AKB48G☆マジすか学園☆乃木坂46☆欅坂46☆櫻坂46☆日向坂46☆好きな 「かつブログ☆」 -180ページ目

マジすか学園3☆#2ー2☆

昭和に、四天王を名乗ることをやめてほしいと宣告された、だるま、学ラン、歌舞伎シスターズ。


「なんでや!?お前らに迷惑かけてへんやろ!」

だるまの言葉を受け流し、アニメが続ける。


「ラッパッパの部長になる前田さんの下に四天王は、一組でいいんです。そう、わたしたちだけで…」

「敦子がラッパッパに入るっていうのか?」

学ランには、寝耳に水のことだった。だるまは、前田の悩みの原因のひとつがこれだったのかと理解した。

「お願いしている段階です」

正直にジャンボが答えた。

「お前たちが四天王だって?笑わせんなよ」

大歌舞伎が、鼻で笑う。

「それは…、いまから証明します」

ライスが、そう言うと、ラッパッパの四人の顔つきと雰囲気が変わった。それぞれの背中にオーラのようなものを感じる。

「オーラ…。人体から発散される霊的なエネルギーのこと。転じて、ある人物や物体が発する、一種独特な…」


「まずは、小歌舞伎!お前は、解説ばっかりで、体術は、まったく話にならないんだよ!」

ライスが、小歌舞伎を殴りとばす。しりもちをつき、呆気にとられる小歌舞伎。


「おい!何してくれてんだよ!」

大歌舞伎が、掌底突きをライスに決めようとする横あいから、アニメが、手刀で、大歌舞伎の腕を叩き落とす。

「ワンパターンの掌底突き。動きが読まれまくりなんだよ!」

アニメのパンチが、大歌舞伎を吹き飛ばした。もんどりうつ。


「お前ら、なめんなよ!」

学ランがジャンプ一番、アニメに攻撃をしかける。ジャンボが後からジャンプし、学ランより高い位置から、パンチをくらわす。
空中でバランスを崩し、地に落ちる学ラン。

「空中では、態勢を変えるのは難しい。無闇やたらと跳ぶんじゃねー!」



「さて、だるま…、あとは、お前だけだな。怪我人だからって、手加減はしない。得意の頭突きで来いよ」

昭和が、挑発的な態度を見せる。

「うあああああ!」

全力で、だるまは、頭突きを放った。
昭和とだるまの頭が真正面から激突する。


そしてー

ゆっくりと崩れ落ちたのは、頭突きを放っただるまのほうだった。


「わかったか!お前たちの実力なんて、そんなもんだ!何が四天王だ!そんなんで、前田さんを…、うちの“てっぺん”を守れると思ってんのかよ!」
昭和が、厳しく吠える。

だるま、学ラン、大歌舞伎、小歌舞伎にとって、肉体的ダメージより、精神的ダメージのほうが大きかった。

いつの間に、こいつらは、こんなに強くなったのか…、そして、自分たちは、なんて弱いのか…

痛切に
思い知らされた四人だった。

マジすか学園3☆#2ー1☆

「ってことは…、あの関西人たちは、ターゲットを分担してたってことか?」

翌日の
マジすか女学園の教室。七輪のまわりには、ヲタ、バンジー、ウナギ、アキチャ、ムクチのチームホルモンに加え、だるまと学ランが、輪の中にいた。前田の姿は、教室になかった。

話題は、ディーヴァ。

ヲタの言葉を受け、バンジーがつぶやく。
「マジ女担当とアンダーガールズ担当か…」

「だから、おれたちには、手を出さなかったのか…」

「おれたちを手玉にとってたアンダーガールズの隊長を一方的にボコってたな…Dの名の下に、とか言って」

ウナギとアキチャが、昨夜のことを思い返し、身震いする。


学ランは、へえ…、という顔をしながら言う。

「だるまも、ひとりでいるときに、グレイの特攻服の関西人に狙われたんだよな…。おれのとこには誰も来なかったけど…。関西人といえば、昨日から、サヤと連絡とれないんだよなー。ディーヴァと関係あるのかな…」

だるまは、前田がやられたということは話さなかった。朝、前田の家に行ってみたら、風邪をひいたみたいで、今日は、学校を休むと、前田の父に言われていた。

ムクチが何か言おうとしたとき、ラッパッパの昭和とジャンボが教室に入ってきた。

「また、お前らか…。三年の教室に、ずかずか入ってくるもんやないで…。あつ姐は、今日は休みや」


「おはようございます。今日は、前田さんにではなく…」




吹奏楽部室ー


だるまと学ランが、昭和とジャンボに連れられ、部室に入ると、アニメ、ライスとともに、意外な二人がいた。

「お前らも、呼ばれたんかい?」

「だるま、学ラン、あんたたちも?」

「で、話って、何なんだい?」


歌舞伎シスターズの二人だった。


ラッパッパの四人が、だるま、学ラン、歌舞伎シスターズの前に対峙する。

「西の“ディーヴァ”が、東京を…、マジ女を狙ってきているのは、もうすでに、ご存知かと思います…」

昭和が、口を開いた。

だるまたちが、うなずく。

「…今後、マジ女との全面抗争に発展するおそれがあります。そのため…、前田さんには、ラッパッパの部長になっていただき、マジ女を指揮してもらいたいと考えています。そして、あなたたちが、四天王と名乗ること…、いまこの場で…、即刻、やめていただきたい!」

マジすか学園3☆#1ー10☆

「━━━━━━!!!」

深夜三時

声にならない叫びをあげ、眠りから覚めるジュリナ。

「また…、あの夢か」

夜毎、襲われる悪夢。血が騒ぐ。血を見ると我を忘れ、暴走してしまう。

いつ…

解放されるのだろう…


囚われているのかー。


ベッドから起き上がり、ガラステーブルの上のミネラルウォーターに手を伸ばす。


「お姉ちゃん…」


血の記憶。


グラスの水を一気に飲み干す。

いつ…


自由になれるのか…







#1 『赤の衝撃!Dの名の下に』 終