佐賀県産キリシマミドリシジミは早いものは2025年4月17日に蛹になりました。
4月20日時点ではまだ前蛹のものもいます。
すごく遅れて4月20日にようやく孵化した初齢幼虫もいます。
全部の卵を同じ条件で暖かい部屋に一斉に取り込んでもなぜか孵化時期が大きく異なります。
カシ食いのキリシマミドリシジミ、ヒサマツミドリシジミはこのようにダラダラ孵化の傾向にありますが、キリシマの方がヒサマツよりもより顕著な傾向にあります。
この時期アラカシの葉はほとんど大きく伸びきってしまっていますので、自宅庭の芽吹きの遅いウラジロガシの新芽を4月20日に孵化した幼虫に与えます。
キリシマの飼育は、こういったダラダラ孵化のために「面倒くさい」「やってられない」という人もいますが、美しい成虫を手に入れるには辛抱強く飼育するしかありません!
キリシマミドリシジミ 早いものは 2025年4月17日 蛹化
キリシマミドリシジミ 2025年4月20日 アラカシの葉裏の前蛹
キリシマミドリシジミ 2025年4月20日 孵化したばかりの初齢幼虫
キリシマミドリシジミ 2025年4月20日 孵化したばかりの初齢幼虫を庭から採取したウラジロガシの
新芽に付けました。