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蝶好きなhideのブログ

蝶を採ったり飼育したりするのが好きな62歳のおじさんのブログです。
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右下のテーマは、アゲハチョウ・シロチョウ・タテハチョウ・シジミチョウ・セセリチョウ・ジャノメチョウ・マダラチョウの順に並んでいます。

2022年5月長野県産 ウラジャノメ幼虫です。

ヒメノガリヤスを食し順調に育ってきました。

5月5日には1頭が前蛹、1頭が蛹となりました。羽化までもう少しです。

 

2022年5月1日 自宅の2階のベランダ 蝶の食草ばかり所狭しと並んでいます。

1階にはもっと沢山の食草が地植え、プランター等で並んでいます。

家族には「もう少し整理せんかい!」と怒られています。

 

2022年5月1日 ウラジャノメ 終齢幼虫

 

2022年5月1日 ウラジャノメ 終齢幼虫 体が透き通り前蛹状態

 

2022年5月5日 ウラジャノメ ヒメノガリヤスの茎にて前蛹となる

 

2022年5月5日 ウラジャノメ ヒメノガリヤスの茎にて蛹となる

 

2022年4月9日 その後の長野県産ウラジャノメ幼虫です。

ヒカゲスゲの葉を順調に食しています。

ヒカゲスゲは葉が細く幼虫が食べれる葉量は限られています。

4月13日にヒメノガリヤスに幼虫を付け替えることにしました。

 

2022年4月9日 長野県産ウラジャノメ幼虫 2頭 ヒカゲスゲを食す

 

2022年4月9日 長野県産ウラジャノメ幼虫 2頭 ヒカゲスゲを食す

 

2022年4月13日 ヒメノガリヤスのプランター 以前ツマジロウラジャノメの飼育に使用してました

 

2022年4月13日 ヒメノガリヤスを食すウラジャノメ幼虫

 

2022年4月20日 ヒメノガリヤスを食すウラジャノメ幼虫 だいぶ成長しました

 

ウラジャノメは地味な蝶ですが分布(北海道、本州)が結構限られており、そう沢山数が生息している種類ではありません。私は北海道で初めて成虫を採りました。

♀を捕らえると三角紙の中にも結構ポロポロと卵を産んでくれる位、採卵は簡単な種類です。

飼育は今まで何回かチャレンジしましたが、幼虫の越冬に失敗してうまくいった試しがありませんでした((+_+))!

2021年7月に長野県で採ったウラジャノメ♀をヒカケゲスゲを植えたプランターにネット掛けして放ち、

冬場は庭に放置していました。特に幼虫は確認せずにいました。

2022年4月2日にそのプランターをみるとラッキーーな事にウラジャノメの幼虫が2頭おりました。

これはうまく羽化までもっていきたいところです・・・!

 

2022年4月2日 ヒカゲスゲを植えたプランター

 

2022年4月2日 ヒカゲスゲを植えたプランター 土の上で丸まるウラジャノメ幼虫。

 

2022年5月 佐賀県産キリシマミドリシジミ幼虫です。

5月7日にウラジロガシの葉上で前蛹となり、その後5月8日に蛹化しました。

羽化が楽しみです(^_^)!

 

2022年5月7日 佐賀県産キリシマミドリシジミ 前蛹

 

2022年5月7日 佐賀県産キリシマミドリシジミ 前蛹

 

2022年5月8日 佐賀県産キリシマミドリシジミ 蛹化 直後

 

2022年5月8日 佐賀県産キリシマミドリシジミ 蛹

 

2022年5月8日 佐賀県産キリシマミドリシジミ 蛹

2022年5月3日(憲法記念日) ゴールデンウィークですが、仕事が結構入っており休みがとれずフィールドに出かけられずストレスがたまります・・・。

佐賀県産キリシマミドリシジミ幼虫です。自宅の庭のウラジロガシの新葉を与えています。早いものは終齢になりました。

もう少しで蛹になるでしょう。

蝶屋としては誰でもキリシマミドリシジミ、ヒサマツミドリシジミには憧れを持ちますよね(^_^)!

 

2022年5月3日 ウラジロガシの新葉

 

2022年5月3日 ウラジロガシ新葉を食する佐賀県産 キリシマミドリシジミ終齢幼虫

 

2022年5月3日 ウラジロガシ新葉を食する佐賀県産 キリシマミドリシジミ終齢幼虫

 

2022年5月3日 ウラジロガシ新葉を食する佐賀県産 キリシマミドリシジミ亜終齢(?)幼虫

 

2022年4月2日です。昨年採取したヒサマツミドリシジミの卵です。

実はその後、越冬の管理が悪く、乾燥気味だったため全て孵化しませんでした。

4月以降に暖かい場所に置き孵化を待っていましたが、結局卵は黒化してカビが生えて全滅でした。

大変残念でしたが、またチャレンジしたいと思います。

 

2022年4月27日佐賀県産キリシマミドリシジミ幼虫です。

ウラジロガシの新芽、新葉を順調に食しています。

うまく羽化までもっていきたいです・・・!

 

 

 

2021年10月31日に採取した佐賀県産キリシマミドリシジミ卵は、2022年4月1日より室内の暖かい場所に置いて孵化を待ちました。

キリシマミドリは孵化が他のゼフィルスに比べてかなり遅いです。

普通のゼフィルスは越冬卵を暖かい室内に置くと大体4~7日で孵化します。

なかなか孵化せず気をもんでいましたがようやく最初の1頭目が4月21日に孵化しました。

キリシマミドリは特に越冬管理時の湿度が低めだと卵が死んだり孵化までに時間がかかるといわれています。

 

その後もポツポツと孵化しましたが孵化率はよくありませんでした。私の冬場の卵の管理が悪く湿度不足が原因かと思われました。

この時期は庭のアラカシは葉が伸びすぎてしまい使えなかったので、庭のウラジロガシの新芽を使いました。

 

2022年4月20日 孵化を待つキリシマミドリ卵 アラカシの新葉を入れると孵化が促進されると聞き

試しています。孵化した幼虫はアラカシの葉の上に移動している事が多く回収が楽です。

丸い白い紙はホームセンターで売っている台所用の「油こし紙」です(水分保湿用)。

 

2022年4月21日 孵化したキリシマミドリシジミ幼虫 アラカシの新葉上(中央)

 

2022年4月21日 孵化したキリシマミドリシジミ幼虫

 

2022年4月21日 庭のアラカシの木

 

2022年4月21日 庭のアラカシの木 葉がもうかなり伸びていて初齢幼虫はとても食べられません。

 

2022年4月22日 庭のウラジロガシの木 新芽がほころびはじめて調度使える感じ

ミヤマカラスシジミはその後順調に蛹化し、4月15日より羽化し始めました。

羽化した♂の写真は撮り損ねてしまいました。

写真は2022年4月21日羽化の♀です。ボリュームのある翅形です。

ミヤマカラスシジミは目立たない蝶ですが、真夏に見られる愛らしいシジミチョウです(^_^)!

 

2022年3月 ミヤマカラスシジミ幼虫です。

室内はエアコンで24時間室温25度に設定してあります。

ゼフやミヤマカラスシジミ等のシジミ類の越冬卵の室内飼育は、日中はエアコンで25度前後、夜間はエアコンを切って18度前後というやり方もあります。

私は飼育時間短縮のためにエアコンで24時間室温25度に設定で、孵化から蛹まで一気に育てました。

早いものは4月4日に蛹になりました。野外産並みの十分な大きさの蛹です。

3月13日孵化ですからあっという間に蛹になったという感じです。

 

2022年3月26日 ミヤマカラスシジミ 亜終齢幼虫

 

2022年3月30日 ミヤマカラスシジミ 亜終齢幼虫 原色日本蝶類生態図鑑(Ⅲ)にはミヤマカラススジミ幼虫は共食いの習性が強いと書いてありますが食草が十分あれば大丈夫な気がしました(若齢だと共食いする?)。一応共食いには気を付けた方がよいでしょう。

 

2022年4月4日 ミヤマカラスシジミ 終齢幼虫 

 

2022年4月4日 ミヤマカラスシジミ 前蛹

 

2022年4月4日 ミヤマカラスシジミ 蛹 食樹の枝上や葉上に好んで蛹化