宮原機関区エリート機たちの厳しい世界(C62のおはなし) | HIDEKYUブログ

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 国鉄の最高ランクの列車、「つばめ」。1930年に東京~神戸間で運転を開始した超特急「燕」は、戦時中のブランクがありながらも、常に国鉄最高位の特別急行として君臨していました。そんな特急「つばめ」が、姉妹列車「はと」とともに、東京~大阪間、8時間で結び始めた1950年10月1日のダイヤ改正から、この特急「つばめ」「はと」の牽引には、C59では性能的に限界がきていて、調子のいいC62を浜松機関区と宮原機関区に集めて、この列車の牽引に充てました。

 そんな中、宮原機関区所属のC62は、さらに選別されて、ナンバープレートの色で区分されていました。調子の良い機関車は「赤」ナンバー、普通の機関車は「緑」、調子の良くない不調機は「黒」だったそうです。

 そして、この機関車、「C622」号機です。

 デフレクターに「つばめ」マークを付けた、まさに「つばめ」を牽引するために存在していた機関車だと思っていました。

 しかし、このナンバー、黒ナンバーなんですね。そうなんです、不調機やったんですね。

私、この2号機が率先して、「つばめ」に充当されていたのだと思っていたのですが、じつはそうでは無かったんですね。そういえば、この機関車が牽く「つばめ」の写真をあまり見かけないですね。蒸気機関車の世界も厳しかったんですね。

 模型のC622は、好調です。開封動画をYouTube で公開していますので、併せてお楽しみください。

 

 

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