ふらっと、ZV-E10を持ち出して散歩しながら街撮りしました。

その時のピクチャープロファイルの設定はPP10です。

 

 

PP10と言えば、デフォルトでHLG設定だったのを思い出し、編集時に「これって、HDR映像作れるよね」とDavinci Resolve の設定を確認しました。

 

試行錯誤の結果、HDR映像が作成できました。
(HDR対応のモニター、スマートフォン、TV等でご覧ください。非対応ではHDRの効果は得られません。)

 

 

 

HDRにすると、奥行きが出ますね。

明るさのダイナミックレンジが広くなり、その場の雰囲気の再現性が拡大します。

 

思いつきで撮ったものも、ここまで再現できるのなら、
と思い、今度はa7RVを持ち出し撮影してきました。

 

 

 

森の中の暗い部分と、晴天の明るい部分の差がフラットにならず、臨場感があります。

HDRすごいですね。

 

シネマティックでフラットな映像も好きなのですが、
このようにリアリティが高い映像もいいな、と思いました。

 

ふと、4K放送はどうなっているのかと、放送番組をいくつか見てみました。

NHK大河ドラマの4K放送はHDRだったんですね、今まで気が付きませんでした。

 

なんで、そんなコントラストの強い光の場所で撮るのか、と思っていたらHDRならその再現性が高まりますよね。

他、大自然の迫力を表現するような番組でもHDRのものがありました。

ふと、クルーのカメラがチラッと写ったり、カメラマンの影がチラッと写った時、ミラーレス一眼や、シネマカメラが確認できました。4K HDRの撮影現場では、活躍しているんですね。

 

4K HDR の映画もUHDディスクで観てみました。やはり臨場感が増します。

 

4K映像で販促映像を作る時、目的や対象によってこのHDRも活かせそうです。

桜が満開になり、ZV-E10で動画を撮影しました。

 

ちょうど、今月で使い始めて1年です。
昨年は桜の開花が早く、このカメラでの桜の撮影は今年が初めてです。

 

手軽に持ち出して撮れるのが、ZV-E10のいいところですので、
ミニマムの装備で出かけました。

 

 

標準ズームがお手軽ですが、

今回レンズは、35mmと20mmの2本を持って出かけました。

 

うっかり、NDフィルターを忘れてしまったので、
マニュアルモードで、シャッタースピードと絞りを駆使して撮りました。

 

手軽に撮れるZV-E10なので、
NDフィルターを付けてプログラムモードで撮るのもいいと思います。

 

花のアップは35mmレンズを使って、
もう少し寄りたい時は、全画素超解像度ズームを使っています。

 

ピクチャープロファイルはOFFで、
編集時にいじってシネマティックな雰囲気に仕上げました。

 

風が結構吹いていたので、
現場音は一切使用せず、BGMを被せています。

 

特にこだわって撮っていません。
手軽に撮れるのがZV-E10のいいところですので、
気負わず、色々カメラを向けて撮りました。

 

約1分40秒ほどのショートムービーです。

 

 

 

 

これくらいのショートムービーを、たくさん作ってみてはいかがでしょう。

 

気軽に撮れるのがZV-E10、チカラの入った作品作りもいいですが、
サッと撮って、サッと編集、1〜2分のショートムービーを作る。
 

楽しみましょう

 

 

 

 

 

 

カメラを使っていると、
「さすがプロは違うな、マニュアル撮影か」
と、言われることがあります。

 

マニュアル以外にも、絞り優先も、シャタースピード優先も、プログラムモードも使います。

使い分けをしています。

 

マニュアル撮影についてよく聞かれるので、私なりの考え方をご案内します。

 

マニュアル撮影は、主にカットごとに設定が変わりたくない時に使います。設定のどれか一つでもオートになっていると、カメラがその時のカットに応じて自動で設定します。そうなりたくない時に使います。

 

マニュアル撮影では、絞り、シャッタースピード、ISO、ホワイトバランスを調整します。(カメラによっては、この他にも自動で調整する項目があったりしますが、全てマニュアルにします)

 

ホワイトバランスは、屋外なら太陽光のプリセットをよく使います。物撮りではマニュアルで設定します。これは、特に映像屋が気にするところではないでしょうか。

 

ISOを決めます。屋外なら100が多いです。屋内なら400くらいまでで、状況に応じて可能な範囲で上げます。

 

ここからは、撮る目的に応じて設定を変えます。

 

静止物で、全体にピントを合わせたいときは絞りを深く、背景をぼかして取りたい時は絞りを浅くします。焦点距離と合わせてバランスをとります。絞り具合で光の調整をして撮ることもあります。

 

動くものであれば、ピタリと止めたい時はシャッタースピードを早く、流れるようにとりたい時は遅くします。花火はバルブシャッターを使います。

 

面倒でしょ。

 

ケースによっては、絞り優先、シャッタースピード優先が便利です。

 

絞りで背景をぼかして撮りたい時は、絞り優先でF値を小さく設定して撮ります。

滝の水を流れるように撮りたい時は、シャッタースピードを遅く設定して撮ります。

 

旅行に出掛けて、思い出をたくさんサッと撮りたい時はプログラムモードが便利です。街撮りも、このモードをよく使います。

 

マニュアルだけにこだわらなくても、撮る目的や被写体に応じてモードを変えて撮るのがいいと思います。

どう撮ったかよりも、どんな写真が撮れたかが大事ですよね。

 

販促支援の仕事をしていると、常にマーケティングの視点が欠かせません。

 

企画はもちろんのこと、コピーを書くにも、写真や映像を撮るにも、必要不可欠な重要な要素です。

 

ここでは写真の話をします。

 

販促支援に求められるのは成果です。すごくキレイな写真でも、販促では必ずしも使えるかといえばそうではありません。

 

例えば、りんごひとつをとっても、
「赤く実っています」と伝えたいのか、
「たくさん実って豊作です」と伝えたいのか、
「蜜がたくさん入ってて、美味しいです」と伝えたいのか、
それぞれ撮り方が変わります。

 

プランナーは常にマーケティングの視点で見ます。どうすれば、そう「伝わる」か。そうしてフォトグラファー(カメラマン)に指示します。

 

これをまとめて行うのが「マーケティング・フォトグラファー」です。

 

マーケティング・フォトグラファーの仕事は「伝わる」写真を撮ること。

 

二つのスキルがつながりました。

 

以前、動画用カメラをFX30にNX80から替えたことを記事で書きましたが、そのFX30を手放して新しいカメラを導入しました。

そのカメラについては、いずれご案内することにして今回は長く使用しているソニーのミラーレスカメラa7IIIについてのお話です。

 

 

a7IIIを導入し、大活躍してくれています。

商品撮影、料理の撮影、プロフィール写真など、仕事の現場で大活躍です。

 

ところが、動画撮影に使ったことがありません。写真専用で使用してきました。

なぜか、

なんとなく気持ちがビデオカメラに行ってしまいます。ミラーレス一眼で撮るなんて・・・と正直思っていました。

 

撮ればキレイなことはわかっているのですが、長年ビデオカメラの感覚が抜けないというか、なんというか・・・

しかし、FX30がいいクッションになってくれたように思います。

 

FX30は私にとって理想的なカメラでした。が、ここまでの機能が必要なのかといえば、そうでもなく、必ずFX30じゃないといけないのか、というと私の仕事の現場では必要ないのです。

そこで、よく考えて、考え抜いてカメラを替えることにしたのですが、ふと、a7IIIに目が行きました。

 

これって、動画撮れるよね。

 

撮ってみました。

 

 

めっちゃキレイやん

 

季節が季節なので派手な画ではありませんが、質感がよく出ています。

 

なんで今まで使わなかったのでしょう。

 

これは使わない手はありません。

SONY a7IIIさん、ごめんなさい。

 

先の動画は、たまたま写真を撮る際についでに撮ったもので、なんのストーリーも考えていません。撮った4カットを繋いだだけですのでご了承を。

 

さて、問題が一つ残っています。「音」の問題です。

 

プロの現場に適応できる装備、FX30やNX80と同等の装備をこれから考えます。