皆様へ☆
質問が何度か、ありましたので、この場を借りてお答えします。
私(かつ)が描いているマジすか学園2☆のストーリーは、テレビ東京で4月から放送されるマジすか学園2とは、一切関係ありません。
マジすか学園(1)のキャラクターとストーリーをもとにした完全オリジナルです。
誤解なさらないように
お気をつけて
気軽に、私の拙い物語をお楽しみください。
私(かつ)が描いているマジすか学園2☆のストーリーは、テレビ東京で4月から放送されるマジすか学園2とは、一切関係ありません。
マジすか学園(1)のキャラクターとストーリーをもとにした完全オリジナルです。
誤解なさらないように
お気をつけて
気軽に、私の拙い物語をお楽しみください。
マジすか学園2☆ #11ー3
大場ミナ、山内スズランは、渋谷にあるファーストフード店から、移動を開始していた。ある場所へ、タクシーに乗って。
後部座席に、ミナとスズラン、
助手席には、先ほど出会った、長い黒髪の少女が座っていた。
相変わらず、スズランは、ノートパソコンに映し出されているデスゲームを見ていた。
そのスズランに、声をかけるミナ。
「おい!まだ、時期尚早じゃなかったのかよ!」
「虎穴に入らずんば、なんとやら、だよ。ちょっと、黙ってくれる?いま、忙しいんだから」
「えー!」
ミナが、スズランのつれない態度に驚いた矢先ー
「やっぱり、マークされてましたか…」
助手席の少女が、サイドミラーを見て、何かに気づいた。
タクシーの後方から、二十数台のバイクが、追ってきていた。
皆、特攻服を着ている少女たち。もちろん、ヘルメットは被っていなかった。
「あいつら、アンダーガールズじゃないか?」
ミナが、特攻服を見て、都内最大最強の暴走レディース組織の名を挙げた。
「車をとめてください」
助手席の少女は、タクシーの運転手に、そう告げた。
停車したタクシーから、素早く降りる少女。
その周りを、二十数台のバイクがあっという間にとり囲む。アクセル音を響かせながら。
「どこへ、行くつもりだ?」
紫の特攻服のメンバーの間を縫って、
黒の特攻服を身にまとった長身の少女が、前に進み出た。長い黒髪の少女より、さらに長い髪。
「ゲームの最中に、親衛隊十人衆が、こんなところにいていいの?小木曽…」
親衛隊十人衆のひとり、小木曽汐莉だった。
「総参謀の命令だ。裏切り者の動向を探れ…とな。案の定だったよ。この時間に特攻服を着て、新宿に来るとは…。お前は、昔から、ゲームに批判的だった。邪魔はさせん!」
「ゲームの主役に、借りがありますから。わたしを止めるつもりなら、シノブか須田を連れてくるべきでしたね。元特攻隊長の意地…見せましょうか?」
長い黒髪の少女の正体は、アンダーガールズ特攻隊長の向田マナツだった。
組織とは決別していたらしい。
一触即発の状態。
「お前の“見えない拳”と、一度闘ってみたかった」
タクシーの後部座席では、スズランが、ひと仕事終えたらしく、ふぅ、と溜め息をついて、ノートパソコンを閉じた。
「あとは、頑張って!ゲキカラさん」
顔の前で、両手を合わせた。
「おい、スズラン!あいつら、やっちゃっていいのか?」
「えっ!ミナ、まだ、いたの?」
「えー!」
「早く行けー!」
「よっしゃあ!鉄拳制裁!」
ミナは、喜び勇んで、タクシーをとび出した。
ミナの両拳には、白銀色の革グローブがはめられていた。
「喧嘩ダイエットだよ。ミナ」
そう言って、スズランも、車外に出ようとした。
「お客さん、料金…」
タクシー運転手が、振り向いて言った。
「えー!」
渋々、タクシー料金を支払うスズランであった。
【#10】
後部座席に、ミナとスズラン、
助手席には、先ほど出会った、長い黒髪の少女が座っていた。
相変わらず、スズランは、ノートパソコンに映し出されているデスゲームを見ていた。
そのスズランに、声をかけるミナ。
「おい!まだ、時期尚早じゃなかったのかよ!」
「虎穴に入らずんば、なんとやら、だよ。ちょっと、黙ってくれる?いま、忙しいんだから」
「えー!」
ミナが、スズランのつれない態度に驚いた矢先ー
「やっぱり、マークされてましたか…」
助手席の少女が、サイドミラーを見て、何かに気づいた。
タクシーの後方から、二十数台のバイクが、追ってきていた。
皆、特攻服を着ている少女たち。もちろん、ヘルメットは被っていなかった。
「あいつら、アンダーガールズじゃないか?」
ミナが、特攻服を見て、都内最大最強の暴走レディース組織の名を挙げた。
「車をとめてください」
助手席の少女は、タクシーの運転手に、そう告げた。
停車したタクシーから、素早く降りる少女。
その周りを、二十数台のバイクがあっという間にとり囲む。アクセル音を響かせながら。
「どこへ、行くつもりだ?」
紫の特攻服のメンバーの間を縫って、
黒の特攻服を身にまとった長身の少女が、前に進み出た。長い黒髪の少女より、さらに長い髪。
「ゲームの最中に、親衛隊十人衆が、こんなところにいていいの?小木曽…」
親衛隊十人衆のひとり、小木曽汐莉だった。
「総参謀の命令だ。裏切り者の動向を探れ…とな。案の定だったよ。この時間に特攻服を着て、新宿に来るとは…。お前は、昔から、ゲームに批判的だった。邪魔はさせん!」
「ゲームの主役に、借りがありますから。わたしを止めるつもりなら、シノブか須田を連れてくるべきでしたね。元特攻隊長の意地…見せましょうか?」
長い黒髪の少女の正体は、アンダーガールズ特攻隊長の向田マナツだった。
組織とは決別していたらしい。
一触即発の状態。
「お前の“見えない拳”と、一度闘ってみたかった」
タクシーの後部座席では、スズランが、ひと仕事終えたらしく、ふぅ、と溜め息をついて、ノートパソコンを閉じた。
「あとは、頑張って!ゲキカラさん」
顔の前で、両手を合わせた。
「おい、スズラン!あいつら、やっちゃっていいのか?」
「えっ!ミナ、まだ、いたの?」
「えー!」
「早く行けー!」
「よっしゃあ!鉄拳制裁!」
ミナは、喜び勇んで、タクシーをとび出した。
ミナの両拳には、白銀色の革グローブがはめられていた。
「喧嘩ダイエットだよ。ミナ」
そう言って、スズランも、車外に出ようとした。
「お客さん、料金…」
タクシー運転手が、振り向いて言った。
「えー!」
渋々、タクシー料金を支払うスズランであった。
【#10】
マジすか学園2☆ #11ー2
五階の扉の前ー
「地震…」
残してきた、チームホルモンとゲキカラが気にかかる前田。気持ちも揺れていた。
『後ろを振り向くな!生きろ!』
パン、と、両手で、顔を叩く。
「よし!」
ゲキカラの言葉とチームホルモンの魂を胸に
気合いを入れ直し、前田は、五階の扉を開けた。
ガチャリ
室内の
眩しさに、一瞬、目を細める。
四階と違い、煌々と、照明に照らし出された部屋。
特に、何も置かれていない。広々としている。
目の前には、細くて華奢な少女がいた。
両の目は、閉じられている。
黒の特攻服に、ストレートでダークブラウンの髪が、胸元にかかっている。
「いま『この子が本当に親衛隊?』って思ったでしょ」
少女は、目を閉じたまま言った。
「えっ!」
戸惑う前田。
「わたしが、親衛隊十人衆のひとり、松下ユイだよ。そうだよ。目は、見えないんだよ」
前田は、いま、ユイの目が、もしかしたら見えないのでは…、と考えていたところだった。
ユイの発する言葉に
とてつもない不気味さを感じ始めていた。
「いま、『気持ちわるい』って思ったでしょ。
ははは…
きっかけは、交通事故だったんだよね。
医者からは、もう、一生、目に光は戻らないって言われちゃってね。でも…
目が見えなくなってから、逆に、見えてくるものってあるんだね。何がどこにあるか、誰がどこにいるか、気配でわかるようになっていったんだよね。そしたら、ある日、相手の考えてることも、見えるようになったんだ…」
(マジなのか…?)と、前田が、心の中で、つぶやく。
「マジだよ」
ユイは、前田の心の声に、迷わず答えた。
不敵な微笑とともに。
「地震…」
残してきた、チームホルモンとゲキカラが気にかかる前田。気持ちも揺れていた。
『後ろを振り向くな!生きろ!』
パン、と、両手で、顔を叩く。
「よし!」
ゲキカラの言葉とチームホルモンの魂を胸に
気合いを入れ直し、前田は、五階の扉を開けた。
ガチャリ
室内の
眩しさに、一瞬、目を細める。
四階と違い、煌々と、照明に照らし出された部屋。
特に、何も置かれていない。広々としている。
目の前には、細くて華奢な少女がいた。
両の目は、閉じられている。
黒の特攻服に、ストレートでダークブラウンの髪が、胸元にかかっている。
「いま『この子が本当に親衛隊?』って思ったでしょ」
少女は、目を閉じたまま言った。
「えっ!」
戸惑う前田。
「わたしが、親衛隊十人衆のひとり、松下ユイだよ。そうだよ。目は、見えないんだよ」
前田は、いま、ユイの目が、もしかしたら見えないのでは…、と考えていたところだった。
ユイの発する言葉に
とてつもない不気味さを感じ始めていた。
「いま、『気持ちわるい』って思ったでしょ。
ははは…
きっかけは、交通事故だったんだよね。
医者からは、もう、一生、目に光は戻らないって言われちゃってね。でも…
目が見えなくなってから、逆に、見えてくるものってあるんだね。何がどこにあるか、誰がどこにいるか、気配でわかるようになっていったんだよね。そしたら、ある日、相手の考えてることも、見えるようになったんだ…」
(マジなのか…?)と、前田が、心の中で、つぶやく。
「マジだよ」
ユイは、前田の心の声に、迷わず答えた。
不敵な微笑とともに。