60cm・120cm・240cm)・カラビナ各種・アルパインヌンチャク・カム・ハーケン・アルパインピトン(イボイノシシ)・ホーリングシステム装備
【ロープ】
8.6mm 50m 3本 ※べアール「コブラⅡ」
6.5mm 25m 1本 ※ファイントラック フローティングロープ
【カム】
使用せず
【ハーケン】
使用せず
【ヌンチャク】
実際に使用したヌンチャク・アルパインヌンチャク(60cmスリング)・・・使用せず
【シューズ】
沢靴・・・ラバー
【無線機】
デジタル簡易無線機・・・アイコムIC-DPR7S
【その他】
ココヘリ
山岳保険
オンライン登山届Compass
【グレードの目安】※今回は前回よりも水量が多かったため少し難しめでした。
トップ・・・室内ジムのリードで5.10dか5.11a以上
セカンド・・・室内ジムのリードで5.10bか5.10c以上
※小さいカチとスローパーを使える(保持出来る)登攀力が必要
※グレードの目安はフリークライミングの登攀力がある方でも沢登りの経験・遡行時の沢の状況・登攀するライン等によりかなり異なりますのであくまでも参考にご覧ください。
※A0する場合は上記よりも下のグレードでも登攀可能です。
※あくまでも私個人の体感グレードですので参考程度にご覧頂ければと思います。体感なのでその時によって変わる可能性大です。
下山後は赤城温泉郷の湯之沢館で日帰り温泉入浴
※入浴料¥600
にごり湯の温泉です。