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蝶好きなhideのブログ

蝶を採ったり飼育したりするのが好きな62歳のおじさんのブログです。
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右下のテーマは、アゲハチョウ・シロチョウ・タテハチョウ・シジミチョウ・セセリチョウ・ジャノメチョウ・マダラチョウの順に並んでいます。

2025年5月4日よりキリシマミドリシジミの羽化が始まりました。

本当に美麗な蝶ですね。飼育の苦労も吹き飛びます。

 

地理的変異(箱根:短い尾状突起個体あり、対馬:♀青色鱗発達、屋久島:♀青色鱗発達、短い尾状突起)もありとても人気のある蝶です。

成虫は高所を高速で飛ぶので採集は困難ですが、採卵はひこばえや、比較的低い枝の新芽に産まれますので楽です。飼育は食草さえ確保できれば容易です。

ダラダラ孵化については根気強くやるしかありませんね・・・!

 

2025年5月4日羽化 佐賀県産 キリシマミドリシジミ ♂

 

2025年5月4日羽化 佐賀県産 キリシマミドリシジミ ♀

佐賀県産キリシマミドリシジミは早いものは2025年4月17日に蛹になりました。

4月20日時点ではまだ前蛹のものもいます。

すごく遅れて4月20日にようやく孵化した初齢幼虫もいます。

全部の卵を同じ条件で暖かい部屋に一斉に取り込んでもなぜか孵化時期が大きく異なります。

 

カシ食いのキリシマミドリシジミ、ヒサマツミドリシジミはこのようにダラダラ孵化の傾向にありますが、キリシマの方がヒサマツよりもより顕著な傾向にあります。

 

この時期アラカシの葉はほとんど大きく伸びきってしまっていますので、自宅庭の芽吹きの遅いウラジロガシの新芽を4月20日に孵化した幼虫に与えます。

キリシマの飼育は、こういったダラダラ孵化のために「面倒くさい」「やってられない」という人もいますが、美しい成虫を手に入れるには辛抱強く飼育するしかありません!

 

キリシマミドリシジミ 早いものは 2025年4月17日 蛹化

 

キリシマミドリシジミ 2025年4月20日 アラカシの葉裏の前蛹

 

キリシマミドリシジミ 2025年4月20日 孵化したばかりの初齢幼虫

 

キリシマミドリシジミ 2025年4月20日 孵化したばかりの初齢幼虫を庭から採取したウラジロガシの

新芽に付けました。

 

皆様ごぶさたしております。

2025年4月13日になりました。また今年もぼちぼちブログをはじめたいと思います。

よろしくお願いいたします。

今年2月佐賀県の蝶友の方から佐賀県産のキリシマミドリシジミの卵をいただきました。

今年は不作の年だったそうでかなり卵は少なかったそうです。

2025年3月25日に暖かいところに卵を置いたらば4日目に最初に5頭孵化しました。

その後最初の5頭の幼虫はプランター、庭の地植えのアラカシの新芽、新葉を与え順調に成長し終齢になりました。

 

しかしキリシマは孵化が幼虫によってかなり遅くなり、4月13日時点で未孵化の卵、孵化直前の卵、

3齢幼虫、終齢幼虫等々とダラダラ発生です。

ダラダラ発生の対策としては、いくつかあるプランターのアラカシを日陰に置いたり、家の玄関、暖房のある部屋に入れたりして、色々なステージの新芽、新葉を調達準備します。

 

2025年4月13日 孵化の近いキリシマミドリシジミ卵 中央 中心部が黒くなり幼虫の頭が見えている

 

2025年4月13日 アラカシの新葉上のキリシマミドリシジミ3齢幼虫

 

2025年4月13日 アラカシの新葉上のキリシマミドリシジミ終齢幼虫

 

2025年4月13日 アラカシの新葉上のキリシマミドリシジミ終齢幼虫 食欲旺盛

 

2025年4月13日 アラカシのプランター 

 

2025年4月13日 アラカシのプランター 上がほころびかけた新芽 

孵化幼虫はこういったほころびかけた新芽に食い込む

 

2025年4月13日 アラカシのプランター 中心の深緑色の3枚が成長した大型の新葉 3齢~終齢幼虫が好む 孵化幼虫にとっては葉が硬すぎて食べれない

 

2024年10月 新潟市産 スミナガシはその後無事に蛹になりました。

来春の羽化を楽しみに待ちたいと思います!

 

 

2024年9月16日です。

ちょっと車で1時間ほどの近場に採集に行く事にしました。

7月・8月は忙しく採集にはほとんど行けませんでした・・・・。

自然公園の近くです。スミナガシの幼虫はいないかなとやってまいりました。

 

昔に比べるとアワブキの木は結構切られて減っていました。

大きいアワブキだと10m以上の大木になっていますが、

2mほどの小さいアワブキに結構幼虫がみられました。

3齢~終齢とみられました。

少し持ち帰って飼育することにしました。

 

2024年9月16日 新潟市 自然公園近くのアワブキの木 2mほど 写真中央 幼虫が5頭いました。

 

2024年9月16日 新潟市 アワブキの葉上 スミナガシ終齢幼虫 角があり宇宙人の様?

 

2024年9月16日 新潟市 アワブキの葉上 スミナガシ終齢幼虫 角があり宇宙人の様?

 

2024年9月16日 スミナガシ終齢幼虫 発砲スチロールの容器で飼います。

 

2024年9月16日 スミナガシ終齢幼虫 発砲スチロールの容器で飼います。

 

2024年8月1日 西表島産のジャコウアゲハです。

順調に育って無事蛹になりました。

新潟市の実家の庭のウマノスズクサを使って飼育してきました。

そのウマノスズクサに付いていた新潟市産のジャコウアゲハも蛹になりました。

蛹の色が一目瞭然異なります。

西表島産は茶色、新潟市産は黄色です。

8月3日に♂が羽化、8月6日に♀が羽化しました。

西表島産の♀から採卵し新潟市のウマノスズクサで無事羽化させる事が

出来て大満足です。

 

2024年8月1日 ジャコウアゲハ蛹 左:西表島産 茶色 右:新潟市産 黄色

 

2024年8月3日羽化 西表島産 ジャコウアゲハ ♂ 裏面

 

2024年8月6日羽化 西表島産 ジャコウアゲハ ♀ 裏面

 

2024年8月6日羽化 西表島産 ジャコウアゲハ ♀ 表面 

本州産よりも黒化しています。

2024年7月21日 西表島産のジャコウアゲハの幼虫です。

新潟市の実家の裏庭に生えているウマノスズクサを採ってきて与えています。

10年以上前にウマノスズクサの小さなプランターを実家の庭に1つぽんと置いておいたところ、いつの間にか裏庭の一面にウマノスズクサが繁茂するようになりました。

今年はジャコウアゲハが自然飛来し沢山の幼虫がウマノスズクサに見られています。

西表島の幼虫と混ざらないように飼わなくてはいけませんね・・・。

しかし終齢幼虫をよくみると新潟市産と西表島産と微妙に斑紋が異なるのがわかり面白いです。

 

2024年7月21日 実家の裏庭に繁茂するウマノスズクサ

 

2024年7月21日 実家の裏庭に繁茂するウマノスズクサ

 

2024年7月21日 西表島産 ジャコウアゲハ 終齢幼虫

全体的に黒っぽい 頭部の突起は鮮明な赤色

 

2024年7月21日 西表島産 ジャコウアゲハ 終齢幼虫

全体的に黒っぽい 頭部の突起は鮮明な赤色

 

2024年7月21日 新潟市産 ジャコウアゲハ 終齢幼虫

背部に灰色の模様が目立つ  頭部の突起はピンク色

 

2024年7月21日 

西表島産 ジャコウアゲハ 終齢幼虫 奥

新潟市産 ジャコウアゲハ 終齢幼虫 手前

 

2024年7月21日 

西表島産 ジャコウアゲハ 終齢幼虫 奥

新潟市産 ジャコウアゲハ 終齢幼虫 手前

2024年7月5日 西表島産のジャコウアゲハは孵化後、順調にウマノスズクサを食べてくれてほっと一安心です。

いつもの発泡スチロールの容器で飼っています。

順調に育ってきました。

ジャコウアゲハの幼虫は、共食いする習性があると生態図鑑に書いてあります。

脱皮前の幼虫や前蛹、蛹が他の幼虫に食べられるそうです。

成長の異なる幼虫や、あまりに密に飼う事は避けた方がいいでしょう。

 

2024年7月5日 西表島産 ジャコウアゲハ幼虫 ウマノスズクサを食す

 

2024年7月7日 西表島産 ジャコウアゲハ幼虫 ウマノスズクサを食す

 

2024年7月14日 西表島産 ジャコウアゲハ幼虫 終齢 ウマノスズクサを食す

 

2024年7月14日 西表島産 ジャコウアゲハ幼虫 終齢 ウマノスズクサを食す

2024年6月19日~6月23日の西表島採集は全体的に蝶の数が少なく、マダラ類の迷蝶も全くみられませんでした。やや寂しい感じでしたが、何か飼育するものを求めて林道をあちこち歩きました。

6月19日にジャコウアゲハの♀を採りましたので持ち帰って飼育することにしました。

西表島のジャコウアゲハは八重山亜種で♀の黒化が顕著で、幼虫はリュウキュウウマノスズクサを食します。

西表島や石垣島のリュウキュウウマノスズクサの葉を食しているいるジャコウアゲハの幼虫を本州に持ち帰ってふつうのウマノスズクサで飼育しようとするとうまく食さない事があります。

しかし成虫♀を持ち帰って本州のウマノスズクサに産卵させて初齢幼虫から育てるとうまくいくと以前蝶友が言っていました。

今回、飼育を試してみる事にしました。

持ち帰った♀は、居住地の新潟市から採取してきたウマノスズクサの葉に沢山産卵してくれました。

 

2024年6月29日 西表島産 ジャコウアゲハ♀ 産卵し亡くなられた後

 

2024年6月29日 新潟市産 ウマノスズクサの葉 

西表島産のジャコウアゲハ♀が卵を産んでくれました。

 

2024年6月29日 新潟市産 ウマノスズクサの葉 

西表島産のジャコウアゲハ♀が卵を産んでくれました。

 

2024年6月29日 新潟市産 ウマノスズクサの葉 

西表島産のジャコウアゲハ♀が卵を産んでくれました。

2024年7月21日 石垣島産 スミナガシが無事羽化しました(^_^)。

♂かな?

 

2024年7月21日 石垣島産 スミナガシ 羽化直前の黒ずんだ蛹

 

2024年7月21日 石垣島産 スミナガシ 羽化