C62に見るNゲージ技術革新35年の成果 | HIDEKYUブログ

HIDEKYUブログ

YouTubeで模型交通チャンネルと観光チャンネルを公開しております。
こちらのブログでは、YouTuberをやっていて、感じたことなどを書いていきます。

 ちょっと、重たいタイトルになりましたが、今回は、先日、入線しましたKATO 2017-8 C62 2東海道形についてのお話です。

 KATOの蒸気機関車。期待どおりの素晴らしい出来です。そして、今回、ご覧いただきたいのが、約35年前に手に入れましたKATO203 C62です。

 向かって左、ヘッドマークが無いのが旧ロットで、右が最新ロットになります。これが35年の技術革新の結果です。

やはり最新モデルはシャープでカッコイイですね。まず、一番の革新点はヘッドライトが点灯するようになりました。まぁ、これはずいぶん前からなんですが、約35年前には蒸気機関車のヘッドライトが光るなんて、夢にも思いませんでした。それぐらい加工が難しいものやと思い込んでいました。模型店によっては、ヘッドライト点灯加工した模型を販売していましたが、やはりお値段もそれ相応ということで、学生の分際では手の届かない商品でした。

 デフの「つばめ」マークなんですが、旧ロットがインレタ(自分で貼った割には出来がイイなぁ)に対して、新ロットは、出荷時から取付済みで厚みがあるんです。このちょっとした段差が、たまりません。老眼でハッキリとは見えないんですが、でも、この違いがイイんですね(笑)。

 あと、なんとなく旧ロットがスマートに見えないのが、オーバースケールの出来なんですね。これは蒸機に限らず、やはりモーターユニットを、この限られたスペースに収めるのは大変なことで、蒸気機関車は動輪が大きいのとその走り機構で、スペースがないのでどうしても大きくなりがちです。

 長さ方向にも違いが見られます。(手前が旧ロット)

 当時は、特急「つばめ」を牽かせるため、通常の電気機関車の倍ほどしましたが、がんばってお金貯めて買いました。よって、客車までは買えずで、大人になってから購入しております。

 まぁ、とはいえ、旧ロットも、なかなか雰囲気を捉えていますね。大型蒸機のC62だからこそ、オーバースケールが功を奏したのかも知れません。

 

 このC62 2号機の開封動画をYouTube で公開しておりますので、ぜひ、併せてお楽しみください。

 

 

本日もご覧いただきましてありがとうございました。

またのお越しをお待ちしております。