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蝶好きなhideのブログ

蝶を採ったり飼育したりするのが好きな62歳のおじさんのブログです。
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右下のテーマは、アゲハチョウ・シロチョウ・タテハチョウ・シジミチョウ・セセリチョウ・ジャノメチョウ・マダラチョウの順に並んでいます。

2021年5月1日 佐賀県産キリシマミドリシジミ幼虫です。

ヒサマツミドリの飼育に気を取られ写真をあまり撮っていませんでした。

アラカシの葉を当初は与えていましたが、だんだんアラカシの葉は大きく展張し硬くなってきましたので、その後は庭にあるウラジロガシの植木の新葉を使っています。

順調に食しています。

アラカシよりもウラジロガシの方が芽吹きが遅いので孵化が遅め傾向のキリシマミドリの飼育には便利です。

 

2021年5月1日 アラカシのプランター 赤い葉が新葉 かなり展張し硬くなっている。

 

2021年5月1日 自宅庭のウラジロガシ 造園屋さんにお願いして植えてもらって確か8年位たったか? 樹高約2.5メートル

ゼフィルスの飼育用にはアラカシ、ウラジロガシ、アカガシの植木、プランターがあると色々便利です。アラカシは芽吹きが早く、ウラジロガシ、アカガシは芽吹きが遅目です。

間違ってもシラカシは植えてはいけません。シラカシはゼフィルス幼虫は好みません・・・!

 

2021年5月1日 自宅庭のウラジロガシ 赤い新葉

 

2021年5月1日 ウラジロガシの赤い新葉を食すキリシマミドリシジミ幼虫

 

2021年5月1日 ウラジロガシの赤い新葉を食すキリシマミドリシジミ幼虫

2021年4月 佐賀県産キリシマミドリシジミです。

3月27日より冷蔵庫より取り出しエアコンで暖かくした部屋に置いておきました(写真1枚目)。

4月10日より卵に穴が空きました(写真2枚目)。

4月12日には幼虫の頭部が見え始めました(写真3枚目の矢印部分が幼虫の頭部の見える卵)。

4月14日より徐々に孵化が始まりました。

 

2021年3月27日より冷蔵庫より取り出しエアコンで暖かくした部屋に置いておきました。

卵は枝から大きく切り取り、霧吹きで濡らした料理用の油こし紙(直径15.5㎝)の上に並べました。

 

2021年4月10日 下側の卵に小さな穴が空いた。

 

2021年4月12日には幼虫の頭部が見え始めました。 

矢印部分が幼虫の頭部の見える卵。頭部が光に反射してきらりと光る。

 

2021年5月1日 長野県産コヒョウモンモドキ幼虫は、クガイソウで育てていました。

まだ蛹化前の終齢幼虫が20ほど残っていましたが、クガイソウの葉を食い尽くしてしまいました。

蛹化後半の幼虫は♀が多いために♂よりも食欲旺盛で葉がなくなりました。

クガイソウはもう手元にないので代用食のオオバコを採りに農道に車ででかけました。

オオバコはアオタテハモドキの幼虫、メスアカムラサキの幼虫も代用食として使える便利な植物です。

写真4・5枚目 幼虫に与えるとちゃんと食べてくれて一安心です。

 

 

 

 

 

 

2021年4月29日です。

長野県産コヒョウモンモドキは順調に成長し終齢(7齢)幼虫、前蛹、蛹と各ステージが見られます。

蛹化は飼育ネットの天井、側面にしています。

クガイソウで育てていました。クガイソウはインターネットで園芸店(大阪、愛媛県等)から購入しました。

時々園芸店から購入した植物(ミカン、コンロンカ等)には農薬が葉に吹き付けられていたり根元から

液体の浸透性の農薬が投与されています。以前ルリタテハ飼育用に園芸店から購入したホトトギスでは全幼虫が終齢まで行ったものの蛹化できず死亡しました。根元から液体の農薬が投与されていたと思われました。

今回使用したクガイソウでは特に農薬の影響はなかったようです。

今後の羽化が楽しみです。

 

 

 

 

 

2021年4月24日 新潟県産 ヒサマツミドリシジミ ♀が無事羽化しました。

合計♂1頭 ♀1頭の羽化です。1蛹は死亡した感じです。

2020年から苦労していましたが、1ペア羽化して大変嬉しいです(^_^)!

2020年10月4日に産地の河原でヒサマツ♀らしきものが急に目の前に現れ飛び去りました。とっさの事でうまくネットが振れず逃がしてしまいずっと悔しい思いをしていました。

あの時のオレンジと青のコントラストがずっと脳裏から離れず悶々とした日々を過ごしました。

これで満足しました・・・!

 

2021年4月24日 新潟県産 ヒサマツミドリシジミ ♀羽化

 

2021年4月24日 新潟県産 ヒサマツミドリシジミ ♀羽化

2021年4月19日 新潟県産ヒサマツミドリシジミ蛹です。蛹になったのは4月8日でした。

蛹が黒ずんできて羽化前の兆候が見られてきています。

その後なかなか羽化しないので気を揉んでいましたが、4月23日に無事♂が羽化しました。

後翅の白いV字のライン、長い尾状突起に気品があります。

初めてのヒサマツの飼育なので感無量です!

今後♀が羽化してくれれば言う事ありません!

 

2021年4月19日 新潟県産ヒサマツミドリシジミ蛹 

頭部・翅の部分が黒ずんできて羽化の兆候が見られる

 

2021年4月23日 新潟県産ヒサマツミドリシジミ ♂羽化

 

2021年4月23日 新潟県産ヒサマツミドリシジミ ♂羽化

2021年4月19日です。長野県産コヒョウモンモドキ幼虫です。

幼虫の成長には結構ばらつきがあります。

コヒョウモンモドキは4齢で越冬し7齢で蛹になるとの事。

早いものは6齢、遅いものは5齢くらいでしょうか。

クガイソウやツルカノコソウを食してグングン成長しています。

 

2021年4月19日 長野県産コヒョウモンモドキ幼虫 6齢

 

2021年4月19日 長野県産コヒョウモンモドキ幼虫 5齢 ツルカノコソウ葉上

 

2021年4月19日 長野県産コヒョウモンモドキ幼虫 6齢 クガイソウ葉上

 

2021年4月19日 長野県産コヒョウモンモドキ幼虫 5齢~6齢

結構ネット上で集団で静止しています。摂食時は葉に移動。ネット上で脱皮もよくします。

 

2021年4月19日 長野県産コヒョウモンモドキ幼虫 6齢

クガイソウの葉をよく食す。

 

2021年4月11日 コヒョウモンモドキ幼虫です。

クガイソウ、ツルカノコソウを一緒に植えたプランターにネット掛けして幼虫を放ちました。

コヒョウモンモドキ幼虫は飼育容器では蒸れで幼虫が死亡したり成虫が小さくなる傾向にあるので、幼虫がある程度大きくなったらプランターネット掛け飼育がいいでしょう。

当然本来の食草のクガイソウはよく食べています。

ツルカノコソウもよく食べており意外な事に花を好んで食べていました。初めは花は不要だろうからカットしようかとも思っていましたがそのままにしておいてよかったです(^^;)。

 

2021年4月11日 コヒョウモンモドキ幼虫 左ツルカノコソウ 右クガイソウ

 

2021年4月11日 コヒョウモンモドキ幼虫 クガイソウ葉上

 

2021年4月11日 コヒョウモンモドキ幼虫 クガイソウ葉を食し茎に静止する幼虫達

 

2021年4月11日 コヒョウモンモドキ幼虫 ツルカノコソウの花

 

2021年4月11日 コヒョウモンモドキ幼虫 ツルカノコソウの花をほとんど食べ尽した

 

2021年4月10日 コヒョウモンモドキ幼虫です。

むしオークション(当ブログの右下のブックマーク参照)で、ツルカノコソウというオミナエシ科の植物が販売されていたので買ってみました。

ツルカノコソウ・カノコソウは本来はウスイロヒョウモンモドキの食草ですが、ネットを見ているとコヒョウモンモドキの幼虫も食するとの記載を見ましたので試してみる事に。

葉が大きいので食べてくれると有難いです。

結果としてよく食べてくれました。ラッキーです(^_^)。

以下の写真はツルカノコソウ(白いかわいい花をつけています)とそれを食するコヒョウモンモドキの幼虫です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年4月6日です。越冬から目覚めたコヒョウモンモドキの幼虫達には最初はオオイヌノフグリを与えていました。

だんだんと幼虫が成長するにつれて葉を食べる量が増えてくるので本来の食草であるクガイソウを

用意しました。2020年にインターネットで園芸店より購入したものが越冬し新芽を出してきています。

冬に枝葉は枯れてしまいますが宿根草ですので春になると新芽を出してきます。

野外に置いてあったものを暖房の効いた部屋に取り込み葉の成長を促します。

クガイソウは園芸種としても有名で、庭木、茶花等に使われるので入手も容易ですし丈夫で栽培も容易です。

自然界ではよく蝶がクガイソウの紫色の美しい花に吸蜜に訪れます。

近年はクガイソウは鹿による食害で数を減じているそうでコヒョウモンモドキの発生も年々少なくなってきているそうです。